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先日「日本人は飢餓に強い」と言う事を小耳に挟んだのですが本当なのでしょうか?
それは何故でしょうか?イマイチ分かりません。
私は縄文時代の食料採取段階が長く続いた為に農耕や牧畜が発展した他の地域より少食になったのではないかと考えたのですが・・・・。

生物学的に見て強いのか歴史的に見て強いのか分からなかった為にこのカテゴリーに建てさせていただきました。申し訳ありません。

それともう一つの質問なんですが、食料採取段階では貧富の差がないと言われておりますが保存技術などが発達していたと記されている縄文時代において木の実の備蓄等を含めたとしても本当に格差はなかったのでしょうか?
こちらの方も答えていただけたら幸いです。お願いします。

A 回答 (5件)

基礎代謝の違いが、個人差、地域差、民族差としてあるようです。

日本人は基礎代謝が低い、少ないエネルギー摂取で生き延びれる、多めに取ると皮下脂肪として体内蓄積しやすいということはありえるでしょう。
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南太平洋の原住民の中には、タロイモしか食べないのに筋骨隆々な人たちがいます。

調べで見ると、腸内で乳細菌などが体に必要なアミノ酸とかを作り出していることがわかっています。ひょっとしたらそれと同じような能力が縄文人にもあった可能性があるのではないでしょうか。それと、日本人のほとんどの人は非常に貧しかったので、米などを食べるより、粟や稗などを食べる生活が長かったと思いますので、飢餓に強い体質になったのでしょう。国民の全員が米を普通に食べれる時代になったのはここ100年の間からではないでしょうか。詳しいことはまた他の人から訊いて下さい。
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こんにちは。


「日本人が飢餓に強い」と言うのは「太り易い体質である」ということから導き出されている部分も大きいように思います。
日本人は長らく#2さんも仰っているように欧米人などに比べてずっと栄養価の低いものを主に食べてきました。
その為腸も長くなって「僅かな栄養も残さず吸収する」という体質になり、更にいざという時の為に「脂肪を効率よく蓄える」ようになっていったと言われます。
それが近年欧米人と同じような食生活をとるようになった為日本人を大いに悩ませている訳です(ある面では非常に贅沢な悩みとも言えますが)。
食べたものを直接エネルギーにかえる効率も身体が脂肪として蓄えておこうとする為に欧米人のそれよりずっと悪く、同じように食べていけば太ってしまうだけでなく生活習慣病などにも非常になり易いのです。
一見欧米人のほうが太っている人が多いようですが、それは元の(特にカロリーの高いものを)食べている量が多いというだけのことで、同じように同じものを食べた場合には日本人のほうがより太ってしまう傾向にあるのです。
そのようなリスクを負いたくない人にとっては何とも不公平に思われる話ですが、長いこと日本人はそのような食生活だったので仕方ありません。
当然いざ飢餓状態となれば栄養価が低く少ない食事からでも蓄えることが可能な日本人のほうが強いということになる可能性はあります(氷河期もしくはそれに近い状態を乗り越える為にそのような体質になったと見る説もあるそうです)。
しかし最近では食生活の変化から人々の腸の長さも以前と比較して短くなっていると言いますし、かつてほど「飢餓に強い」ということは言えなくなってきているのかもしれません。
また「貧富の差」については確かに備蓄の効率などの差は多少はあったでしょうが、古代においては何事も「人力」ですので権力が集中してそれを思うように出来るようにでもならない限りは「格差」と呼べるほどの差は生まれなかったのではないかと思います。
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 前の大戦のときのことですが、ビルマの日本軍捕虜収容所に捕らわれていた英人捕虜が、日本軍兵士と同じものを食べていたのに、栄養失調になってしまったという話が残っています(日本の兵隊はもちろん何ともありません)。


 今の日本人と違って、当時の人は粗食でした(麦飯と沢庵でオッケイ)。一方、英人は今の日本人と同じくらい、肉などの栄養価の高いものを十分に食べていたのでしょうね。
 これじゃ、英人捕虜が栄養失調になり、日本兵が平気なのは無理ないことと思います。
 昔の日本人は生物学的に?飢餓に強かったことは確かです。第一、体が小さい。当時の日本人はアジア人の中でも小さい方で、西洋人と比べれば圧倒的に小さく、日本人は少ない食料で生き延びていくことができたはずです。
 一万年も続いた縄文時代の採集生活が、その後に影響しているかということですが、日本人の体格という面で影響があったと思います。
 縄文時代は、日本の北から南まで小さい集団がパラパラと散在していました。そしてそれらの集団はお互いに争いも無く平和に暮らしていました。採集生活は原則的に必要が生じてから(極論すれば腹が減ってから)採集に行きます。計画性はあまりありません。極端な言い方ですが、日常的に空腹状態であったといえるでしょう。
 ですから縄文人は渡来系といわれる人々よりも矮躯でした。体が小さければ小食で済みます。このことは後の日本人の体格の形成に影響しています。
「縄文時代の貧富の差」、確かに木の実などの貯蔵技術はある程度あったと思います。食糧や衣類を貯め込んでいる奴が金持ちだといえばそうなのでしょうが、差といってもその程度でしょう。
 体の大小及び粗食への慣れが、飢餓に強いかどうかに影響していると思います。現在の日本の若者は飢餓に全く弱いでしょうな。
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◎ 縄文時代の食料採取段階が長く続いた為


といっても縄文時代以後、3000年近くたちますし、大陸系との混血も行われましたからかなり「まゆつば」な話のように思えます。

◎ 先日「日本人は飢餓に強い」と言う事を小耳に挟んだ
江戸時代には何度も飢饉にあって多くの人が亡くなっています。
太平洋戦争中粗食で抵抗した....という話からの「都市伝説」的な話のように思われます。

◎ 縄文時代において木の実の備蓄等を含めたとしても
◎ 本当に格差はなかったのでしょうか
そのような備蓄形態では多くを備蓄することは難しく、また備蓄しなくとも採集できる、という点で「備蓄」の重要度が低いでしょう。
農耕の場合、「種」を備蓄しなければならないということが大きいかと。また農耕地がある程度限られるということも一因です。
縄文時代の墓や住居には大きな格差が見られず、また集落構成も特別なものがない(環状集落と呼ばれる住居が均等に配置された村が多い)等々から「ムラオサ」のような長はいたとしても経済的格差があった可能性は低いと考えられています。
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