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教えて頂きたいことは以下となります。
山口母子殺害事件について、

・安田好弘弁護士はなぜこの事件の主任弁護人になるのでしょうか?
・人権派弁護士であれば、被害者の人権を侵害してもいいのでしょうか?

私なりに、安田好弘なる人物を調べてみました。和歌山カレー事件やヒューザーの事件も手がけるそうです。でも、これらの事件では加害者本人は、「関係ない」とか「やってない」という主張なのですよね。だったら、弁護するということは理解できます。しかし、この事件は、加害者本人は「やって何が悪い?」という主張なのですよね。それなのになぜ弁護するのでしょうか。

また、人権派弁護士なる方々がご自分の理念のために(言わばエゴの為に)、被害者・被害者家族の人権を侵害しているのではないかと思います。これは矛盾なのではないでしょうか。誰の何の為の人権なのでしょう。私は以下のようなウェブサイトを見つけました。そこでは司法と被害者の間に距離がありすぎることについて語られています。
http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/121014.html

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

個人的な感情としては、多くの人と同じく安田弁護士の主張は胸糞が悪くなります。

完膚無きまでに論破されて、さっさと敗訴してしまえ、と思います。
ですが、光市母子殺害事件における安田弁護士の主張や行動は、法的に間違っている、とまでは言えないのではないでしょうか。

>・安田好弘弁護士はなぜこの事件の主任弁護人になるのでしょうか?
一言で言ってしまえば、自分から進んでなろうとしたから、ということです。この手の事件の被告の弁護人を引き受ける弁護士が少ないため、進んでやりたがる安田弁護士が主任弁護人に選ばれたのでしょう。
ちなみに、死刑または3年以上の懲役刑に該当する事件では、絶対に被告に弁護人が付かなくてはならないと法律で定められています。ですから、誰かが犯人を弁護しなくてはならないのです。

>・人権派弁護士であれば、被害者の人権を侵害してもいいのでしょうか?
いいはずがありません。本村さんが受けている精神的苦痛はいかばかりかと思うと、胸が痛くなります。人権派弁護士どもは日頃、犯罪者や不法外国人、特定団体関係者などが精神的苦痛を受けたという訴訟を支援していますが、犯罪被害者の精神的苦痛については知らん顔。なんなのでしょうね、このダブルスタンダードぶりは。
ですが、本村さんが安田弁護士から精神的苦痛を受けたとして訴えない限り、安田弁護士が人権侵害したことを法的に明らかにすることができないというのもまた現実です。法定内での侮辱行為を厳しく罰するような法改正ができないものかと思います。

弁護士は依頼を引き受けたら、依頼人に最も有利になる論理を組み立てて裁判で主張するのが仕事です。依頼人に共感しているかどうかは関係ありませんし、被告が悪くないと思っているから無罪の主張をするのでもありません。それが公正な裁判を行うために必要とされている役目だからです。
たとえば(関係者の方が読んで気分を悪くされたら申し訳ありません)医薬品の開発においては動物実験が欠かせません。でも開発者に、なんでそんな残酷なことをするんだ、と言ってもしかたないですよね。その結果として作られた薬で私たちは病気から救われているのです。実験動物を虐待したいからやっているのではなく、それがいい薬を作るための開発者の役目だから動物実験をしているのです。
弁護士の仕事もそれと同じような面があるのだと思います。

最後に、私も安田好弘は弁護士失格だと思います。
それは光市母子殺害事件の差し戻し控訴審を見てではありません。確かにここでの安田弁護士の主張は実に子供だましのようなふざけた内容です。仕事に誠実に取り組む弁護士の言っていることとはとても思えない愚劣なものです。仕事の質的には大いに問題があります。ですが、法律に反しているとまでは言えません。
いけないのは、その前の最高裁で裁判の進行を妨害するために弁論を欠席したり、オウムの麻原裁判でも裁判の進行を妨害するために書類を提出しなかったり、と違法行為を繰り返していることです。法律を守る仕事をしていながら(上に書いたように弁護士も法の公正さを守るために一定の役割があります)、死刑廃止という自分の政治的主張のために法律を平気で破る。安田好弘は弁護士失格です。
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この回答へのお礼

幾分素人ですので多々おかしなところもあるかと思われますが、丁寧なご回答ありがとうございました。

>死刑または3年以上の懲役刑に該当する事件では、絶対に被告に弁護人が付かなくてはならないと法律で定められています。

私は今、とても情けない気分です。
今まで「法学」なるものをことごとく避けてきました。講義なんて出る気もさらさらなかったと言いますか・・・。心のどこかで「屁理屈ばかりこねて」と思っていて頭ごなしに拒否していました。でも、少なくとも民法と、刑法、憲法ぐらいはちゃんと学ぼうと思いました。

この事件が心に引っ掛かかって止まないのは「誰にでも起こりうること」だからと思ったからです。もしも自分が偶然にも選ばれた時、本村さんのように理路整然とするどく自分の主張を展開できるかに自信がありません。

>本村さんが安田弁護士から精神的苦痛を受けたとして訴えない限り、安田弁護士が人権侵害したことを法的に明らかにすることができないというのもまた現実です。法定内での侮辱行為を厳しく罰するような法改正ができないものかと思います。

私がよく分からないのは、法廷内で侮辱行為を行った場合(ドラえもんとか儀式がどうとか)、弁護であれば許されるのかという点です。法廷に対しても、本村さんに対しても侮辱しているような気がするのですが。裁判官が「弁護人ちょっとまちなさい。あなたを法廷侮辱で禁固~~~」というようになぜ発言しないのか不思議なのです・・・。

お礼日時:2007/07/06 17:11

・安田好弘弁護士はなぜこの事件の主任弁護人になるのでしょうか?


弁護人を引き受ける人がいないと裁判にならないから。=裁判が無ければ、加害者について明らかにされることもなく、刑罰を処することもできなくなる。どんなに悪人だろうと弁護人がいなければ、要するに先に進まないわけです

・人権派弁護士であれば、被害者の人権を侵害してもいいのでしょうか?
具体的にどの人権を侵害したのか?

そもそも裁判は、裁判官・検事・弁護士の3者で行うものであり、被害者は関係がありません。何のために被害者を除外しているか、をもっとよく知る必要があります

この件で騒いでる人たちがたくさんいらっしゃいますが、裁判官もそこまでバカではないと思いますけどね。
裁判で不服な判決が出たら、騒ぐべきではないでしょうか
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回答というより意見になっていしまいますがお許し下さい。


私は"弁護士"なる職業に大いに疑問を感じている一人です。この事件は残虐非道で普通の感覚では到底許される事件ではないと思います。この被告人を弁護して刑を何とか軽くしよう軽くしようとしています。大切な家族を殺された被害者遺族の立場など全く眼中にない。地下鉄サリン事件だってそうです。もっと身近では交通事故の裁判だってそうです。
逆に被害者の弁護をする立場になれば、加害者を何とか有罪にしようとします。同じ人間がどちらの弁護でもするという、どうしてこんなことが出来るのか私には到底理解できません。この人たちに正義の心はあるのか、○○のためなら何でもありかとさえ思います。(日弁連元会長が絡んだ例の事件を見れば見えてきます。)
21人もの弁護団を作るなど少し狂気じみていないでしょうか。
人権派など噴飯もの、何が人権だと思いますよ。安田弁護士を初めとしたこの種の人たちを「公共敵」とどこかに書いていましたが、いいえて妙だと思いました。
紹介されたWebサイトは大変参考になりました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

私は、かつて「弁護士」と言えば「かっこいいな」「立派だな」と思っていたのですが、成長するにつれて「そうでもないな」と思うようになりました。

「検察官」って身近にはいませんが、この人達こそ「正義」を守っているのではないかと思いました。

民事裁判はさておき、刑事裁判での弁護士を知れば知るほど「?」という気持ちになります。

お礼日時:2007/07/06 16:23

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