プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

釣具屋さんの商品(釣り竿、リール等)の仕入れ方法について教えてください。

釣具屋さん自身が、釣具メーカーより商品を買って(仕入れて)消費者に販売するのか、または釣具メーカーより商品を預かって消費者に販売し、その商品代金の何割かを釣具屋さんが受取り、残りをメーカーに支払うのか。(できれば教えて:釣具屋さんは相場として何割ぐらいとるのでしょうか?)
もし上記以外の方法があるのでしたら教えてください。

A 回答 (1件)

釣具屋さん・・・、今一番窮地に立たされている商売をご選択とは。



やはり一番最初は、開店したいお店の最寄の問屋さんと相談するのが、長く続ける得策です。
まず第一、その地域で、釣具屋さん同士が競合している場合、開店してからいきなり仕入れを申し込んでも、他の小売店との兼ね合いで、卸しを断られるケースがあります。その場合、メーカーの営業マン自体が、問屋との利害関係上立ち寄らなくなります。(小売と問屋では、仕入れの規模が違います)
はっきり言って、孤立します。食えなくなります。

最初は、メインになりそうな、その地域を得意としている問屋へ挨拶が必要です。

開店当初は、いくら自分でどのような商品が性能が良いか、又は売れ筋か解っていても、実際消費者売ってみないと解らないものが沢山あります。その情報は、一番問屋さんが知っていますから、問屋さんにある程度譲歩しなければならないでしょう。
釣具メーカーとの特約を結ぶには、開店し、ある程度商売が軌道に乗ってから、メーカーから指定された商品を購入し、契約料金を支払ってからですが、卸し、契約料、看板料金などの総額が、百万単位になる場合があります。

10坪未満の店舗でも、いざお客のニーズに答え、生業とするには、2、3千万位のお金は開店当初に軽く吹っ飛びます。
ロッド、リールよりも、小物に仕入れ金が掛かります。小物は、大量に仕入れることが出来ない商品もありますから、問屋が世話をやいてくれます。新製品がしょっちゅう出ますし、問屋が雑誌より詳しい情報を握っています。さらに小物の在庫は、終生無くならないと思って下さい。(数千万単位の所はざらです)
また、ご自身の商売の実力がつかないと、問屋さんとトラブルが起きた場合、卸しをストップされる、お付き合いが破談になるケースが非常に多いです。
(今、その為潰れている釣具店の多い事、多い事!)

どうしても儲かるかどうかは、問屋とのお付き合い次第と言う現状があります。
その点、上下関係が厳しい業界である事は事実です。ですがそうしないと、小売店として、経済上成り立てません。
また、餌の廃れ、売り上げの波も経営を大きく左右します。

>釣具メーカーより商品を預かって消費者に販売し、その商品代金の何割かを釣具屋さんが受取り、残りをメーカー・・・

これは問屋さんを持てからのお話です。
※卸値はここで申し上げられません。業界の仁義というやつですね。ご理解下さい。
どのような場合でも、問屋との商談が鍵ですから、それを守ったほうが得策です。

参考にして下さい。
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この回答へのお礼

早速の回答、大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/12 10:41

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