アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ずうずうしいのですが…。
国文法の問題集を解いていて、すべての問題文を文節に区切るようにすることにしました。
しかし、ややこしいのも多く、まだ勉強不足ということも重なりわからない、または自信がない問題が沢山出てきました。
文節を区切りなさい、という問題ではないので答えがわかりません。
文節の区切りがあっているか、また、わかりやすい見分け方、分け方の例外など教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
*一応自分で文節に分けられると思うところに「/」を入れています。
1,しっかり/して/きた
2,東の/方に/ある
3,景色を/ながめようと/して
4,雑誌に/掲載された
5,もう/少し/待ってほしい
6,社長に/お伝えください
7,部屋を/きれいに/しました
8,もう/彼は/来ないだろう
9,彼女は/満足して/いるよ
10,犯人が/近づいて/くる
11,彼は/裏切るようなことは/しない
12,簡単な/問題が/とけなかったのでしょうか
以上です。
沢山ありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

文節の間にネ、最後にヨをつけて読みなさいと中学校で


教わりました・・・。

ということで、5番ですが・・・
もう少し、で1つの文節だと思います。
そして、「まって」と「ほしい」は別々の文節です。

11番。裏切るような、で切れます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
では、「夢に出てくる」は、「夢に/出て/くる」でいいのでしょうか?
「~くる」はすべて同じあつかいになるのでしょうか??

お礼日時:2007/11/07 22:17

5番は、もう/少し/待って/ほしい です。


「もう」も「少し」も別々の副詞なので、2文節だと考えるとOk!
6番は お伝え/ください
だと思います。
11番は、裏切るような/ことは/しない
が正解です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
では、「夢に出てくる」は、「夢に/出て/くる」でいいのでしょうか?
「~くる」はすべて同じあつかいになるのでしょうか??
「~ください」もでてきたらすべて一文節でいいのでしょうか???
「~だろう」「~ほしい」「~して」の例外もあればおしえていただけませんか?

お礼日時:2007/11/07 22:22

夢に出てくるは、


夢に/出て/くる
です。(この場合の「くる」は、普通、平仮名書きになります。
補助動詞というやつです。)
~ください が全部分けて良いのかは、100%の自信がありませんが
たぶん大丈夫だと思いますけど・・・。考え方としては、参考URLを見ていただいたらよいと思うのですが、「補助動詞」は、学校文法では文節を分けて教えています。
例 見えて/くる とか、 悩んで/しまう とか、 書いて/おく
とか、こんな感じです。(この場合のくる・しまう・おく のこと)

~だろう は、「だろう」だけでは1文節になりません。(「だろ」も「う」も助動詞で、付属語だから。それより前に何かがついて文節を作ることができます。)
~して は、「感動して」とか「勉強して」の場合は、これで1文節になりますが、(この場合は「感動する」という動詞に「て」がくっついているので。)「しっかりして」の場合は、「しっかり」という副詞+「する」という動詞+「て」という助詞が合わさったことになるので、「しっかり/して」の2文節になります。

例えば、「ふらふら/して」とか、「うきうき/して」とか、こういう
場合なら2文節です。

長々とすみません。書けば書くほど、分かんなくなったかも・・・。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E5%8A%A9% …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

よくわかりました。
例文を添えての解説で丁寧に教えてくださり、ほんとうにありがとうございました。
参考URLもみさせていただきました。
教えていただいたことを頭に入れて、もっと勉強します。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/11/10 14:15

まず、「一つの文節は一つの自立語と不定数の付属語(複数の場合もあれば0の場合もある)でできている」という基本を確認してください。


よって文節の一般形は、「A+nB」(Aは自立語、Bは付属語、nは0あるいは自然数)という式で表す。
また、上記から必然的に、文節のはじめの単語はすべて自立語、自立語の切れ目(文中の自立語の直前)は文節の切れ目、ということもできます。つまり、文節分けを完璧に行うためには、単語分け(いわゆる品詞分解)ができなければなりません。文節は中一で習う概念ですが、その時点では単語の種類(品詞)を習っていないので、完全にはできないのがむしろ当然なのです。(中2,3で品詞をすべて習って初めて理解できる【はず】なのです。)
自立語:名詞、動詞、形容詞、形容動詞、副詞、連体詞、接続詞、感動詞(以上10品詞)
付属語:助詞、助動詞(以上2品詞)

ここで問題になるのは、補助語(「出てくる」の「くる」、「見てください」の「ください」、「待ってほしい」の「ほしい」など)も自立語なので文節になれるということです。補助語は、単独では成分(主語、述語などの文節の働き)になれないので単独で文節になれるのか迷うところですが、品詞的には自立語なので単独で文節になるというのが学校文法の考えです。補助語のうち動詞(補助動詞)はすべて前に「て(で)」があります。また11の「こと」は形式名詞といい、これも単独では成分にならないのですが、品詞的には自立語なので単独で文節を作ります。
なお、「出てくる」など補助動詞を含む語は、複合動詞と混同しやすいので注意が必要です。
複合動詞(あるいは複合語全般)については、定義に曖昧なところもあって、研究者の間でも意見が分かれることがあるのですが、元となった複数の語の意味を単純に足しただけではなく新たな意味も持つようになった語で、常に一体となって使われる語、と考えておけばいいでしょう。
動詞が複数合わさった複合動詞の場合、「読み切る」のように、上の動詞は連用形の場合がほとんどです。(ほかに「歩き出す」「飛び立つ」など。)その形の場合は複合動詞(一単語で一文節)と考えればいいでしょう。
それに対して、「出てくる」のように動詞の連用形(出)に接続助詞「て」が付いた形は、ごく少数の例外を除いて、複合動詞とは考えず、「出てと「くる」という二つの文節と考えます。

以下、問題点を含む1と6について述べます。

ご存じの通り、サ変動詞には、「する」と、他の語について「~する」という形となった多くの複合動詞があります。
「する」はさまざまな語について複合動詞になります。文法辞典には次のようにあります。
>単独で使われるほか、「思考する」「努力する」「変化する」などの漢語名詞に付いたり、「罪する」「敵討ちする」「よみする」などの和語名詞に付いたり、「にこにこする」「ぴったりする」などの副詞に付いたり、「ヒットする」「ストップする」など外来語にも付いたりする。(「日本語文法大辞典」(平成13年 明治書院))
前置きが長くなりましたが、上記の通り「しっかりする」は一語のサ変動詞にもなります。つまり「しっかりして」で一つの文節にもなります。
「にもなる」と曖昧な言い方をしたのは、場合によって「しっかり」と「する」の二つの語に分けられる場合もあるからです。同じようなことは「副詞+する」という語形全般についていうことができます。(この問題は、かつて西日本の有名進学高校の入試に出たこともあります。)
例えば次の二文を見てください。
A この服は作りが【しっかりして】いて着やすい。
A’赤ん坊の首が【しっかりして】きた。
B この服は体に【ぴったりして】窮屈だ。
B’あまりのことに【びっくりして】腰が抜けた。
このうちAとBは「副詞+サ変し+て)」で、A’とB’は「サ変+て」です。意味・用法的には、A・Bは「する」という動作・有様を副詞が修飾しており、A’・B’は全体でそういう状態であるということを表しています。
わかりづらいですね。もっとわかりやすい見分け方もあります。それは、
「して(する)」の前に「と」を入れられれば「副詞+し+て」で、「と」を入れられなければ「サ変+て」という方法です。
「と」が入るということは、前の語が単独で副詞として働いているということになるので、この方法により識別ができるのです。
ただ「もっとしっかりしなさい。」といった文の場合、「と」を入れられますが「しっかりする」という一語のサ変動詞(全体でそういう状態だ)と考えることもできます。ここら辺になると、研究者の間でも説は分かれてきます。
話が長くなりましたが、ご質問の場合、「しっかり【と】してきた。」とできるので、「しっかり」と「して」という二文節に分けられるといえそうですが、その前の文脈がわからないと確かなことはいえません。
ここで大切なのは、副詞に「する」が付いた語形には、「副詞+する」と考える場合と、一語の複合動詞がある場合とがあることを理解することだと思います。


この問題については、いろいろな考えがあります。
語源にこだわれば、「お伝え」は「伝える」という自立語(動詞、あるいはそこから転成した名詞)を中心としてできており、「ください」は「くださる」という自立語(動詞)なので、二つの文節に分けられそうです。
しかし、敬語法的に見れば「お伝えください」は「お~ください」という尊敬語の一般形に「伝える」を当てはめたものになります。よってこれを全体で一つの単語(そして文節)と考える立場もあります。学校文法ではこちらの考え方の方が主流のようです。(教師によってはこの考えに反対する(理解していない)人もいるようですが。)同様に【お伝えになる」という尊敬語や「お伝えする」という謙譲語など、敬語の一般形を用いた言い方はすべて一単語(一文節)と考えます。
ただ、「伝えてください」の場合は、「伝えて」と「ください」の二つの文節に分けて考えます。
よって6の場合は、どちらが正しいというのではなく、二つの考え方がある、と覚えておいたほうがいいのではないかと思います。

中高校生向けの国語の教材(文法書も含む)を書いている者ですが、上記には私見を含むところ(学校文法では説明しきれないところ)もあることをご承知ください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧なご回答ほんとうにありがとうございます。
しっかりと品詞分解ができるように勉強しなくてはいけませんね。
文法の難しさを痛感しました。
しっかり見分けられるように、勉強します。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/11/10 14:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A