準・究極の選択

 今年の一月に父が往生した事を気に、仏事に関心を持つようになった者です。(昨年までは、仏壇に月に一度手を合わせる位でした。)
 宗派は、真宗大谷派です。地域は横浜です。
報恩講というおつとめがあるのも、今年に入ってから知りました。
 いままでは、春秋の彼岸とお盆にお手次寺のご住職が、我が家のお内佛にいらして下さっています。
 報恩講は、「自宅のお内佛の前でお手次のご住職をお招きして、勤行・法話をお願いするとよい。」と(東本願寺発行の)本で読み、お願いしようかと考えています。
 門徒報恩講を行うとすれば、11月の父の月命日のあたりに行おうと考えています。
報恩講の時の荘厳の仕方は、その本に書いてあったので分かります。

・いつ頃までに、ご住職にお願いすればよいのか?
・(俗な話ですが)お布施の目安は、どの位でしょうか?表書きは?
・御車料も包むのが慣例になっているとインターネットで知りました。お手次寺から我が家までは、車で15分くらいです。
・御正忌報恩講(11月21日~28日) の時の、お内佛の荘厳はどうすればよいのか?(平常の荘厳?五具足の荘厳?)
・その他のアドバイスがあれば、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

門徒寺役員です。


> 寺院で行われる法要は、今年の春季彼岸会に、初めて参加しま
> した。これからも可能な限り、お参りしたいと思います。
そうですね。真宗寺院は毎月法座やお講さまがあります。特に大事なのが報恩講さん、永代経さん次いでお盆、そのあとがお彼岸です。

> 自分のお手次寺の報恩講の日に、我が家のお内佛も荘厳して
> 報恩謝徳のお勤めを行うという事は無意味な事でしょうか?
よろしいと思いますよ。ご自身の調声で帰宅後家族のミニ報恩講をされても良いでしょう。

>真宗は、形にこだわる教えでは無く、信心が大事であるという事
はい、自分の信じる意味の信心ではなく、如来より賜る信心が大切で、そのためには
仏願の正起本末(南無阿彌陀佛のおいわれ)を聞かせていただくと言う聴聞を大事にします。ですから仏事の重点は読経より法話を聞くことにあります。

合掌
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
役員の方の御意見、大変参考になりました。
やはり、報恩講が一番大事にすべき法要なのですね。去年まで、その法要自体を知らず、まだ一度も参加した事がありません。まずは、お寺の法要に参加したいと思います。家では、ミニ報恩講からはじめて、その法要の意味を味わえるようになってからでも、在家報恩講を行うのは遅くはなさそうですね。
 来月は、別院の盂蘭盆会・お手次寺の盂蘭盆会法要(新盆)に参加して、法話を伺いたいと思います。

お礼日時:2007/06/25 21:57

横浜は、元の鎌倉郡(瀬谷・戸塚など)の地域は浄土真宗が禁止されていた地域でもあり浄土真宗の寺院が非常に少ない地域です。

人口比率で真宗の盛んな地域の30分の1とか50分の1しか寺院がありません。
そのため、本山の出版物等で紹介されている行事が真宗の盛んな地域(各町内に真宗寺院があるような地域)の例には行かないことも多いと思います。
私も横浜の大谷派寺院の報恩講さんに講師として毎年出講させて頂いておりますが、昼夜数日間続く田舎の寺院とはかなり趣が異なります。
門徒さんの報恩講も田舎では広い仏間で、本家筋の家の場合には親族全員と近隣の町内の方などが集まり、仏旗を掲げ、幕を張り、都会の小さな寺院並みに盛大に行われますが、関東ではほとんど聞いたことがありません。
たぶんFliperさんは、ご自宅での都会の年回法要程度にお考えだと思いますので、それはそれでよいご縁ですからお願いするのが良いと思います。
・すぐに相談に伺って、日程調整は2~3ヶ月程度前に調整した方がよいです。御正忌の時期は住職も門徒さんと一緒に本山に参詣しますし、その前には「お取り越し報恩講」として、自己の寺院行事、東京教区の真宗会館での報恩講や近隣の組内(そない)寺院とのお参り合いもあり忙しい時期であると思います。
お布施の目安は、ご講師をどうするかとか、規模や差定などの主催者としてどう執り行うのかとの問題で数十倍も異なりますが。
こ家族・親族数名だけで簡単に「法要+法座1座+お斎(計3~4時間)を所属寺住職に依頼する程度なら、年回法要+α程度(5~10)で考えても良いと思います。御車料は5千円と言う方が多いですね。
なお、都会ですと土日に法事が集中するので、法務員がいる寺院で無い限り土日の日中に行うことは時間的にかなり困難であるとも思います。その意味でも事前に相談が必要だと思います。特に住職1人だけの寺院ですと門徒さんの葬儀が入れば日程変更になりますしね。
・本山・真宗本廟で御正忌報恩講が行われている期間は、建前上はFliperさんも本山にお参りに出向いているはずの日です。お内佛の荘厳は平常時の荘厳です。
自宅の報恩講より所属寺の報恩講出席が優先です。その上で、自宅でも行うものです。
寺の年間の三大法要(報恩講、永代経、歓喜会)と毎月の定例法座、婦人会や壮年会の行事出席をまずは優先してください。そうで無いと重みの点で順序が逆になりかねません。
横浜では、報恩講用の朱の和蝋燭を販売している仏具店が少ないので、場合によっては京都から取り寄せをしなければなりません。
お斎も小豆ご飯などにするといっそう報恩講らしくなります。
華束を供えるなら前日から作らないとです。
仏花も重要な法要ですので立花式で松一式、立花の真は巻真・笠真または梅真とするのが良いのですが無理なら通常の捌真や雑花式で。
がんばってください。
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この回答へのお礼

御丁寧な回答ありがとうございます。
 寺院で行われる法要は、今年の春季彼岸会に、初めて参加しました。これからも可能な限り、お参りしたいと思います。
 amida3さんにもう一つ教えていただきたいのですが、まずは自分のお手次寺の報恩講の日に、我が家のお内佛も荘厳して報恩謝徳のお勤めを行うという事は無意味な事でしょうか?真宗は、形にこだわる教えでは無く、信心が大事であるという事は承知しております。まずは形から入り、その意味を味わおうと考えてみたのですが、いかがなものでしょうか?
 私の家系の場合、真宗の教えに関心があるのは、私だけです。最近は私の妻が、少しずつ関心を持ち始めてくれており、朝夕に阿弥陀様に手を合わせております。私以外の親族は、お内佛よりもお墓参りが大事と考えているようです。お手次の住職さんに、「信仰は強制する物では無いですよ。」と教えていただきました。なので、強制するつもりは無くお勤めをするのは二人です。

お礼日時:2007/06/24 01:18

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