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挿し木によって株を更新してゆけば、原理的には植物の寿命は永遠なのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

寿命というのは、ある個体の枯死するまでの期間です。

数千年に及ぶ種はありますが、永遠ではありません。

挿し木は、栄養繁殖の一つで、母樹とは別個体と考えるべきでしょう。そうなると、母樹と合わせての「寿命」というのはありえないことになります。
挿し木以外にも、接木や取り木、あるいは生長点培養などによって、遺伝的な同一性は確保できますが、個々の個体にはやはり寿命があります。

栄養繁殖をする植物、例えばササやタケはそれぞれの株には寿命がありますが、株が自然に入れ替わるので竹林や笹原の見た目は変わりません。この場合でも、「寿命」は永遠、とは普通言いません。

もし、遺伝的な同一性を「寿命」とするのなら、相当長いかも知れませんが、変異は必ず起こるので、やはり永遠ではないでしょう。でなければ、これほど多様な植物は地球上に存在しません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
挿し木は栄養繁殖の一つで母樹とは別固体と考えるべきなのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/14 12:18

ソメイヨシノの寿命は60年とされています。


江戸末期に交配によって作り出され一株から挿し木によって増やされたのです。
挿し木が親の寿命を引きずるとしたら既に絶滅しているはずですがいまだにその兆候はないようです。
種の寿命と個体の寿命は分けて考えないといけません。
挿し木を続けていって変異さえしなければいくらでも長く保ち続けられるはずです。
つまり永遠ということです。
種の寿命と混同しないで下さいね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
>挿し木を続けていって変異さえしなければいくらでも長く保ち続けられるはずです。
>つまり永遠ということです。

大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/14 12:22

ANo.2さんが「永遠」や「寿命」の意味について述べているように、言葉の定義によって答え方を変える必要がありますが、世間で普通に使われているカキやナシなど果樹の多くやサトウキビなどは、植物体の一部を挿して次世代の植物体を作ることをずっと続けています。

これが「永遠」に続くという保障があるかと聞かれたら、それはないとしか答えられないでしょうが、「一定の限度があってそのうち挿し木で次世代を作ることができなくなる」などと具体的に本気で考えている人は誰もいないでしょう。また、これまでそのような実例はないと思います。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>「一定の限度があってそのうち挿し木で次世代を作ることができなく
>なる」などと具体的に本気で考えている人は誰もいないでしょう。
>また、これまでそのような実例はないと思います。

大変参考になりました。

お礼日時:2007/08/14 12:20

植物には寿命があります、種子から芽生えて育ったものが正しい姿です、何年か経ってから挿し木したものは、既に年を取っている事になります。


何度か挿し木したものは、種子から芽生えたものに比べ高齢化していて寿命が短いのです、永遠の寿命などあり得ません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
挿し木したものは、種子から芽生えたものに比べ
寿命が短いのですね。 参考になりました。

お礼日時:2007/08/14 12:16

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