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(1)理想を考える
(2)現実を分析する
(3)そのギャップを特定する
(4)改善策を出す

(1)→(4)の流れで考える思考方法をよく見るのですが、
この思考方法に名前ってついているのでしょうか?
もしご存じの方がいたら教えてください。

A 回答 (2件)

 (1)で言う理想を自分(自社)が(そうなりたいと)目指す相手(の会社)とする場合は、(1)~(4)の手法を「ベンチマーキング」と呼んでいます。

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特に名前はないと思います。





ところで、何かを改善しようとする場合には、改善すべき問題があるから、その問題を解決することによって改善しようとするわけです。

では「問題」とは何でしょう?



私の友人で、主婦が10人ほど集まり、お金を出し合ってパン屋さんを始めた人たちがいます。

主婦ですから、家事をしなければいけません。パートで働く仕事を探すと、自分の都合ではなく会社の都合で働く時間が決められてしまいますが、自分たちで事業を始めれば、自分たちの都合で働く時間が決められて、小遣い稼ぎができると考えたからなのです。

素人の集まりですが、主婦の感性でそこそこ売れるパン屋さんができました。毎月数万円程度の小遣い稼ぎになっているのだそうです。

でもそれを時給に換算すると、450円ぐらいなのだそうです。



gyuchanさんに質問です。
時給450円は改善すべき「問題」でしょうか?



確かに安すぎますよね。でも当人たちは満足していますし、もともと主婦の小遣い稼ぎが目的ですから無税の範囲で働きたいわけです。収入が増えすぎては却って困るのです。

彼女たちが欲しかったのは、勤め先の都合ではなく自分の都合で働く時間を決めることができ、家事の合い間に仕事をして、無税の範囲でちょっとした小遣い稼ぎができるような職場だったんです。

本格的なビジネスをしたかったのではないのです。であるならば、このままでいいのではないでしょうか。それどころか、収入が増えて課税されるようになってしまったら、収入を減らして非課税の範囲になるように「改善」しなければなりません。

だから、時給450円は「問題」ではないのです。



認識論において「問題」とは「あるべき姿」や「目指すべき姿」と「今ある姿」との差のことを言います。

「理想と現実のギャップ」と言うと「よくある話」のように聞こえてしまいますが、「目指す姿と今ある姿の差」というふうに言い換えると、これは「問題」を見つけ出す方法であることがわかります。


「理想と現実のギャップから改善策を出す思考方法」というのは実は、
「あるべき姿と今ある姿との差から問題点を見つけ出し、これを解決する方法を探す」
ための一般的な方法なのです。
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