dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ドミナントケーデンスは、何パターンありますか?テキストを見たら、メジャーではV7→I、VIIm7(フラット5)→I、マイナーでは、V7→Im、VIIm7(フラット5)→Im、VIIo7→Imとありましたが、この5パターンだけ覚えれば良いのでしょうか?これはキーが変わっても、単にアルファベットを当てはめれば使えますか?

A 回答 (2件)

V7からの終止形は、I(全終止)、IV(偽終止)があります。


VIIm7-5系は、V9の根音省略として機能していることがほとんどですのでV7と一緒と思って下さい。
G9で根音Gを省略すると、シ、レ、ファ、ラでBm7-5と同じになるので、VII7-5からIに進む様に見えるだけです。

長調:V7→I,V7→VIm
短調:V7→Im,V7→VI

また、長調ならV7+5(G7+5ならソ、シ、レ♯、ファ)もあります。Vaug7と書いてある場合もあります。

長調:V7+5→I,V7+5→VIm
短調の場合は、一応使わないことになっています(転調的に進行する場合は使います)。

また、IIIはIの代用として使われることもあり
長調:V7→IIIm
短調:V7→III
と進行しても構いませんが、必要に応じて使うと今は思っていて下さい。
更に、IIIはVの代用として使われることもあって
長調:IIIm→VIm
短調:III→VI
とVIに続けるタイプはよく使われます(IIIはセンブスコードでも大丈夫です)。

V9の根音省略ではないVII7-5はIIIに進みドミナントケーデンスを作りますが、あまり一般的では無いと今のところ考えて下さい。

IVとVIIの音を含むトライトーン(三全音)パターンがV7の代わりに使われて
VIIdim(根音がVIIである必要はないのですが、便宜上)
II♭7→I
が作れます(単にII♭が来た場合はサブドミナトとして機能します)。

また、ベースにVを持ってくれば、テンションとして上に乗っかる音はなんでもよく
(なんか適当なコード)根音V→I 例えばハ長調で F on G,Dm on Gなどはよく見かけます。

実際の曲では、これらを組み合わせて
ハ長調:G7→E♭(同名短調のIII)
ハ長調:G7→A♭(同名短調のVI)
ハ長調:G7→G♭(G7をD♭7の代わりと読み替えてG♭へ解決)
などと必要に応じて使っていくことも可能です。

キーが変わっても同じです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます!
パターンが多すぎて、正直まだじっくり見直さないと完全には理解できないかもしれません。
理論を習っているのですが、応用できず、実際曲作りで使わないと覚えないなあ、と思いましたが、作っているときはあまり意識していません。でも無意識にこのケーデンスのいずれかのパターンを使用しているのですね。ベースがVであれば上が何でも良いというのはためになりました。
ありがとうございました、助かりました。

お礼日時:2007/12/21 23:33

ドミナントケーデンスはトライトーンの解決がポイントです。


II♭7→Iもトライトーンの解決となります。
またディミニッシュはトライトーンを複数持っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

トライトーンというのは、全音三つという意味でしたっけ?
難しいです…ディミニッシュ、見てみます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/21 23:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!