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あるサイトでJB23 5型のジムニートランスファーがボタン式に変わり、形式が変更になりHi/Loのステップ比が大きくなった。
MT車は5速が1:1の直結となりデファレンシャルの最終減速比が高速化された。
とありましたが、どういうことなんでしょうか?

A 回答 (1件)

・「 Hi/Loのステップ比が大きくなった」について



旧型(~4型:MT車)と新型(5型~:MT車)の各減速比を比較してみると、
通常使用するハイレンジ(2H、4H)での各ギヤ比は殆ど同じです。

しかしローレンジ(4L)の場合に限っていえば、新型(5型~:MT車)の各ギヤ比は
旧型(~4型:MT車)と比べた場合で25%近くもローギヤード化されています。

つまり旧型よりも、ハイレンジとローレンジの各ギヤ比の差(ステップ比)がさらに広がっており、
これについて「 Hi/Lo のステップ比が大きくなった」と書かれているのでしょう。

結果として、オフロード性能が更に向上しているそうです。


・「MT車は5速が1:1の直結となりデファレンシャルの最終減速比が高速化された」について

多くの場合、5速はオーバードライブ(減速比:1.000 未満)となるギヤ比に設定されています。
例えばジムニー旧型(~4型:MT)では「5速の減速比:0.790」という設定でした。

しかし新型(5型~:MT)では「5速の減速比:1.000」の設定です。

この「減速比:1.000」とは減速も増速もされないギヤ比、すなわち直結(1:1)を意味しています。
(実際はファイナルギヤでも減速されるため、エンジン回転数と直結という意味ではありません)

ところが5速が直結(オーバードライブとならない)のままの設定では、
それに合わせた1~4速も含むハイレンジのギヤ比が低すぎ(5速が旧型の4速と同じ位)となる為、
かわりに最終減速比を高く設定(高速化)し、ハイレンジのギヤ比を旧型と殆ど同じ位にしています。
(具体的には最終減速比を「 旧型:5.375 → 新型:4.300 へと変更」 数字が少ないほど高速化)

なお5速が直結となった理由については、旧型では「遊星歯車式」であったトランスファーを
ジムニーシエラと同じ「チェーン+ギヤ式」に統一した事に関係するようです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
なるほど、端的にいえば、4Lでの減速比を下げてオフロード性能を強化したら、オフロード以外での普段の使うところの減速比も下がるから、それを1:1にして普段使うところを前と同じぐらいにしたということですか?
となると、高速度に強くなったわけではなく、低速度に強くなって、その分の影響をギア比で解消して、高速度でも4型と同じぐらい、走れるようにしたということかな?
その方面うとくて・・・、すいません。
けど、イメージはわかった気がします。

お礼日時:2008/02/22 07:54

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