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太陽が赤色矮星になった時、天王星とか海王星とかはどうなっているのでしょうか?

こんにちは。恒星の終焉(?)については、私が子供の頃から本とかテレビとかでよく紹介されますのでなんとなく分かりますが。では、その恒星の周りを回っている恒星は最後(?かどうかもわかりませんが)にどうなるのでしょうか?

限定して、例えば太陽系で太陽が赤色矮星になった時、あるいはなる過程で、例えば天王星とか海王星とかの惑星はどうなるのでしょうか?

地球などはその過程で太陽に飲み込まれてしまう、というのは子供の頃から聞いていました。
では、もっと外側の天王星とか海王星とかはどうなるのでしょう?

・質量とかエネルギーは保存されるので(←単なる度素人の思いつきにすぎません)、相変わらず赤色矮星となった元太陽の周りを回り続けるのでしょうか?

・それとも、私にはわからないけど、なんだかバランスが崩れて「バハハーイ」ってな感じで太陽の影響を受けずに宇宙へと旅立ったしまうのでしょうか?

ご存知の方、教えてください。

A 回答 (3件)

はじめまして、惑星の将来ですね。

#1さんや#2さんが書かれていることにいくつ
か補足させていただきます。

>限定して、例えば太陽系で太陽が赤色矮星になった時、あるいはなる過程で、例えば
>天王星とか海王星とかの惑星はどうなるのでしょうか?

太陽はあと50億年程度たてば赤色巨星になります。その際に外側の水素ガスを放出し
た後、白色矮星になり、更に最後は光すらださない黒色矮星となるといわれています。

>地球などはその過程で太陽に飲み込まれてしまう、というのは子供の頃から聞いてい
>ました。では、もっと外側の天王星とか海王星とかはどうなるのでしょう?

赤色巨星になったときに、ガスを多量に宇宙空間に放出します。そのため重力が弱まり
いままでまわっていた惑星は、さらに太陽から遠く離れた軌道をまわるといわれていま
す。以前は確かに地球は太陽に飲み込まれるというようにいわれていました。しかし
昨今では、この質量放出のため、地球と太陽との距離が広がり、そのため、太陽に飲み
込まれることはないだろうといわれています。

>質量とかエネルギーは保存されるので(←単なる度素人の思いつきにすぎません)、
>相変わらず赤色矮星となった元太陽の周りを回り続けるのでしょうか?
>・それとも、私にはわからないけど、なんだかバランスが崩れて「バハハーイ」って
>な感じで太陽の影響を受けずに宇宙へと旅立ったしまうのでしょうか?

おそらく地球や天王星、海王星あたりでしたら、太陽を回り続けることでしょう。しか
し、オールトの雲あたりになると、太陽の束縛をはなれてどこかに旅立つでしょうね。

なお、恒星は最初ガスが収縮して、その重力エネルギーのために猛烈な明るさで光を
だします(実際にはチリ等に隠されて観測できない)が、この段階は赤色巨星とはい
わず、通常は原始星といいます。原始星は核融合をしていません。ですので太陽が過
去に赤色巨星になったことはないし、常識が通用しない特別な星でもありません。ま
た、変光星がそこまで極端に大きさが変わるということも聞いたことがないです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>赤色巨星になったときに、ガスを多量に宇宙空間に放出します。そのため重力が弱まりいままでまわっていた惑星は、さらに太陽から遠く離れた軌道をまわるといわれています。

一番知りたい事がそれだったので、ベストアンサーとさせていただきました。

>しかし昨今では、この質量放出のため、地球と太陽との距離が広がり、そのため、太陽に飲み込まれることはないだろうといわれています。

おお!おかげさまでまた新たな興味が沸いてきました。自分なりに調べられる事をお勉強したいと思います。

お礼日時:2012/10/30 23:52

太陽の(核融合の)寿命は約100億年といわれているので、後50億年ほどで核融合によるエネルギー放出は止まります。


しかし、核融合が止まっても太陽が消滅するわけではないので、飲み込まれなかった惑星は太陽の周りを公転し続けます。
核融合が止まった太陽は、白色矮星→黒色矮星と数百億年かけて冷えていきます。(核融合していた期間よりはるかに長い。
恒星にとって核融合の期間は幼年期で、核融合が止まってからが大人の期間ではないか?と思います。)

数百億年の間には、たまたま近くを通過する他の恒星の引力によって、恒星に落ちたり弾き飛ばされたり(銀河内を放浪して何時かは他の恒星に落ちる)した時が惑星の終焉です。
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 赤色矮星は太陽の半分ぐらいの大きさの小さな恒星で、太陽が老化した末期は赤色巨星になります。

赤色矮星ではありません。

 赤色巨星は脈動していて、常に明るさや大きさが変わっている恒星です。その為、大きくなると地球を飲み込むほど巨大化し、小さくなると現在の太陽ぐらいの大きさまで縮みます。明るさも何万倍も変化するようになります。

 赤色巨星:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E8%89%B2% …

 矛盾して聞こえるでしょうが、原始太陽が水星軌道に近い大きさの赤色巨星だったら、岩石質の地球型惑星が現在の軌道を公転しているのは説明出来るようです。しかし、主系列星に属する他の恒星と同様だったら、地球型惑星は太陽に異常に近い軌道にしか存在出来ず、現在のように太陽から比較的遠い軌道上にあるのは木星型の巨大ガス惑星だけのようです。

 太陽に最も近い恒星であるケンタウルス座アルファ星でも、恒星に異常に近い軌道を公転する地球型惑星が発見されています。もちろん、超高温で焼けついた岩石の惑星で生命など存在出来ません。

 太陽が過去に赤色巨星だったとしたら、同じような恒星が他にも発見されるはずですが、1つも見つかっていないようです。原始太陽が一時的に赤色巨星になった後で再び正常な黄色矮星に戻ったとか、太陽は脈動変光星だった星が安定した恒星に戻った珍しい例だとか、色々と考えられるようですが、どれも説明が難しいようです。

 太陽が赤色巨星になるという学説も疑った方が良いのかもしれません。太陽という恒星は他の恒星と違って、常識が通用しない星のようです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>太陽が老化した末期は赤色巨星になります。赤色矮星ではありません。
すみません、色んな事がごっちゃになっていました。ご指摘の通り、(赤色巨星になった後に)白色矮星になると言いたかったのです。

#「宇宙戦艦ヤマト」のシリーズに登場する「白色彗星」をついつい「白色矮星」と言ってしまって、友達に「何それ?」と聞かれていたのは数十年前の事・・・お恥ずかしい限りです。

>太陽が赤色巨星になるという学説も疑った方が良いのかもしれません。

自分の知識やら思考力ですぐにその点を理解するのは無理ですが。一般論としてそれまで常識・定説だと思われた事が「もしかしたら違うかも?」という事自体には個人的な興味の世界に過ぎませんがわくわくします。こちらもあらためてお勉強させていただきます。

お礼日時:2012/10/30 23:26

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