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lim(x→∞)x/e^x を求めよ。
という問題です。
答えを出そうとしたのですが教科書に決まりとして答えが「0」になると書いてしまっていました。(解説なし)
ここで質問なんですがこの問題を解くときにlim(x→∞)logx/x=0からlogx=tと置いてlim(x→∞)t/e^tを求めるやり方を逆にして解くのがよいのでしょうか?
また、他にいい方法はありませんか?

A 回答 (4件)

y=e^x  の x=0  での接線を考えると


e^x>1+x>x    
よって
e^x>x  これに x/2 を代入すると
e^(x/2)>x/2  両辺を二乗すると
e^x>(x/2)^2  
(e^x)/x>x/4  → ∞  ( x → ∞ ) 
したがって
x/e^x=1/{(e^x)/x}  → 1/∞=0  ( x → ∞ ) 
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f(x)=x/e^xに限らず、g(x)=x/r^x (r>1)の極限を求めるときは普通テイラーとか、ロピタルを使えば解決するのですがこれらを知らないときは2階微分をしてグラフを書いて確かめる方法があると思います。


f(x)=x/e^xについて考えると、f'(x)=(1-x)/e^x、f''(x)=(x-2)/e^xです。
増減表を書くと、x>2のとき、f'(x)<0、f''(x)>0なので接線の傾きは0に近づきつつ、f(x)の値は減っていくことがわかります。
しかもx>0ならf(x)>0なのでxが大きくなればなるほどf(x)は0に近づくことがわかります。
つまりグラフと増減表からx/e^xのx→∞のときの極限が出せます。
証明というほど厳密なものではないのでテストのときに極限値を忘れた場合の手段としては使えます。
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もし高校生でしたら、こちらのやりかたが一般的かと思います。



まず、微分を活用して、x>0のときに
exp(x) > 1+x+(x^2)/2 であることを示します。
※ exp(x) は、 e^x を表します。

このことを踏まえれば、
0 < x/exp(x)  < x/{1+x+(x^2)/2}
になります。
最右辺は、分子分母をx割れば、x→∞のときに0になることがわかるので、ハサミウチの原理より、x/exp(x)→0が示されます。

しかし、どうして
exp(x) > 1+x+(x^2)/2
がわかっているのかというと、No.1の方がすでに出していますが、テイラー展開を知っているからです。
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I-ryuさんがlim(x→∞)logx/x=0であることを証明できるのならば、


logx=tと置いてlim(t→∞)t/e^tの結果と同じになると思うので、
そのやり方で問題ないと思います。
I-ryuさんが大学生の方であれば、テーラー展開をご存知かと思いますので、
これによってlogxをxのベキ級数にしてx→∞で0になることをすぐに証明できると思います。
あるいは、上の話に全然関係なく、y=x/e^x(あるいはy=logx/x)というグラフを書いてみるのも一つの手かと思います。グラフの形状がわかればx→∞の極限がどのような形になるか推測できると思いますので。
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