星の王子さまですが、大切なことは目には見えないといっていましたがその意味がいまいちわかりません。どういう意味ですか?
星の王子さまで作者が言いたかったことを教えてください。

A 回答 (2件)

『星の王子さま』


私が読んだのは内藤 濯訳で、もう20代になっていたと思いますから比較的、読むのが遅かったことと思いますが、読了後これはやはり本来おとなが読むべきもの、単なる童話と思わずに手を伸ばして良かった、と思いました。もっとも童話自体は好きなんですが。いまでも振り返ると胸がキュンとする作品の一つです。何度読み返しても、あきることのない、ごちそう、おいしい水です。

この作品には「子どもごころ」を失ってしまったオトナの姿が、いくつかのパターンで寓意的に描かれていますが、いずれも自分自身を含め周囲にも実際思い当たるような人物像であることに気づかされます。時代の最先端を行くパイロットとしての作者サン テグジュペリ自身も例外ではありません。
それと同時に、王子は作者自身の、そして私たち自身の、かつての姿、取り戻すべき姿でもあるでしょう。
また王子が愛したバラの花は作者の恋人か夫人の象徴として、バオバブの木もドイツ・イタリア・日本の同盟3ヵ国を象徴している等の見解が出ているそうで、全体的に深い寓意が込められているようです。

作品の最初に出てくる「ゾウを飲み込むウワバミ」の絵にしても
「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ」
のコトバにしても、実質を認識するとはどういうことか、表面だけを見ているのでは本当の姿は分からないということ、つまり
「大切なことは目に見えない」
だから心で見なければならないのだ、ということを言っているのでしょう。

この作品は一見、穏やかな童話の体裁をとってはいますが実はオトナが読むべきもの、それどころか当時の激動する国際政治の状況をも暗示されているという見かたも出ているそうですから、すると寓意が何重にも張り巡らされている作品なのですね。
この作品を作者から捧げられているレオン ヴェルトさんは当時、ユダヤ系知識人としてナチスの弾圧を逃れ厳しい生活をおくっておられたそうです。
文字や本は普通に食べられませんけれどレオン ヴェルトさんにとって親友からの、このプレゼントは、まさに「目に見えない」おいしい水、ごちそうだったことでしょう。うらやましいことです。でも御陰さまで私たちまでも、お相伴にあずかれるのですね。

下記のUrlを御覧になれば、よりいっそう御理解が深まると思います。ゆっくり覗いてみてください。
池澤夏樹氏訳を紹介する、カラフルで、かわいらしいサイトです。
http://www.shueisha.co.jp/lepetitprince
Wikipedia「星の王子さま」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE% …
「星の王子さま」の秘密
http://www.hirax.net/dekirukana/prince/index.html
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いろいろなことが考えられますが素人のひとつの感想を書きます。

著者サンテクジュペリは行動の人でした。行動を通してしか本当のことは分からないと考えていたと思います。いわゆる大人は言葉で理解しようとしています。この場合の言葉は抽象的なものでも文字として眼に見えます。彼が言っている常識というものです。星の王子様全体で彼が言いたかったことは時間の大切さだったのではないでしょうか。興味深いことに彼は大きな矛盾を抱えていました。彼はいわゆる不倫を公然とつづけていました。あのバラは果たして奥さんだったでしょうか。彼は第二次大戦中、職業であった操縦士の履歴により軍務に服し偵察に出たところ撃墜されて戦死しました。どうもわけがわからないところがあります。命を大切にするということが彼の場合には普通の人と違っていたように思います。
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Q世界で北国・南国・古都・大都会があるのは日本だけ?

こんにちは。
世界の国々で、一国内で北国・南国・古都・大都会の観光都市があるのは日本だけなんでしょうか?


日本は狭い国ですが、バラエティに富んだ街が多いと思います。
特に観光都市として、北国(北海道)・南国(沖縄)・古都(京都)・大都会(東京)すべてを網羅しているような気がします。
他の国であるかな?と考えましたが、ありませんでした。例えば、

・アメリカ
    北国(アラスカ)、南国(ハワイ)、古都(歴史が浅いので古都と言えるのは無い?)、
    大都会(ニューヨーク)
・中国
    北国(ハルビン?他と大きく差別化できるほどの観光都市でないような気が…)
    南国(海南島?他と大きく差別化できるほどの観光都市でないような気が…)
    古都(北京)
    大都会(上海)

以上の2国はすべてを満たしていない気がします。

もし他にありましたら教えていただけませんか?

Aベストアンサー

いや中国に関しては満たしているといえるでしょう。
中国東北部は日本のように多雪ではありませんが、厳寒地で氷まつりのようなものが開かれてます。北海道の都市部と同類でしょう。
緯度でわかるように中国は大陸部でさえ、十分に「南国」の要素があります。「南の島」なら海南島になるのでしょうが、東南アジアのような本物の「南国」に比べれば、沖縄よりは農産物等でむしろ南国により近いと言えるかもしれません。
古都は西安を挙げるべきです。大都会は上海で良いかなと思います。
あと中国は東西、上下にも広いので、異文化で乾燥地の西域、高地のチベットやその周辺があります。

こういう観光面での評価は、その人の知識や関心のバイアスがかかるります。客観的に見れば中国は観光資源が極めて豊富な国だと思います。(省一つでヨーロッパの「国」レベル)但し、まだ十分に開発されていませんし、日本人にとっては価値観の違いによる「何でこんなところが有名観光地なんだ」「どうしてこんな魅力的なところに人が来ないのか」ということは起こります。中国で多くの「古鎮」が評価されるようになったのは、この十数年以内のことですし。

逆に日本にあって中国に無いものは大陸から離れた小さな離島(人が住める所限定。台湾を含めるならあります。)、新潟のような豪雪地帯、リアス式海岸のような険しい海岸線、瀬戸内海のような多島海、また東京は外国人には「遊ぶのにいい街」と考えられているようです。

「ソチ」を南国と考えていい(ロシア人はそう考えている)なら、ロシアも入れていいとは思いますが...
また標高の高い寒地を「北国」としていいならインドも入るでしょう。
あとは他の方がイタリアを挙げているように、地中海岸の国は内陸部は結構雪が降るようですから、他にギリシャ、クロアチア、トルコ、フランス(本土だけでも)もあてはまるように思います。ギリシャやトルコは歴史では日本よりはるかに古いですからね。

いや中国に関しては満たしているといえるでしょう。
中国東北部は日本のように多雪ではありませんが、厳寒地で氷まつりのようなものが開かれてます。北海道の都市部と同類でしょう。
緯度でわかるように中国は大陸部でさえ、十分に「南国」の要素があります。「南の島」なら海南島になるのでしょうが、東南アジアのような本物の「南国」に比べれば、沖縄よりは農産物等でむしろ南国により近いと言えるかもしれません。
古都は西安を挙げるべきです。大都会は上海で良いかなと思います。
あと中国は東西、上下にも...続きを読む

Q幸福の王子 星の王子さま 他にも♪

「幸福の王子」や「星の王子さま」が好きなのですが、このような海外文学を他にも教えてください。上記二つのように、なるべく皆に知られているものであると幸いです。

Aベストアンサー

『王子と乞食』マーク・トウェイン
『眠りの森の王子』テレンス・ラチガン
『白鳥の王子』グリム/アンデルセン
『ロバの王子』グリム
『カエルになった王子』グリム

参考URL:http://hukumusume.com/douwa/pc/world/itiran/sougou.htm#%83W%83%83%81[%83^%83J%95%A8%8C%EA

Qひかるげんじorひかるのげんじ?

「源氏物語」の主人公、光源氏の読み方は、「ひかるげんじ」ですか。それとも「ひかるのげんじ」ですか?
今までずっと「ひかるげんじ」だと思っていたのですが、最近、ある大学教授が「ひかるのげんじ」と言っているのを聞きました。えっ?と思っていろいろ調べてみたのですが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でも、手持ちの辞典でも「ひかるげんじ」となっています。本当のところはどうなんでしょう。
ご存知の方、教えてください!
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

「源氏物語」大好きのオバサンです(でも短大での専門は日本史。「源氏」は高校生までにかなり読み込んでいたので、改めて専門としようとは思いませんでした。でも生涯の研究材料です)。

う~ん…。
あくまでも「光源氏」について、ですか…。
私は、この表記自体、現存する源氏物語(原文)で見かけたことはありません。
現存する「源氏物語五十四帖」の中で、「光源氏」ないしはこれに類する名称が出てくるのは、「帚木」、「若紫」、「玉鬘」の三帖に各1箇所ずつのみ。
ご存知の通り、現存する「源氏物語」自体が後世の写本しかないので、実際に作者(藤原為時の娘=紫式部か?)がどのように書いたのかすら分かりません。
ですから「光源氏」という表記ならば、「ひかるげんじ」だろうが「ひかるのげんじ」だろうが、どのように読もうが自由ということになります。
実在する「源・光」は「みなもとのひかる」と読むのが一般的ですけれどね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E5%85%89_%28%E5%85%AC%E5%8D%BF%29

ちなみに、
「帚木」における表記は、写本によって「ひかる源氏」、「光る源し」。
「若紫」における表記は、「ひかる源氏」。
「玉鬘」における表記は、「光くゑんし」、「ひかる源氏」
となっているものを見たことがあります。
細かいことを言えば「光源氏」という表記はないんです。
現存する源氏物語の表記から考えれば、「光源氏」は「ひかるげんじ」と読んだ方がいいような気がしてしまいます。

「源氏物語」大好きのオバサンです(でも短大での専門は日本史。「源氏」は高校生までにかなり読み込んでいたので、改めて専門としようとは思いませんでした。でも生涯の研究材料です)。

う~ん…。
あくまでも「光源氏」について、ですか…。
私は、この表記自体、現存する源氏物語(原文)で見かけたことはありません。
現存する「源氏物語五十四帖」の中で、「光源氏」ないしはこれに類する名称が出てくるのは、「帚木」、「若紫」、「玉鬘」の三帖に各1箇所ずつのみ。
ご存知の通り、現存する「源氏物...続きを読む

Q~星の王子さま~について★

私は現在大学四年生の仏文科で、
「星の王子さまを通してサンテックスが伝えたかった事」
というのをテーマに卒論を製作しております。

星の王子さまを書くまでのサンテックスの過去を通して
本の内容の解釈を探したり、
星の王子さまの本の解釈を専門とした人の文献等を用いつつ
進めていきたいと考えているので、文献を集めています。

そこでお願いがあります。
もし少しでも何か参考になりそうな文献等を
知っている方がございましたら是非教えてください。
あと、アドバイス等があればよろしくお願いします。

卒論を星の王子さまで書いた方はいらっしゃいますか?
どのような視点やテーマで書いたのか教えてください。
他の方はどのようなテーマで書いたのかに興味があります。

Aベストアンサー

まず、参考になりそうな文献を探すのも卒論のうちだと思うので、具体的な書名はあげません。
私は国文学科卒なので門外漢でもありますし。

参考URLにあげたのは国立情報学研究所の「学術雑誌総合目録データベースWWW検索サービス」のページです。
「Webcatとは」でどんなことができるのか理解したら、フリーワードに「星の王子さま」などを入れてみましょう。

あと、ご自身の大学の図書館あるいは仏文科図書室などに過去の卒業生の卒論題目の載った冊子があると思います。最近は学内ネットで検索できるところも多いですので一度確認されたらどうでしょうか?
もちろん、今までに何人の方が「星の王子さま」に挑戦したのか定かではありませんが。

もう知っていらっしゃるかもしれませんが一応

↓ 日本フランス語フランス文学会のHP
http://wwwsoc.nii.ac.jp/sjllf/

↓ 学術サイトのリンク集・アリアドネ
http://ariadne.jp/

あまりたくさん情報がありすぎても混乱してしまうと思いますが、健闘を祈ります。

参考URL:http://webcat.nii.ac.jp/

まず、参考になりそうな文献を探すのも卒論のうちだと思うので、具体的な書名はあげません。
私は国文学科卒なので門外漢でもありますし。

参考URLにあげたのは国立情報学研究所の「学術雑誌総合目録データベースWWW検索サービス」のページです。
「Webcatとは」でどんなことができるのか理解したら、フリーワードに「星の王子さま」などを入れてみましょう。

あと、ご自身の大学の図書館あるいは仏文科図書室などに過去の卒業生の卒論題目の載った冊子があると思います。最近は学内ネットで...続きを読む

Q古都いついて・・

私は読書が結構好きで興味のある本を買ったり、借りたりして読むのですが、ずっと最近のミステリー小説だったり、話題の本ばかり読んでいたので、ちょっと昔の作品も読んでみようかなと思って、(修学旅行で京都に行くのもあって)川端康成さんの古都を読んでみました。それで、みなさんは古都を読んでどんなご感想をお持ちになったか知りたいなぁって思いました☆☆また、古都以外にもこの辺りの時代の作品でお勧めの本などがあったら教えていただきたいです!!お願いします☆☆

Aベストアンサー

よく、川端の作品はみずみずしいとかやわらかい文体だとかいわれていますね。
個人的には、京都人はこんなに観光地に行かないぞ! と思いました。(当時の人は、お寺が今より身近だったのかなぁ。私の京都に住む友人は金閣寺の位置さえ知らなかったくらいだから。)
祇園祭で会い、デート(?)はお寺。北山杉のあるあたりなんて今ならまだしもよく、当時の人が行ったものだと感心しました。
よく、2時間ドラマだと遺体発見から真相究明まで全てお寺で行われていますね。あれと同じ理論なのかなと思いました。
文章自体はたいして好きではないのですが、京都の観光案内のひとつだと思えば苦ではなかったです。すごいきれいなところなんだろうなと思いながら読んでました。

私は、読んでいて情景が想像できる作品がすきなんです。そういう点では、三島由紀夫はおすすめです。きれいですよ。女性をここまで美しく書けるのに、どうして男性が好きなんだろうという疑問がわいてきますが。

Q【フランス語】星の王子さま

星の王子さまの中に、「ほんとうにたいせつなものは目に見えないんだよ」というフレーズがありますが、フランス語の原作ではどのように書かれているのでしょうか?

Aベストアンサー

はい、それはフランス語で

On ne voit bien qu'avec le coeur.
L'essentiel est invisible pour les yeux.

二つの文章がセットになっております。
初めの文が 「心でしか良く見えないのだ」
二つの文が、「ほんとうにたいせつなものは目に見えないんだよ」となります。

Qひかるの碁の終わり方。

ひかるの碁の終わり方。

ひかるの碁は、「さい」が消えて、
ひかるは傷心し、碁を辞めてしまいますが、
戻ってきた伊角と部屋で碁をしたときに、
自分の中に「さい」がいることを認識して、涙し、
また、碁を続けるようになります。

私はここで最終回にしたほうが良かったと思ってます。
後半、ひかるはひとり、成長していきますが、
最後のほうは・・だらだらした印象しかありません。
皆さんもそう思いませんか?

Aベストアンサー

>自分の中に「さい」がいることを認識して、涙し、
>また、碁を続けるようになります。

私もずっと思ったことがあります。
「だらだら」というニューアンスよりも、私の印象は「ぐずぐず」です。

私は、漫画は読んでいませんが、佐為がいなくなって、伊角さんとの対戦の中で、碁の中に佐為がいることを再認識したというのはいいにしても、その後の話の展開で、格段の強さを発揮したっていう印象は得られませんでした。伊角さんの対戦も、囲碁教室の白川先生との対戦も、勝負は分かりません。どちらかひとつでも話を引っ張って、話を盛り上げれば良かったのになって思います。せめて、公式戦として、塔矢アキラに勝ってというぐらいの展開にしたら良かったのに、負けてしまうわけです。それに、塔矢アキラとの前哨戦として、師弟関係の森下九段に負けるという話も、今ひとつです。それでは、佐為が自分の囲碁の中にいるといっても、盛り上がりに欠けます。

囲碁団体との現実のかかわり合いなどがあって、その関係で、話をしぼませたとか……。それが現実の囲碁の世界だと言ってしまえば、それはそれまでですが、ゴルフの石川遼君はまだ10代なのに、数々のタイトルを取っているは現実の話ですから、もう少し派手な展開はあってよいと思います。フィクションなんだから、夢を見させてもよいのではないのかなと思いました。

ドラえもんに最終回はありませんが、それでも、のび太君が、ドラえもんがいなくても一人でやっていけるという展開からジャイアンに立ち向かうというストーリーはありましたね。それと同じように、もう一人でヒカルはやっていけるというハッピーエンドで終わればよかったのに、ぐずぐず負けてしまうのでは、今ひとつになってしまいました。

>自分の中に「さい」がいることを認識して、涙し、
>また、碁を続けるようになります。

私もずっと思ったことがあります。
「だらだら」というニューアンスよりも、私の印象は「ぐずぐず」です。

私は、漫画は読んでいませんが、佐為がいなくなって、伊角さんとの対戦の中で、碁の中に佐為がいることを再認識したというのはいいにしても、その後の話の展開で、格段の強さを発揮したっていう印象は得られませんでした。伊角さんの対戦も、囲碁教室の白川先生との対戦も、勝負は分かりません。どちらかひとつでも...続きを読む

Q「星の王子さま」はどうして蛇に咬まれなければならなかったのか?

サン・テクジュベリの「星の王子さま」のエンディングで、
王子さまは、毒蛇に咬まれて倒れます。
この儀式により、自分の星に帰ることができたようですが、
どうして毒蛇に咬まれなければいけなかったのでしょうか?
イニシエーション(通過儀礼)の一つとして必要だったのでしょうか。
とすれば何の通過儀礼でしょう。
毒蛇は何の象徴でしょうか?
大人になるということでしょうか。
王子さまは地球にやってきたときと同じ方法で帰ることができなかったのでしょうか?

ファンタジーっぽく、笑える話といい話が続いたあとの最後だけ恐ろしい場面が出てきて違和感をおぼえます。
浅学のため作者のエンディングに託した意図を汲み取ることができません。
文学に詳しい方、ご教授願います。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

こんばんは。
たしかに謎めいていますね。浅学であろうと篤学であろうと、永久に解き明かせないような気もします。

私からも、先の回答者のかた同様、『星の王子さまの世界』(塚崎幹夫、中公新書)をおすすめします。
とてもよい本で、あなたの疑問をすこしは解消してくれるでしょう。

たとえば、54ページをご覧下さい。
「王子の死を子供時代の終わりを表したものとする解釈がある。(…)子供はいつまでも子供でいることはできない。子供はいつか死ななければならない。(…)いちおう筋道はとおっている。しかし(…)あのにじみ出る悲壮感、緊迫感は、そのような死ではとうてい説明できない。」
それから、82ページをご覧下さい。
「このさくばくとした地球上に、このいたいけな王子を住まわせるには忍びなくて、早々に地球から救い出してやったのだというような解釈もある。(…)賛成しない。」
「王子が星に残してきた花は(…)王子を必要としている。王子は『責任』を果たすために星へ帰るのである。」
そして塚崎氏は、「花」=危機下のフランスと解しています。
どうでしょう?
これで、ある程度、納得出来るのでは?

ただし、毒ヘビ自体が、単体で何を象徴するか、また、ヘビの黄色い色は何を暗示しているのか、といった質問の立て方には、答を出しにくく感じますね。

クレオパトラは、敗色濃厚となったときに、毒ヘビに自分の胸を噛ませて自害したそうですが、それに似ていなくもない。
作者のなかに、意識はあったのではないでしょうか。悲劇的なイメージを描くためにです。

でもまだ、「星の王子さま」の黄色い毒ヘビについて、なぜ「ヘビ」でなければならず、なぜ「黄色」くなければならないのか、とても難しいですね。
当時(約2年前)、ナチがドイツで、強制的にユダヤ人に「黄色い」「星」を付けさせました。これも何らかの関係があるかもしれない。
うがった考えですが、「星」の王子さまは、自ら進んで「黄色」のしるしを身に刻みつけ、ユダヤ人と同じく、確実な死の危険に飛びこんでいったのだ、というような……

こんばんは。
たしかに謎めいていますね。浅学であろうと篤学であろうと、永久に解き明かせないような気もします。

私からも、先の回答者のかた同様、『星の王子さまの世界』(塚崎幹夫、中公新書)をおすすめします。
とてもよい本で、あなたの疑問をすこしは解消してくれるでしょう。

たとえば、54ページをご覧下さい。
「王子の死を子供時代の終わりを表したものとする解釈がある。(…)子供はいつまでも子供でいることはできない。子供はいつか死ななければならない。(…)いちおう筋道はとおってい...続きを読む

Q男の子の名づけ(ひかる)で意見を頂きたいです。

男の子の名づけで質問させて頂きます。
今、候補の中に「陽(ひかる)」と「光(ひかる)」があります。
夫婦共この名前が気に入っているのですが、
「陽(ひかる)」とは読みにくいとか性別が分かりにくいとか、
いろいろな方の意見、もちろん良い方の意見や印象も頂けたらと思い
ご質問させて頂きました。よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

男のお子さんお誕生、おめでとうございます。

以下は真面目に答えているという事を理解して読んでいただけたら幸いです。
男のお子さんで、「光」にした場合、もし、この子が将来何十年もたっての話ですが、髪の毛は男の子なら必ず少なくなってくる可能性がありますよね。
その場合に「光」はからかわれやすいかと思います・・・・。
失礼を承知の上で書いてはおりますが、気を悪くされたらごめんなさい。
私も妊娠している時に、もし、男の子が産まれてきたら「輝」、「光」、「陽」のどちらかで迷いました。その時、そのことを考えたことがあります。
私の場合は女の子を授かったのですが・・・。
「光」を使用する場合は一文字だけではなく、他の文字と組み合わせてしまえば素敵かなあと個人的に思います。

「光」・・・「輝」と同様、その子の内面の輝きや、どんな状況下にあっても自らが灯火となって人生を光照らすというイメージが思い浮かんできます。たくましさを感じます。
「陽」・・・太陽に使用されているせいか、自然の光(恩恵)を浴びて飛躍する、すくすくと育つ、他人の光を受けてその光によってまた自分自身も光を放つ人生をイメージします。

これはあくまでも私個人の勝手なイメージです(^^;)
お子様の幸せを考えてお名前を一生懸命考えていらっしゃる投稿者様の様子が目に浮かんでくるようです。
素敵なお名前が一日も早く決まるといいですね。

男のお子さんお誕生、おめでとうございます。

以下は真面目に答えているという事を理解して読んでいただけたら幸いです。
男のお子さんで、「光」にした場合、もし、この子が将来何十年もたっての話ですが、髪の毛は男の子なら必ず少なくなってくる可能性がありますよね。
その場合に「光」はからかわれやすいかと思います・・・・。
失礼を承知の上で書いてはおりますが、気を悪くされたらごめんなさい。
私も妊娠している時に、もし、男の子が産まれてきたら「輝」、「光」、「陽」のどちらかで迷いまし...続きを読む

Q宮沢賢治 「星めぐりの歌」の意味

「星めぐりの歌」について知りたい事が有り、質問しました。

オリオンは高く うたひ つゆとしもとを おとす
"つゆとしもとを"をって漢字にすると「露」「霜」の事なのでしょうか?だとしたらオリオンは何を高くうたって(歌?詩?謳?)いるのでしょうか?それとも漢字を当てて考えるのは無粋な事でしょうか?幼稚な質問ですが、皆様の考えや一般論を伺えたらと思います。(私個人の勝手な解釈は、露と霜はオリオンの涙だと思ってます。オリオンは恋人アルテミスに射殺されたので)

Aベストアンサー

楽しい回答寄せられていますね。
さまざまな解釈があるかと思うのですが、
無粋きわまりなくことばを補えば、

オリオンは(中天に)高く(かかって、なにごとか)うた(っているかのようだ)
(そしてまるでそこから、あるいはそれらさまざまの星座からふり落とされてきたかのように)露や霜が落ちて(きている。)

くらいに個人的に受け取りました。
質問者さんのおっしゃる「オリオンの涙」と特定してもいいし、
前全部の星座、さそり座や鷲座や子犬座、へびつかい座もをすべてあわせて全天、
夜空一面から降り落ちてくるかのような露や霜でもいいんじゃないでしょうか。
まわりの草木も暖かい季節には露にぬれ、寒い季節には霜の銀砂にまみれて星の光にきらめいているのかもしれません。

詩は、(この場合は歌詞ですから「詞」のほうが適切でしょうが)しばしば的確な言葉を探し出し、できるだけ簡潔な表現ですべてを言い切ってしまおうとします。
言葉は短いと明晰であり、同時に細部は曖昧になります。
こうした詩の曖昧さを想像(みずからの経験や、選び取られている言葉のイメージの喚起力)によって補うものである、膨らませて楽しむものである、と個人的にですが捉えています。

また、日本語の表記は、漢字、ひらかな、カタカナ、alphabet、さまざまが併記でき、また書きかえることができます。実際にやってみると、

 露と霜とを落とす
 つゆとしもとをおとす
 ツユとシモとを落とす

など。見た目のニュアンスが微妙に異なることがお分かりになるかと思います。
また、この歌詞は子供たちが歌ってくれる(見てくれる)ことを前提ともしているでしょう。
言葉をあつかう詩人は、表記一つにも繊細な判断をこころがけ、最上であることを目指そうとしているものなのではないかと思っています。

以上、ご参考まで。

脱線:
『銀河鉄道の夜』は「星祭の夜」の出来事。八月中旬のペルセウス座流星群が強く示唆されています。
ヒントは「白鳥の停車場に十一時に着く」「南十字星に三時に到着」です。
ご興味があれば詳細はサイエンスライター竹内薫氏の著書『天才の時間』中の、
「宮澤賢治 『銀河鉄道の夜』に秘められた科学の美」をご覧ください。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4757160151.html

楽しい回答寄せられていますね。
さまざまな解釈があるかと思うのですが、
無粋きわまりなくことばを補えば、

オリオンは(中天に)高く(かかって、なにごとか)うた(っているかのようだ)
(そしてまるでそこから、あるいはそれらさまざまの星座からふり落とされてきたかのように)露や霜が落ちて(きている。)

くらいに個人的に受け取りました。
質問者さんのおっしゃる「オリオンの涙」と特定してもいいし、
前全部の星座、さそり座や鷲座や子犬座、へびつかい座もをすべてあわせて全天、
夜空一面から降...続きを読む


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