14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

黄体期にはおりものが少ないのはなぜでしょうか?なぜエストロゲンの減少期にオリモノが少ないの?

A 回答 (2件)

こんにちは。



「おりもの」にも色々ありまして(^_^;)...単なる膣の汗とか雑菌に対する自浄作用とか、そういうものは無視して「頚管粘液」のことを指しているものとしてお話しますが...
子宮頚管には粘液の分泌腺があり、エストロゲン受容体が豊富に存在します。エストロゲンの増加によって粘液は卵白状の透明で非常によく伸びる性質に変化します。生理周期の中でエストロゲンの分泌ピークは排卵直前(一日前)であり、成熟した卵胞から大量のエストロゲンが分泌され、それは子宮頚管に働いて頚管粘液を大量に分泌させる現象となります。
排卵期に頚管粘液の性状がかくも変化し大量に分泌されることは、精子を子宮内へと進入させるのに有利に働きます。つまり生殖のためですね。
排卵が終わると、排卵後の卵胞には黄体が形成され黄体ホルモンが分泌されます。黄体期ですね。子宮頚管には黄体ホルモンの受容体もあり、頚管粘液を水分含有量の少ない粘稠なものへと変化させます。その変化は子宮頚管に蓋をして、精子もですが雑菌をも進入させにくい構造となっています(実際には黄体期にも精子は進入しているらしいですが..)。

参考URL:http://www.yc-tsu.jp/funin/2/5_main.html
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頚管粘液として回答します。


頚管粘液がコントロールされているのは、
子宮内細菌感染を防ぐためです。

頚管粘液というのは子宮頸管内膜の子宮頸管腺から分泌される粘液のことです。
成分としてはムチンを含みますので少し粘る感じのものです。
この粘液は月経周期により量や性状が変化するのですが、
これはエストロゲンとプロゲステロンによってコントロールされます。
変化としては、血中エストロゲンの上昇に伴って量は増え、
排卵期に最大となります。
性状は無色透明で少しさらっとした感じになり精子が通過しやすくなります。
排卵後はプロゲステロンにより量の減少や粘り気の増大が起きます。
これはプロゲステロンがエストロゲンの子宮頸管に対する
受容体結合を阻害するからです。

これらは排卵期以外はあまり異物(精子を含む)の
子宮に対する侵入を減らしたいからで、
この作用が低下すると子宮内細菌感染などが起こり、
不妊症の原因にもなります。
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