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月が赤く見えるのはどうしてですか??

A 回答 (3件)

 


月が赤いのは、夕日が赤いのや、夕焼けや朝焼けが赤いのと、同じ原理です。「光の散乱」という現象です。

月が赤い場合は、空気中の水蒸気以外に、細かい塵が空気中に多数含まれているときです。月から来る光は、青い光や黄色い光も含んでいるのですが、途中の水蒸気の分子や、塵の細かい分子に当たると、波長の短い青の光などは、分子と衝突し、別の方向へと飛んで行ってしまいます(「反射」とは別の現象です。「散乱」という現象です)。

しかし、波長の長い赤い光は、分子と衝突せずに、そのまま水蒸気や塵の層を素通りして、地上に達するのです。すると、青や黄色の光がほとんどなく、赤の光ばかりが、地上に届くので、地上から月を見ると、「赤い月」に見えます。

光が「吸収」されるのではなく、「散乱」されるために起こる現象です。「月の砂漠」という童謡に、砂漠に赤い月が出ると歌われていますが、赤い月が砂漠に出るということは、砂漠の空気のなかに細かい塵が混じっているということで、こういうことが起こるのは、遠くで、砂嵐が起こったからです。

だから、砂漠で赤い月が出ると,まもなく砂嵐が、こちらにやってくる可能性が高いのです。砂漠だと、赤い月の原因は、細かい塵が空気中に含まれて、光を散乱させるということで、砂漠のように乾燥していない場所では、水蒸気も、散乱に加わっているということになります。

なお、水蒸気の場合は、「ミー散乱」という現象が起こり、赤い光が散乱されて、月が赤く見えることになります。

>No.187774 質問:光の散乱について
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=187774

>キリヤ: Q&A
http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q25.html
 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=187774,http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q25.html
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ANo.#1番さんがお書きになっているとおりだろうと思いますが,上空の空気が汚れていて,月の高度が低いときに,赤く見えることが多いようです。


私も,LAにホームステイしたとき,驚くほど赤い満月を見ました。
満月に近い(欠けが小さい)ほど,光量が大きいので,赤さも目立って見えるということもあるかもしれませんね。
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大気中に水蒸気が多いと光が吸収され、月にあたって地球の大気を通過してくる過程で


目に見える光の成分のうち赤がもっとも吸収されにくいので、目に赤の色が届き
赤っぽくみえるようになります。
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