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南米では古代地震がよく起こるようですがマヤやインカの古代遺跡が倒壊することがないように思うのは単なる印象でしょうか。それとも当時の人が地震に対して何か知識を持っていて対策を立てていたのでしょうか。

A 回答 (1件)

我々は生き残った遺跡のみを見ていることを忘れてはなりません。

インカ、マヤ、アステカなどの新大陸主要文明の遺跡は精密な石造という事になっていますがすべてが石造ではなく、民家などはアドベ(日干し煉瓦)作りだったと考えられます。そこで粗雑な石造りの建造物(地方の官庁、倉庫、中継基地)などの多くは崩壊して基礎を残すのみ、或いはアドベの場合は砂の塊り(中国西部にも多い)と化してしまっています。

鉄器・車輪・牛馬のような使役動物を持たず、巨大地震に耐えるほどの精巧な石造りの建造物を作る技術があったことは事実です。日本の城郭の石組み以上の技術があったようです。マヤ、インカ、アステカ共に千年以上も先行する数多くの古代文明の集大成であり、マヤ、インカ、アステカはスペイン人が到達したときにたまたま目撃した文明だったのです。
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この回答へのお礼

権力の象徴である建造物は地震にも耐えるように作られていたということですね。ご丁寧な御教示ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 11:29

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