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こんばんわ。
今日のK-1観ましたか?
時々観るのですがどうも釈然としないものがあって皆さんのご意見をうかがえればと投稿しました。
(1) ローキック。
結構見かけますよね、『ローキックいっぱいもらっちゃって、痛いからもう止めます』的KO勝ち。
痛いのは良く分かるがそんな終わりかたってないんじゃないの?
ローキック禁止にしたら?
(2) ホールディング
今日もやってましたよね、武蔵が。
相手の頭を押さえつけての膝蹴り。 アレはないでしょ?
膝蹴りはいいけどアタマ押さえちゃダメだよう。
すんごいホールディングでは?
(3) 前蹴り
これも武蔵に良く見受けられました。
相手を突き放すのに効果的でしたが、『ローブローじゃん、ほとんど』
たいていの前蹴りはベルトラインより下だったと思うのですが。
ざっと思い浮かんだだけでもこの3点ですが、皆様どのように思われますか? ご意見をお聞かせください。
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No.7ベストアンサー
- 回答日時:
ローキックに関して(以下ロ-)
実際に、世界には「立ち技」の格闘技が、各種様々あります。「キックボクシング」(以下キック)のスタイルを取る格闘技でも、系統によってルールも様々です。
(日本の空手界が様々な団体が有るのと同様です。⇔柔道は一つの組織です)
ここで、世界のキックの流れ(系統)を見ますと、世界の主たるキックは、ムエタイ(タイ式キックボクシング)スタイルに起源をおきます。(実戦空手の元祖、極真空手もローの技をムエタイから影響を受け、今では主流の技になっています。)
ローの無いキックは、アメリカンキックと呼ばれるものがあります。
これは、テコンドーにキックスタイルを取り入れ発展させた(ショービジネス化した)ものだそうです。また「アメリカン空手」も、テコンドーと空手が融合しているような趣きがあります。
アメリカだけではなく、世界でも「立ち技」格闘技のスタイルは、{空手、キック、テコンドー、etc }の類似性により、融合したり、また誤解等による「まぎらわしさ」が生まれています。
話が外れた感じですが、上記の事をふまえると、まずタイ国に「ムエンタイ」という格闘技があり、それが「キックボクシング」と言う呼び名で、世界に広まった。
(因みに余談ですが、「キックボクシング」という名称は、日本人が初めにネーミングした、いわゆる和製英語です。ムエタイでは当時の人はわからないので、ボクシングの様なものに、キックも使うので「キックボクシングと名づけたらしいです。それが世界に広まり、「キックボクシング」という名詞は、世界に認知された。ムエタイは日本にわたり、キックボクシングとなり、日本から世界に発信されたのであり、いわば日本はキック発祥の地です。)
ですから、源流であるムエタイのルールに沿う様に、ローが有るのは自然の事であり、世界のキックの団体の主流もそうです。
また、ローが有効となるのは、大別して、太ももの筋肉に打撃を加える場合と、膝や膝の上の筋肉に打撃を加える二種です。
前者は、ダメージをうけた逆の足での攻撃力を減らします。例えば、右足の太ももを痛められた場合は、右足で踏ん張る事ができない(できにくい)為に、右足を軸にする、左足での蹴りができないのです。(サッカーでもそうですが、蹴る場合は、蹴り足の逆である軸足に、体重と蹴る力に比例する相応の負担が掛かります。)また、程度が激しい場合は、歩く事や、立つ事も困難になります。
後者は、膝そのものの動きや、その足で攻撃する事を困難にします。また、膝を使って踏ん張る事を困難にします。
ですから『ローキックいっぱいもらっちゃって、痛いからもう止めます』の様に「根性無いから」というよりは、足の動きが止められて、これ以上「試合続行不能」ということです。ひどい場合だと、自分で歩いて控え室まで帰れなくなる場合も有りえます。「ある程度」ローでダメージ受けたら、後は、動くのがやっとの状態で、相手からローをもらうだけですから、それから棒立ちで(スタンディングダウン)、攻撃を受けつづけて「歩けない」様な最悪の状態になる前に、自主的に負けを認めるという事ではないでしょうか。ローのダメージ程、一番本人が体の異常に気がつき認め易い場所は無いと思います。
(2)の問題ですが、「掴み」の問題ですね。これは、賛否両論だと思われます。
まずムエタイでは認められていて、キックでもルールによって、有りだったり無しだったり‥‥‥。
問題は、重量級の試合の場合は、その膝蹴りの威力が半端でないということでしょう。頭部は他の部位と違い、鍛え難い所です。ですから人間の頭部の耐久性には自ずと限界が生じます。その様な頭部に、重量級の膝蹴りが当たったら、生命や脳への危険性も生ずる可能性があります。「掴んで」の膝蹴りは、より正確性が増し、危険性もより濃厚となります。(一般的にムエタイは中量級の世界、タイ人にあまり大きい人はいない。)
そのような配慮から、安全性の問題で「掴み膝無し」とする場合があります。(また、もし事件が起こったら、主催者としては、エンターメント性ある興行としての存在があやうくなりかねない。)
しかし一方で、ムエタイに倣ったり、なるべく禁じ手を無くす見地や、より過激さを求めるファンへの配慮、、、etc、から「掴み有り」の意見もあります。様々な意見や配慮により「掴み有り、無し」論は、これからも落ちつかないと思います。また掴みだけでなく他の事や、また色々な格闘技にも付随する問題をはらんでいます。
(3)は、他のキックや空手でも、たまにありますが、ヘソより少し下ぐらいなら(あいまいで)問題ないようです。(たしかにヘソ上より、ヘソ下は鍛え難いですが、鍛えられないわけでは無いですね)
当たるポイントは、角度によっては見る側は分かりにくい。また空手着や大きいパンツだと、ヘソと股上がはっきりわかりにくい。(ミルコの様に、ブリーフ型のパンツだと分かり易いですが。)
膀胱や急所では反則となるようです。また、ある程度はカップが守ってくれるでしょう。
そこで一番わかりにくいのが、下から突き上げる様な、前蹴りです。前蹴りは一般的に中足(親指の付け根)で蹴るので、中足がヘソに当たっていても、蹴る側を背にしたアングルだと、急所の少し上を蹴っている様に見える場合があると思います。
最後に私の意見を。
(1)は、ローは必要。
ローの無いキックは、ショーとしての派手さは生まれると思う。しかし立ち技格闘技としての、技の戦略性(足腰に不案がある体の大きい選手に、小さな選手がローをぶち込むというような)が乏しくなり、キックの持つ「実戦性」を退化させるものである。
まさしく「アメリカンキック」は、跳び技や、ハイキックと言った、映画の様なアクションを格闘技に求める、派手好きなアメリカならではで発展したものであるとかんじる。
(2)は、安全性から、重量級には「掴み膝蹴り禁止」、中量級では「大いによい」そして、中量の選手は、より多くの選手がムエタイにチャレンジして欲しい。
(3)は、武蔵が意図として、その様な事をやり、それを正道会館も黙認するようなら問題であるが、
そうでないなら、数ある前蹴りの数発が、不可抗力で、少しローブローになっても問題無し。流れの中での「しょうがない事」である。(バッティングの様な‥)
また、そんなモノ(正確性に欠ける前蹴り?)であるならば、本当の一流といわれる、グランプリの世界選手には通じる訳ないと、相手にしなくてよいと思われる。
たくさんのご回答をいただき本当にありがとうございます。
本来ならば個別にお礼を申し上げるところですが、たくさん書くとワケが分からなくなる恐れがありますのでこちらにまとめさせていただきます(^^)
ご容赦ください。
さて、完全に私の提案は却下されたわけですが、意外なことがいくつかありました。
『ローキックは体格に劣る選手の攻撃手段として有効だ』とする方が多かった事。
これはアタマ押さえと前蹴りにも絡むことなのですが、私はこの3点を禁止することで小柄な選手にもう少しフェアになるのではないかと考えていたからです。(皆さんの説明を見るうちにローキックは微妙だな、と思い始めていますが)
私見ですが小柄な選手が相手を倒すためには相手の攻撃をかいくぐり接近し自分の攻撃を当てる、と考えております。
自分の間合いの外からローを喰らい、近づこうとすればローブロー気味の前蹴りで突き放され、やっと近づいけたかと思うと大柄な相手に首を抱え込まれ動けないところにヒザを打ち込まれる。
これはちょっと理不尽だと思って投稿したのです。
すこし前ですがペタスが長身のキック選手に負けたときにも『アタマを抱えちゃあダメだよう』と思いました。
ご意見の中には『ローが来ないと分かっていればハイは必ずガードできるから必要』とありましたがおっしゃる意味は良く分かりますがそれは単純と思います。
ボクシングではハイとミドルの2箇所だけですが防げませんねぇ、なかなか。
キックはテレフォンになりやすく当たりにくいということもあるでしょうが何とか頑張って欲しいものです。
他にもこのルールでは見世物に過ぎないというご意見もありましたが、これも私には???でした。
このルールはちょっとボクシング寄りにしてみたのですがボクシングが見世物ならプロレスは何と呼べばいいのでしょう? SFか?
『ローは強力で効果的な攻撃』 これはその通りです。
ただ私が思うに効果的すぎです。 ローリスク・ハイリターンに思えます。
また前蹴りについては『ファールカップがあるのでOK』とか『アクシデンタル・バッティングと同じ』などのご意見も、う~む・・・と思います。
ファールカップの有無ではなくベルトラインより下は打ってはいけないものではないのでしょうか?
角ちゃんが開始前にふたりにそういっているように見えるのですが、そうだとしたら誤ってローブローになったものには注意を与え繰り返されるなら減点するなどの処置がなく不可解です。
最後に『このようなルールであなたが試合をするとしたら大きな選手相手に戦えないでしょ?』とのご意見もいただきました。
マイク・タイソンを想い出してください。
彼は現代ヘビー級ではとびきり小柄ですが、KOの山を築いてきました。
彼が苦戦した相手はクリンチを繰り返し接近戦を許さない闘い方をした選手たちでした。
最初から判定で勝つことを目的にリングに上がるのなら別ですが、相手をマットに這わせてやるつもりで臨むなら自ら提案したルールで戦います。
とりあえずここまでご回答いただいた方々に重ねて御礼申し上げます。
長文失礼しました。
No.6
- 回答日時:
ただ普通にテレビ見てるだけのファンなので2,3のような質問には明確に答えられませんが、ローキックは絶対必要だと思います。
K-1は階級分けとかされてないので、この前のホースト戦のように物凄いでかい相手と普通な大きさの選手とではローキックを有効に使わないと勝てません。
r_duranさんは派手なKO劇や壮絶な打ち合いでの判定とかが見たいのかも知れませんが、もしr_duranさんがK-1選手でボブ・サップみたいな選手と対戦する事になったらどうでしょう?ローキック使わないと勝てませんね、打ち合えるはずがありません、仮にローキック禁止になるとアンディ・フグのような小さい選手が王者になるのは今よりもっと難しいようになるでしょう。
そうなると、体格の良い選手だけが決勝とかに残るようになります、これはあまりおもしろくないと思うんですよ、どう考えても勝てない、体格差のある相手をテクニックを駆使して小さい選手が勝つ、と言うのもK-1のひとつの
醍醐味ではないでしょうか?
No.5
- 回答日時:
こんちわ。
(1)ローキック
みんなが言ってる様に絶対必要。
(2)ホールディング
・・・・・と言うよりも、両手で相手の後頭部をおさえるのは、
キックボクシングでは「首相撲」と言って、立派な技。
そこへの膝蹴りも有効。相手もそれを知ってる。
(3)前蹴り
相手を近づけないテクニック。相手が突きなり、蹴りなりを
入れようと、踏み込む度に前蹴りをされると、なかなか
踏み込めなくなる。ファールカップをしているので、ある程度
ダメージは防げるので問題無い。前からの攻撃よりは、カップ
ごと横へ振れる様な蹴りが本当は痛い。
以上です。
No.2
- 回答日時:
(1)ローキックは立派な攻撃だと思いますよ。
確かに、試合始めからローキックをもらい過ぎて最終ラウンドくらいに崩れ落ちるようにしてダウンとなりKO決着というシーンは観る側からすれば一撃KO決着に比べてエキサイトのボルテージは低いですが、ローキックなしだとパンチかハイキックだけの勝負となり体格のいい選手のアドバンテージが大きくなってしまうと思うんですよね。ローキックは、選手たちの試合能力を均衡化させる為にも必要だと思いますが。(2)頭抑えつけるのは確か反則だったような気が。今日の武蔵、それほどやっていましたっけ。
(3)これは相手との間合いを取りたい時などに有効なテクではないでしょうか。解説で武蔵の前蹴りが効いている(ダメージ与えている)みたいなことを言っていましたが、私にはよく意味がわかりませんでしたね。武蔵はもう少し前面に気迫を出して欲しかったですね。3~4発くらいラッシュしてすぐにクリンチという形が多すぎて試合が単調に感じてしまうんですよね。以前の武蔵に比べれば今日の試合内容はだいぶよくなったと思いますが、日本最強としてもっともっとプライドを持って試合に臨んで欲しいものです。最終5Rは良かったね。
私はつい最近まで武蔵は大嫌いな選手でした。ですが、何日か前に日テレの「異人たちとの夏」に出てた武蔵を見て考えが変わりました。武蔵の人柄に触れた気がしました。今年は日本代表としてGPは全力で頑張ってもらいたい。
※ベルナルドの試合には本当に感動しました。再起のきっかけにしてもらいたい。
No.1
- 回答日時:
ローキックですが、よーく見てるとかなりの有効打と
形だけのローキックが違うのはわかります。ちょっと
前になりますが、亡きアンディ・フグとアーネスト・
ホースとの対戦でアンディは明らかに気力だけで
立っていられたと思われるくらいに、ローキックが
効いていたことがありました。「痛いから」では
なく、ファイト続行不可能なダメージを受けたのだと
私は思います。地味な攻撃だからダメにしてしまうと
パフォーマンスだけの、中身のないものになるかと
いう心配もあります。
ホールディングは反則ではないようです。
ローブローは、パンチと膝蹴りなら反則。ちょっと
覚えてませんが、そのどちらかでしたでしょうか?
突き放すのなら足先では?
参考URL:http://www.k-1.co.jp/about/index2.htm
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