坂本竜馬のように生きる

明治以降、大正・昭和・平成と時代が流れていますが、坂本竜馬のようなヒトはいないのでしょうか。
あるいは私が坂本竜馬のように後世のヒトに語ってもらえるようになるには、どうやって生きていけばいいのでしょうか。

これが分かる方、どうか具体的に教えて下さい。

No.1 ベストアンサー 回答者： rikukoro2 回答日時： 2008/01/21 19:25

>坂本竜馬のようなヒトはいないのでしょうか。

　坂本竜馬程度の人物ならいくらでもいるでしょう。
>坂本竜馬のように後世のヒトに語ってもらえるようになるには
　事実を隠し、根拠のない妄想を並び立て宣伝する。

多分、質問者は『坂本竜馬』を勘違いしてませんか？
『坂本竜馬』は司馬遼太郎の作品『龍馬が行く』の主人公で
史実の『坂本龍馬』とは異なる人物で実際の人物とはかなりかけ離れています。

史実の龍馬は勝海舟の部下て活躍した人物で、特に大きな功績は残していません。

剣の腕前も北辰一刀流宗家第五世・小西重治郎氏の伝える口伝によると 龍馬の伝位は「中目録免許」。普通の腕です

日本初の株式会社ともてはやされる亀山社中・海援隊といわれてますが
日本初の商社は小栗の兵庫商社ですし、今日の龍馬研究では、その考えは改められています。
社中（いわゆる亀山社中）時代は、実質的な経営者は 薩摩藩であり、坂本たちは毎月給与を支給されていた。
海援隊は独立した浪人部隊ではなく、土佐藩軍政の中に 組み込まれていたことは陸援隊と同じ。

又、大政奉還論を蒸し返したのは大久保一翁

正直・・・龍馬の功績として目立つものはありません。

司馬遼太郎が嘆いていました。
今時の土佐の若者は「竜馬」と大書したシャツを着て盛り上がるしか能がない、と。
・・・とても第二の竜馬は生まれるまい、と。

この回答へのお礼

rikukoro2さん、とても分かりやすい説明ありがとうございました。
私は大きな勘違いをしていました。
司馬さんの小説を読んでそれをすっかり史実と信じきってしまっていました。
頭が悪い証拠かもしれません(笑)
とても気持ちのよい回答で頭の中がすかっとしました。
感謝いたします。

お礼日時：2008/01/22 10:23

No.3 回答者： rikukoro2 回答日時： 2008/01/22 00:02

ちなみに現在　坂本龍馬の伝説の多くは司馬遼太郎の伝記と

勝海舟の口伝による所が非常に多いんです。
　しかし後世、勝海舟や坂本龍馬の書いた文章や手紙が多く見つかり
この現在の坂本龍馬像がかなり大きく違ってきています。

　ではなぜ、勝海舟がこのように坂本龍馬を持ち上げたのか・・・
それは当時、明治政府では薩長両派閥の力が非常に大きく、これを何とか打開する為、土佐出身である坂本龍馬を持ち上げたのです。

　又、当時尊王派の多くは新撰組等、幕府から暗殺・粛清対象にありました。そこで当時、あまり重要でない人物（言い換えれば死んでもいい人間）を持ち上げて、自分達を暗殺の対象から避けたのです。
　当時、幕臣「勝海舟」の門下で薩あり摩側と連絡係りを務めていた坂本龍馬がこの対象になったのです。

当時、偉人とか多くの功績を挙げた人物が多数おりますが、そのリアルにＴＯＰ百人を上げろといわれて坂本龍馬はその中に入るかどうか・・
微妙なラインにいる程度の人物です

No.2 回答者： mat983 回答日時： 2008/01/21 19:34

http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31596527

「平成の竜馬をめざせ! 高知工科大学特別講義録」
こういう本をまず読んではいかがですか。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
早速参考にさせていただきます。

お礼日時：2008/01/22 10:24