
ありますでしょうか?
現在、原因不明の虚無感に襲われています。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3437189.html
何故、自分が虚無感を感じているのか?
虚無とはそもそも一体難なのか?
私はどうすればよいのか?
今は何もする気が起きません…。
いえ、だいぶ前からずっとこんな調子です。
しかし、仕事があるから、付き合いがあるから、生活があるから、こんな調子で毎日動いています。
その一方で、この人生がどこかで終止符が打たれないかと待ち望む自分がいます。
こんな自分に、虚無とは何か、どうすればよいのか、気づかせてくれる小説はありますでしょうか?
現在、 滝本 竜彦先生の超人論、NHKへようこそ、上遠野浩平先生のブギーポップを知人に薦められ読んでいます。
他におすすめの御本はありませんでしょうか。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
はじめまして。
私がかつて人生のドン底にあったとき…絶望と苦悩で発狂寸前でしたが…立ち直らせてくれた本がありました。
『自我の終焉』(J・クリシュナムルティ著/篠崎書林)
小説ではないので恐縮ですが、著者のジッドゥ・クリシュナムルティ(1895~1986)は日本では知る人ぞ知るといった程度の認識度ですが、世界的には超有名な孤高の思想家で、20世紀最大の思想家とまで賞賛され欧米では非常に評価の高い人です。彼から絶大な影響を受けた欧米の超一流各界人(作家・思想家・芸術家・科学者等々)は枚挙にいとまがないほどで、彼の死は世界的ニュースとなりインド政府は国葬を行って(彼はインド系アメリカ人)偉大な生涯を讃えました。
日本では宗教家と勘違いしている人もいるようですが、彼は神や霊魂といった形而上的テーマにはまったく触れず、人間の精神の根底にある虚無感・孤独感・恐怖とは何なのか、果てしない苦悩に終焉はあるのか、といったテーマで世界中を語り歩き続けた人です。
そのスタイルや思想の類似性から現代の仏陀とも称されましたが、多くの著作も書き残しています。上記の本は数ある著作の中でも定番中の定番で、彼の思想のすべてがが比較的わかりやすく網羅されています。
この本は幸福で満ち足りている人より、苦悩している人にこそオススメしたい本です。私自身、彼の言葉が絶望で打ちひしがれた私の心に真綿が水を吸うように浸透していき、この人は極限の苦悩を体験した人に違いないと思ったものです。
ライト・ノベルのように気軽に読める内容ではありませんが、かといって難解で理解に苦しむという内容でもありませんし、もちろん宗教嫌いの人(私もその一人)にもまったく抵抗ないと思います。
私はこの本との出会いがきっかけで人生観が激変しましたが、あくまで私の個人的体験なので質問者さまのお悩みの解決につながるかどうかはわかりませんけれども…もし興味を持たれましたらお暇なときでもご一読されてみてはいかがでしょうか。
この回答への補足
みなさま、誠にありがとう御座います。
皆様全員にポイントを差し上げられなくてすみません;
ですが、皆様に御紹介頂いた御本は全部読ませて頂きます。
本当にありがとう御座いました。
是非とも読ませて頂きます。
まだ、間に合うのか分かりませんが、とにかく読んでみようと思います。
ありがとう御座います。
まだ、読んでみないと分かりませんが、私にも何かつかめ
No.7
- 回答日時:
はじめまして。
虚無感ですか…それは大変ですね。
まぁ、虚無感を味わいきると次の展開が見えるかもしれません。
そういう意味でなら、村上春樹の初期の作品は、おすすめです。
風の歌を聴け、1973年のピンボール、ノルウェイの森、カンガルー日和、回転木馬のデッド・ヒート、パン屋再襲撃など、文庫本が出ていますので。
あと、虚無感については、以下を。
山田詠美「ぼくは勉強ができない」
あとは…
多少ファンタジックですが、ミヒャエル・エンデの「ネバーエンディングストーリー」や「モモ」はいかがでしょう。
養老孟司の「バカの壁」「死の壁」あたりも、何かのきっかけになるかも知れません。
何かの参考になれば幸いです。
はじめまして。
養老孟司さんの作品はまだ未読でした。
あとは、一応殆ど読んでしまいました。
養老孟司さんの作品を読んでみようと思います。
沢山の御紹介ありがとう御座います。
せっかく御紹介下さったのに、何だか申し訳ないです;
しかし、気に掛けて下さりありがとう御座います。

No.6
- 回答日時:
#3です。
何度もすいません!
下の方の回答をみて思い出したのですが、パウロ・コエーリョという人が書いた有名な本に「ベロニカは死ぬことにした」という本があります。個人的にはあまり感動しませんでしたが、まさに質問者さんのような苦しみを抱える女性ベロニカの再生物語です。読んでみるといいかもしれません。パウロ・コエーリョはブラジル人で旅人というユニークな作家です。
では。
いえいえ、度々答えて下さりありがとう御座います。
>「ベロニカは死ぬことにした」
>個人的にはあまり感動しませんでしたが
私と同じですね(笑)
個人的にあれは駄作だと思います。
他の作家も似たようなものを沢山描いていますし、一行で済む内容を延々と一冊の本に綴ってます。
その過程がパウロ・コエーリョさんの腕の見せ所のはずなのに、全く心がこもってない気がしました…。
ただ、描いている…そんな印象を受けました。
もっとも、「アルケミスト」が凄すぎたのかもしれませんが(苦笑)
ありがとう御座います。
No.5
- 回答日時:
「アルケミスト」を読まれたことはありますか?
私はこのサイトで知って読んでみました。
それまでパウロ・コエーリョという人は知らなかったのですがアマゾンのレビューも多く寄せられていてびっくりしました。
虚無とはなにか気づかせるかはわかりませんがご参考までに。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82 …
おや、私と同じですね(笑)
私もこのサイトで教えて頂き、人生とは何か?と感銘を受けました。
しかしながら、その答えまでは分からず(パウロ・コエーリョさんは恐らく自分で見つけなさい、と言っているんだと思いますが、当方としてはその取っ掛かりぐらい知りたいと考えておりまして)、もう少し知りたいなと…。
ありがとう御座います。
たぶん、「アルケミスト」が最高傑作だと今の所私は思います。

No.4
- 回答日時:
小説でしたら、『ダンス・ダンス・ダンス』(上・下)村上春樹 講談社文庫
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82 …
新書でしたら、仏教系とか
『希望のしくみ』
http://www.amazon.co.jp/%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81 …
http://www.amazon.co.jp/%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81 …
ありがとう御座います。
村上春樹さんの書籍は、以前「ノルウェーの森」を知人から紹介され、吐きそうになりました(いえ、作品自体は良いと思うのですが、あの状況下でのあの作品の御紹介はきつかったと思います…;)
ですが、これは面白そうですね。
読んでみたいと思います。
宗教系は胡散臭い目で見てしまいがちですが、これは面白そうですね。
ありがとう御座います。これも読んでみたくなりました。

No.3
- 回答日時:
こんにちは。
迷いながら回答させて頂きます。質問者さんは今、虚無について本気で考えたいわけではないと思うのです。今目の前にある虚無の状況から脱したいと考えておられるのだと思います。
前回の質問に、
>どうしても原因が分かれば快全されるような気がしてならないのです。
と書いておられます。私は、このように感ずる人は虚無を打破する道が必ずあると考えます。
心を置いてけぼりにしてしまっているのではないでしょうか?
虚無とは何か、どうすればよいのか考える前に、
はっきりと、私はこれが虚しいのだ、私はこれに何の喜びを感じない、こんな人と付き合いたくない、と言う風に、時にはこんな生活もう嫌だというような暴力的な不満であろうと爆発させ、苦しみに苦しむことも必要だと思います。
滝本竜彦の本を読んで励まされるのもいいと思います。しかし何の助けにもならなかった場合には こんなものに回答はみつからないとはっきりと切り捨てる必要があると思います。今以上に、苦しみに苦しみ、あらゆる希望に見放された末、いつか貴方自身の本当の悶えや望みに耳を傾けることができるかもしれません。
心はいつも同じではなく、つねに変容、変化を遂げているものだと思います。放っておけば、固形化してしまう。
時には自分をぶち壊す作業も必要だと思います。
>この人生がどこかで終止符が打たれないかと待ち望む
よりずっとやってみる価値があると思います。
本の勧めでなくて申し訳ないのですが、今の質問者さんに虚無ついて考える本を薦めるのはどうかと思い、非力ながらアドバイスさせて頂きました。
私の事を一緒にお考え下さりありがとう御座います。
>虚無について本気で考えたいわけではないと思うのです。今目の前にある虚無の状況から脱したいと考えておられるのだと思います。
遠からず近からずといった感じを受けました。
仰る通り「虚無から脱したい」と考えていたのですが、そうするうちに「一体虚無とは何なのか?」という壁にぶち当たりました…。
現在、うまくは言えませんが、「虚無から脱したい」という気持ちから「虚無とは何なのか?」と本気で考えています。
>このように感ずる人は虚無を打破する道が必ずあると考えます
ありがとう御座います。
私もそのように思いたいです。
しかし、虚無の実態が掴めない為、難航しているのが実情で御座います;
>放っておけば、固形化してしまう
確かに、仰るとおりこれは一理あると私も思います。
しかし、私がそこに至った過程は、苦しみに苦しみ抜いて、やがて耐えられなくなり、結果心が風化してしまったような気がします。
>暴力的な不満であろうと爆発させ
そういえば、確かにこのような事が出来なかったかもしれません。
というより、私はそのような感情の自由?が許されない環境に居たような気がします。
いえいえ、ありがとう御座います。
お蔭様で、少しだけ自分が見えてきました。
ひょっとしたら…。
うまくは言えませんが、私は感情の自由が許されてなかった。そのうえ、どうにもならない現実を突きつけられ、挙句苦しみからなのか原因は不明ですが、自分の苦しみにさえ気づかなかった(あるいはあえてそうしたのか?)してしまったのかもしれません…。
心よりお礼申し上げます。本当にありがとう御座いました。
No.2
- 回答日時:
No.1
- 回答日時:
私のオススメは、電撃文庫から、ハセガワケイスケさんのしにがみのバラッド。
表紙が可愛いんで買いにくいかもですが、読んでみる価値はありますね。
あとは少し古いですが、僕らの七日間戦争。
なんて、いかがでしょうか。
>表紙が可愛いんで買いにくいかも
たしかに今まで表紙に引いておりました(笑)
しかし、読まず嫌いはたしかに良くありませんね。今度本屋で買ってみようともいます。
>僕らの七日間戦争
これは何だか良さげですね。
ふと、青春時代を思い出しました。
年代的にも同じかもしれません。素敵な御紹介ありがとう御座います。
とても参考になりました。ありがとう御座います。
どちらも買ってみようと思います。
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