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「充実化」という表現について
活動を「充実化させる」という表現か、活動を「充実させる」表現か。どちらがふさわしいのか、相談です。
「充実させる」よりも「充実化させる」のが、充実するかどうか分からない活動に対して、充実に向けて努力する意味合いが含まれるような気がしており、「充実化」の方の言葉を使いたいと思っております。

A 回答 (3件)

 この場合ははっきりと、「充実させる」が正しいと思います。


 「充実化」をお使いになりたい、という気持ちも分かります。「~化」として定着している言葉は、「商品の差別化」などですね。「他の商品との差をより明らかにつける」という意味で使われ、ビジネスの世界で定着しています。これは、頻繁に使われるようになって、広く定着していったので、それが正しいようになっていった例だと思います。
 似たような例で、私の会社の上司で、「~の向上化」という言葉を好んで使う人がいました。開発中の商品の品質を向上させる、という目的の仕事をしていたときに、社内の文書で、例えば「耐久性の向上化」などと書いていましたが、私は、これは間違いだと考えて、自分が使うときは、「向上」だけで「化」をつけませんでした。理由は、「向上」だけで動作や変化を表す言葉だからです。変化を表す言葉に、さらに「化」という変化を表す言葉をつけると、二重の表現になってしまい、くどい語感を与えます。
 ご質問の、「充実化」ですが、これも「充実」が、「充実する」という動詞として成り立つ言葉ですので、それに「化」をつけると重複表現になると思います。「差別化」の場合はどうか、と考えますと、「差別する」という動詞として成り立つ、「差別」という言葉に「化」をつけるのも、上の理屈で考えれば重複表現と言えるかもしれません。ただ、「差別化」の場合だけ特別に、広く定着している表現である、という事実があると思います。
(漢字変換のMS-IMEでも、「さべつか」と入力して一発で「差別化」と変換されるくらいです)

 というわけで、私の見解では、残念ながら、「充実化させる」は重複表現になるので「充実させる」の間違いで、「差別化」はよい、という結論です。私の私見が入りましたが、経験を元に述べさせて頂きました。言葉というのは、時代とともに変化していく性質があります。新聞やテレビ、街の文章などの用例を元に、意味と成り立ちと、使われる状況を考えて正誤を判断していくのがよいと思います。
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この回答へのお礼

長文のご回答、ありがとうございます。
器具などが故障している場合に、「故障」と「故障中」という2種類のビラを見ることがあり、「故障中」は、「故障」がもう既に状態を示しているので、変だなとは思っていました。

そうは言いつつ、「充実化」の表現は使ってみたいと思っているのは、矛盾しておりますね。

ご意見、参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/10/13 22:17

専門家ではないので、個人的な感覚での回答なのですが。



「充実化」という言葉を使いたいのであれば、「充実化を図る」という言い方はいかがでしょうか。
「今後はこの分野の充実化を図ってまいります」などといった言い回しで、国会の答弁とか、会社の方針発表などの、固い表現をする場合にはよく耳にする言葉です。

ただ、それが文法的に正しいのかどうかはわからないのですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「充実化を図る」表現もよく見るような気がします。

お礼日時:2007/10/13 07:12

「充実化」は日本語として成り立たないような気がします。



「何々の活動の....の'部門・方向・分野'を'充実させる'」と

'部門・方向・分野'と具体的に書いて、「それを」→「充実させる」ならキッパリと判ります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「化」という言葉は、あいまいな表現になるようですね。

お礼日時:2007/10/13 07:10

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