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文章の中によく[ご理解][ご案内][ご協力][ご依頼]と記載されている文章がありますが、[ご]を付けることによってどのような意味があるのでしょうか。また、どのような際に使えばいいのでしょうか。

A 回答 (4件)

はじめまして。



「ご」は名詞や漢語につく接頭語で、「尊敬語」「謙譲語」「美化語」の用法があります。

1.尊敬語の用法:
(1)相手の動作・状態に関する語につき、相手に対する尊敬を意味します。

(2)ご質問文の例は全て尊敬の用法があります。
[ご理解][ご案内][ご協力][ご依頼]
これらの動作が、相手の動作である場合は、「ご」は尊敬の接頭語に分類されます。

例:
ご理解(ご案内・ご協力)有難うございます。
ご依頼を承りました。

これらの単語は、相手の動作を表しているので、「ご」は尊敬の接頭語になります。


2.謙譲語の用法:
(1)自分の動作・状態につき、その動作の対象となる相手に対する謙譲の意味を表します。

(2)ご質問文の中の例からは、「ご理解」「ご依頼」は謙譲の用法はありません。
[ご案内][ご協力]
これらの動作が、自分の動作で、相手に対象が向けられる場合は、「ご」は謙譲の接頭語に分類されます。

例:
ご案内さしあげます。
ご協力させていただきます。

これらの単語は、相手を対象としている自分の動作なので、相手に対する謙譲の意味を表し、「ご」は謙譲の接頭語になります。


3.美化語の用法:
(1)言葉を飾る用法で、相手に失礼にあたらない語法、また自分の教養や品性を高く見せるために使われる語法で、その意味で美化語と呼ばれます。

(2)自分、相手に関わらず、いろいろな名詞に使われます。
例:
飯→ご飯

これらの単語は、それらの所有の対象が自分・相手に拘らず、聞き手への失礼にあたらない配慮をした丁寧な言い方になります。その意味で、丁寧の接頭語と呼ばれることもあります。

また、自分を飾るため(=教養よくみせるため)に言葉を美化して使う場合は、美化の接頭語と呼ばれます。

(3)美化語の場合は、「お」が比較的多く使われています。
例:
お話、お店、お菓子


以上ご参考までに。

この回答への補足

ご多忙の中、非常に分かりやすいご回答ありがとうございました。
補足としての再質問になりますが、例えば文章の件名に(案内)と表示させるとしたら(案内)ではなく(ご案内)になるのでしょうか。

例)
平成18年度・・・・・(案内)  ×
平成18年度・・・・・(ご案内) ○

補足日時:2007/10/09 11:21
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No.3です。

お返事を有難うございます。一週間ほど旅行のため不在で昨晩自宅に戻ってきため、お返事が遅くなり申し訳ありません。補足質問にお答えします。

ご質問:
<例えば文章の件名に(案内)と表示させるとしたら(案内)ではなく(ご案内)になるのでしょうか。
例)
平成18年度・・・・・(案内)  ×
平成18年度・・・・・(ご案内) ○>

下の(ご案内)が正しい表記となります。

「(文章にて)案内する」という動作・所為が、相手である読者に対してなされるものであるため、読者に対する敬意が必要になります。

これは、話し言葉でも「(道を)ご案内します」と使われるのと、同じ敬語の用法になります。パンプレッとなどの文章でも、「ご」をつけるのが正しい敬語の使い方といえます。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

この度は、ご多忙の中ご丁寧なご回答をいただき誠にありがたく存じます。ありがとうございました。今後の、参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/10/12 20:47

尊敬、と謙譲、の両用法があります。

次のリンクもご覧ください。ただ、すこしわかりにくく書かれてあります。

参考URL:http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn=79
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相手に敬意を表するときに使います。


目上の方とお話しするときはなるべくつけるようにしましょう。
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