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今回の中越沖地震でも断層が原発の直下まで来ている事があらたに分かりました。前回の中越、神戸、福岡の地震でも断層はないと思われていたようです。原発はそういったリスクがない所に建てるから安全だという神話が明らかに崩れたと思います。一体地震を起こしそうな断層を事前に調べる事は今の技術で可能なのでしょうか?(そうは思われませんが、、)わからないとしたら原発や関連処理施設を人の少ない、補助金の欲しい田舎に追いやる理由は、政府の御用学者がそういう風に世論を操作しているとしか思えませんが真相はどうなのでしょう。詳しい方宜しくご教示下さい。

A 回答 (4件)

また失礼します。


No3 の回答の内容間違えたみたいですね。
そういう断層分布図になる前の調査の話を知りたかったのでしょうか。

その調査では、地表に出てる断層を調べ、その延長上をボーリングするなどしてどこまで続いてるか調べる事や、建物を作りたい所や地質学者が興味がある所をボーリングして地下に「断層破砕帯」といわれる特殊な地層がないかどうか調べます。
この調査の最大のポイントは地上に出てる断層破砕帯を見つける事で、特に人里はなれた土地とか山の奥とか人が簡単に出入りできないような土地ではなかなか見つけることが出来ず、単純ではありますが大変地道な調査になります。
これらの方法は非常に古くから行われてる基礎的な方法です。
欠点として、既に地表がコンクリやアスファルトで覆われてしまってると見れません。

そのほかに、地震計を沢山設置して人工地震を発生させて、その結果を解析し、断層がないか見る方法、人工衛星や飛行機のカメラで写真を取り、地形を良く見ると谷や川が断層線に沿ってる事が多いので、怪しいと思われる部分をそれで選び出す、なども行われます。

また、三角点の測量を経年で精密に行い、土地の移動を見る方法もあります。
これは近頃ではGPSで代用されるようになってきました。
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この回答へのお礼

何度もご回答および貴重なご意見いただき大変ありがとうございます。大変な努力を払ってあの分布図は出来ているという事が理解できました。しかしながらこれもまだまだ完璧ではないとのことですね。また原発についても考えさせられました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/26 12:10

また失礼します。


私への質問じゃないですけど多少知ってますので。m(__)m

断層の分布は地質学会を始め行政などでも調査を行っていて、それらの資料は全て公表されています。
例えばこんな具合。
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%B7%A8-%E6%9 …
行政資料なら管轄する役所の課などで入手できます。
大体は建築関係の部署でしょうね。

今回の原発の下は、計画の時点で既に一部の研究者が真下にある可能性がある事を指摘していました。
まああの辺は断層の巣みたいな場所ですから、あって当然といえる場所ですけど。

そういう場所に立てるなら、例え真下が地割れしても上部構造は壊れないだけの厳重に丈夫な作りにする必要があるのですが、結局原発本体だけ厳重にして周囲設備の強度はそれほどでもなくした結果、あちこち沈んで周囲施設が惨憺たる状態になりました。
今日の報道では、原発の蓋を外すクレーンも落ちたそうです。
この場所って落ちちゃいけない場所だと思うんですけどね。
結局、安く上げる為に法律上の必要最低限にしかしないって事ですね。
この点でも、原発本体だけが無事で周囲施設が突然停止した時、原子炉がどういう挙動を起こすか考えてたのかな?などという疑問が湧きます。

特に驚いたのが、防火・消防設備の不備です。
水が使えなくたって消火器(家庭用のちっちゃいのじゃなくて、車輪が付いた、あるいはくるまで運ぶ大型の工業用のやつです)があるはず、でも備えてなくて、電源・変圧設備には普通、炭酸ガス自動消火装置があるはずなのですが、それもなくて・・・で水も出ない、こんな安全管理で原子炉を運転してたのだからびっくりです。

ちなみに、ソ連のチェルノブイリが爆発した時、運手員がアホだとか無謀な実験だとか言われましたが、日本の原発運転員だってひどい物です。
高速増殖炉のもんじゅでナトリウム火災が起きた時、ナトリウム火災専用消火器「ナトレックス」が備え付けられていたのですが、運転員が何のためにあるのか知らずに全く手も触れなかったそうです。
#チェルノブイリの原因は運転員のミスじゃなくて制御棒の構造にある事がIAEAによって確定されています。
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どうなんでしょうね。

断層の上に原発をはじめ学校や公共施設を作ってはいけないと主張する人がいます。ニュージーランド(だったと思うのですが)では断層の上に家を建てるのを禁止している国もあるそうですが、日本ときたひにゃそこらじゅう断層だらけで、断層の上に建築できなければどこにも建築できないような気がします。
そもそも原子力関連の施設は建設そのものが地域住民の反対運動で困難ですから「作りたいところに作る」ことはほぼ不可能で「作れるところに作る」しかないような気がします。成田空港だって、本来はもっと東京に近い場所で作る予定だったのに、反対運動で少しずつ離れていって、とうとう成田まで行き着いて「もうこれ以上離れたらとても首都空港にならない」と強引に建設したんですからね。

それから東京に原発を作れっつうあの人の主張はどうかなーと思います。昔、売れに売れたチェルノブイリの本を当時読んだのですが、その主張は「世界で最も安全対策が進んだソ連の原発でさえあんな大事故を起こしたのだから、日本の原発が安全だなんてとても言い切れない」というものでした。後にソ連が崩壊して、当時のソ連に安全対策なんて言葉が存在しないことが明らかになりました。あの本の著者の方は社会主義者だったんですね。
とはいえ、今回の地震での対応については過去の教訓が全く生かされておらずあまりの危機管理能力の低さにはただただ呆れるばかりですね。私は、変圧器の火災が発生したときに消防への連絡が遅れたのは自前で消火活動していたせいだと思っていたのですが、ただ火災を目の前にしてボーゼンとしていただけとは呆れて口もきけません。消防訓練もしなかったのかね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。いづれもごもっともだと思います。で、私が一番知りたいのはここに断層があるという事をどうやって科学的に証明するのかという点です。地震の後に新聞に日本の活断層一覧のような地図が出るのですが、当然地表からは分からない訳ですから(過去においてここでこの程度の地震があったから、位置的な関係上このあたりにこの位の深さでこの程度の距離の断層があるはず)という断層を断定する公式のような物が存在するのでしょうか?それとも超音波か何かで日本中をくまなく調査した結果ああいった地図が出来上がるのでしょうか?おわかりでしたら補足お願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/25 13:12

こんにちは。


ご質問の内容は間違えなく不可能です。
今回の原発は、当初からそのリスクが論議され、反対派の主張にも盛り込まれていましたが、そういう議論が結果的に封殺されて強行的に作られたような側面が非常に強かった場所です。
建設当時は黒い噂も沢山あったようです。
日本では行政は作ると決めたら何が何でも作ってしまいますので結局こういう事になります。

誤用学者は・・・字が違いますね。うちのIMEはなかなか頭がイイです。論より実体を見てる。(笑)

御用学者は、そもそも政府がそういう事を言わせるために雇った学者ですので、そういう主張をあちこちでやるのが仕事になります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。なるほどやっぱりそういう事だったんですね。昔広瀬隆さんが「東京に原発を!」という本を上梓されてましたが、そういう事であれば電力需要の莫大な都市部に高度な耐震設備を備えた小型の原発を複数作った方がいいのではと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/25 08:58

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