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マジックミラーはなぜスクリーンが無いところに物体を映し出すことができるのでしょうか?

http://www.shimadzu-rika.co.jp/kyoiku/experiment …

A 回答 (3件)

「光線が、そこに物体があるのと同じように目に入ってくる」為に、


実際にそこに物体がなくても「あるかのように」見えるのです。

虫メガネで物を拡大して見る時と同様です。
「そこに大きな物体があるかのように」見えますよね。

そういう意味では、スクリーンに像を映し出す時には
「そのスクリーンの上に実像がある」のですが、

マジックミラーや虫メガネの場合は「虚像」と呼ばれ、
「そこに像がある」のでなく「そのように見える(錯覚)」ものです。
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ご質問で参照されているURLに書かれているように、


ミラーの底に置かれた物体の像が、ミラー頂部に結像します。
(スクリーンがない空間にも像は結びます。)
この像から出た光が目に入るのですが、その光はちょうど像のところにある物体から出た光と同様な光線です。で、見た目にはそこに物体があるように見えます。

同様な空中像は、凸レンズ(虫眼鏡)で遠方の景色を見たときにも見えます。(逆さになって小さく見える像は、マジックミラーの像と同じ空中像です。条件がよければ、像が虫眼鏡の手前側に浮いたように見えます。)

ちなみに、像の位置にスクリーンを置くと(その場合、物体の照明がちょっと面倒ですが)、スクリーン上に像が写ります。
(スクリーンを置くと、そこで光線が散乱されるので、より広い角度からでも像を見ることができるようになります。)
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 スクリーンがなくても物体が映し出されているものは、ご質問のマジックミラーに限りません。


 望遠鏡や顕微鏡のなかにはスクリーンなどありませんが、拡大された物体の像を見ることが出来ます。
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