
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
えーと、ご質問を読ませていただき、ボンヤリと思ったことを書きます。
いつもは裏付けをとって確認するのですが、今夜はそろそろ寝ようかなという所でそうするだけの気力がありませんので、いい加減な話でお許し下さい。海が音読みのみということについて。
訓読みが日本人の古来の読み方であり、身近なものにつけた名前であることはご存知ですよね。で、古代の日本人にとって「海」・・今の私たちが世界地図を見て例えばベーリング海とかバルト海とかいう名前で呼ぶような海は身近ではなかったのでしょう。彼らにとって身近であったものは「入り江」であり、「入り海(いりうみ)」であり、「潟」であり、「瀬戸」や「灘」といったものだったのでしょう。つまり、広く一般的な名称としての海ではなく、もっと身近な海のあらわれ方が日本人にはあったと思われます。熊野灘とか玄界灘とか音戸の瀬戸とかそういう形での固有名詞はたくさんあることがその証拠であると思えます。明治維新後、日本人にとっての世界が広がり、世界の海を知ったときにはじめてそれらを「○○かい」と呼ぶようになったのでしょう。(ついでながら、このような海関連の地名については、高速道路の標識に出てくることはありえませんね。)
「川」や「池」や「沼」などの水関係の地名についても同様でしょう。これらは生活していく上で身近であったからこそ「○○せん」と読んだり「××ち」と読んだり「△△しょう」と呼ぶことは無かったと思われます。
また、「山」については説明が難しいですが、基本的には山は見るものであったことが大きいと思います。日本人にとって「山(やま)」とは里山であるか、おじいさんが芝刈りにいく所のことであって、風景の遠くにあってそびえ立っているものはおそらく「山(やま)」ではなく「山(さん)」であったのでしょう。この場合は「岳」と呼ぶ方がふさわしいのかもしれません。一例を羽黒三山という、修験道でなじみの山を考えますと、実際に修験者たちが修行の場とし、慣れ親しんでいたのは「羽黒山(はぐろやま、今では、はぐろさんとも言います)ですが、遠くにあって見るものとして「鳥海山(ちょうかいさん)」「月山(がっさん)」があります。
もう一つ「山」に関しては名前の呼び変えもあるような気がします。いつのころからか「××やま」というよりは「××さん」と呼ぶ方がかっこいいというような感覚ができて名前を呼び変えて行ったということも考えられます。それでもあまりにも身近なものは天香具山(あまのかぐやま)とか畝傍山(うねびやま)のように「やま」のままで残るということでは無いかと思います。
以上、例にあげた地名の変遷などについて、チェックしたわけではありませんので自信なしにいたします。
>ついでながら、このような海関連の地名については、高速道路の標識に出てくることはありえませんね。
はい、最初疑問に思ったのは、○○ヤマの標識を見てからです。「あれ、そういや、なんで山はヤマとサンが混在しているんだろう。何を基準に区別しているのかな??」ってところから、川は海はとなったわけです。
身近なものには訓読み、とのお話は「あ~なるほど」と思いました。
ありがとう御座いました。
No.8
- 回答日時:
またまたやってきました(ハマってまぁーす)
古事記・万葉集・古典・古語 などなどで呼ばれた名前が、現在では違う名前になっていることに注目
そこで「氷ノ山」
「日枝の山が氷の山といつしか呼ばれるようになったとの伝承である」とあります、
http://www.asahi.com/nature/meizan/new/outline.h …
結局呼びやすい名前に変わっていくのでしょうかねぇー
名前が2つある山「白石山(和名倉山)」
http://www.asahi.com/nature/meizan/z09/outline2. …
これは国(藩・県)にまたがったためですよねぇー
って、県と藩の境界は違うんだよなぁーー
島なんですが、
日本の島は「 ○○しま」
で
日本以外の島は「○○とう」
じゃありません?
(地理は苦手なので、間違っているかもぉーーー)
これは、aminouchiの海説と同じ
>またまたやってきました(ハマってまぁーす)
度々、ありがとうございます。うれしいです。
でも、こういうのって、気になりますよね(笑)
>日本の島は「 ○○しま」・・・ じゃありません?
そうですね、明治あたりまでは確か北海道は蝦夷の地で、海外扱いでしたよね、だから北海道の島は「トウ」なのかな?
さて、質問に対する皆さんの回答を読ませていただいて、
1、古語の段階ではいろいろな言い方があった
2、歴史をたどる過程で呼び名が変わってきた。(呼びやすいようになど)
3、変わってくる方向性は、身近な物は基本的に訓読みとなり、身近でない物・畏敬の念を持って接するものが音読みとなった
のかな、と自分なりに当初の疑問には整理がつきました。裏付けが取れないので間違っているのかもしれませんが有る程度すっきりしたので、この辺で質問を締め切りたいと思います。
回答いただいたみなさまに、あらためてお礼申し上げます。ありがとう御座いました。
No.7
- 回答日時:
古典・古語ではけっこう例外(山・海)ありますよ。
「ひえのやま(比叡山)」「むこのやま(六甲山)」「ふじのやま(富士山)」
「ちぬのうみ(茅渟海・大阪湾)」
湖では「ちかつあはうみ(近江・琵琶湖)」「とほつあはうみ(遠江・浜名湖)」
やっぱり語感の問題では?
ちなみに「山・セン」の例は「大山」「蒜山」「龍頭山(経典に登場)」
山をあらわす日本語って他にもありますね。「山・やま」の他、「森・もり」「岳・嶽・たけ」「峰・みね」など、、、、。御嶽山や大峰山みたいに両方ついてる山もある。
思うに昔は訓読みオンリーだったのが、かっこつけて貴族たちが漢語を使ったのが広まったのかも。日本の漢詩では「川」をどう読んでたのかが興味深いところです。
回答ありがとうございます。
古典・古語では例外ありですか・・・・。難しいですね
古典の読みを調べる必要があるってことでしょうか(^◇^;)ニガテデス
ところで、沢山の方に興味を持ってもらって、ちょっとびっくりしました。
No.5
- 回答日時:
NO.1のDQNさんの英語表記の追加ですが、
XXDOU STREET とかXX-DORI Ave ってのもあります。(一般道ですが。高速ではMt.XX-YAMAってのがあります。)
メインテーマである音訓に関しては日本では「ふじさん」ですが、外国では「ふじやま」の方がとおりがいいようです。
全然ご存知でない輩からの面白くない回答でした。
No.3
- 回答日時:
-中海-
由来を調べていたら
生まれてらずぅーと「海」と思っていたんですが、「湖」だったんです
ショック
それで、出雲古事記では「意宇の海」と言われてたそうで、
いつから「中海」になったのかまでは、わかりませんでした
-山-
鳥取に「大山(だいせん)」があるんですが、
「だいやま」「おおやま」だとやっぱりダメですねぇー
逆に「浅間山」は「やま」ですよねぇー
尚、由来がわかった山がありました(真偽は不明)
四阿山(あずまやま)
「日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征からの帰り、鳥居峠の上に立って東を振り返り、弟橘姫を偲んで「吾妻はや」と歎かれた。」
-川-
万葉集他ですでに「かわ」と謳われていますので、「かわ」以外ないのかもしれませんね
近畿の川の由来サイト
http://www.kkr.mlit.go.jp/river/97S-Win/name/
あふくま川
あふくま川は、おおくま川とも呼ばれました。
その由来の一つは、あぶくま征伐を行った将軍田村麻呂が「オオクマ」にのってあぶくま川を渡った「熊渡し」伝説から来ています。
綾瀬川の由来
http://www.kosuge-net.jp/timesweb/page1.html
仁淀川の名前の由来
http://kochi.cool.ne.jp/tosa/niyodogawa/na_yurai …
福井の川物語
http://www.fukui-moc.go.jp/index.html
舟川の由来
http://www.katsushika.org/~tacky/hikifune/yurai. …
大府の地名の由来(川や池)
http://www.city.obu.aichi.jp/rekimin/minzoku/chi …
どうもかなりお手数をかけてしまったようで、心苦しいです(^_^;) ありがとう御座います。
考えてみると、山や川の名前のゆらいはそれぞれ個々に違うので、私が疑問に思っていた「山」総体や「川」総体としての読み方についての回答は無いのかもしれませんね。段々、その思いが強くなってきました。
質問を書いた後で、ふと思ったのですが、近くにある某山がこちら側での呼び方と、山の反対側での呼び方が違いまして、「○○ヤマ」と「△△サン」に分かれているんですよ。
同じ山でも「ヤマ」の場合と「サン」の場合があるので、単純明快な答えはあり得ない可能性が高いですね・・・。
ま、もう少し、皆さんの意見や知識をお聞きしたいと思います。
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