ギリギリ行けるお一人様のライン

「沖縄(オキナワ)」は「ウチナー」になるように、沖縄弁では「キ」が「チ」に音韻変化すると見ているのですが、中国語も外来語の音訳では「Micky(ミッキー)」が「米奇(ミー・チー)」となり、「キ」が「チ」に変化する特徴が見られます。
沖縄弁と中国語の間には、何か関連性があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

「オキナワ」が「ウチナー」になったのはたしかに口蓋化なのですが、ミッキーの方はまったく関係がありません。

中国語には「キ」をあらわす文字がないから仕方がないのです。まあ、「クイ」でよければ「貴」とかありますが。
日本語の漢字音と中国語音を比べると口蓋化が見られる例はたくさんあります。「奇」の字も日本の呉音では「ギ」、漢音「キ」ですが、じっさい、昔は「キ」「ギ」に近い音だったのです、それが口蓋化という現象によって現在の北京語では「チー」と発音されるようになったものです。同様の現象は世界中の言語で見られます。「あご」のことを英語でchinといいますが、ドイツ語ではKinn(キン)。英語のchinも昔は「キン」と言っていたのが口蓋化によって「チン」というようになったわけです。「キ」という音は「チ」という音になりやすいのです。
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ぜんぜん専門家ではないのですが、私も興味のある質問なので応援の意味でちょっと書きます。



ひょっとして口蓋化と呼ばれる現象と関係あるのではないでしょうか。もしそうだとしたら、いろんな言語で発生しうる現象なのかもしれません。以下、私の見つけた、ひょっとして関連あるかもしれない情報です。

● 口蓋化(ウィキペディア)→ 「琉球語や東北方言でキがチに変化している例もある。」のあたり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%93%8B% …

● なぜ2種類のローマ字があるのか? → 「ちゃんとチミと言っているのにチミと書くのはけしからん」のあたり
http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/romaji.htm

● 言葉の世界・伝言板 → 「今日はヨーロッパ諸語の例をあげて置きます。」のあたり
http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/bbs/bbs9810 …

どなたか、専門家の方のご意見を聞きたいですね。
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ミッキーが普通話(北京語)「ミーチー」になったと言うよりも、これは広東語読みの「マイケイ」に音訳されたからではないでしょうか。


マクドナルドの中国語「麦当勞」も、普通話で「マイダンラオ」になってますが、もともと広東語の「マクトンラウ」のような音訳から漢字が当てられています。
ですので、音訳された中国語にご質問のような関連性が、直接あるとは言いにくいのではないかと思われます。近代あたりから第二次大戦後に中国に流入した英語などの外国語は、多くが香港を中心に入り込んでおり、広東語が読みの中心になっていますね。(国名のスイスが瑞士など)
もっとも、ディズニーの「迪斯尼」は普通話で音訳されているようですが。^^;)

沖縄の言葉は、交流の深い現在の福建省や浙江省や台湾など、上海付近から南方にかけての言葉との関連性はかなりあることは事実でしょう。
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中国語(普通話)では、k音のあとi音が来ることがありません。



これは推測ですが、
Mickyの場合は、単にk音と同じ破擦音のq音を用いて表現したのでしょう。

たぶん。

参考URL:http://www.cuc.ac.jp/~zhao/pinyin.htm
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