街中で見かけて「グッときた人」の思い出

戌の時刻に門出す (土佐日記 門出)
の「す」はなぜ他動詞なのですか?私は自動詞だと考えました。
門出することはなにも対象に働きかけていないので・・・
なぜ他動詞なのでしょうか??

A 回答 (4件)

自動詞と他動詞が問題になるのは、英語のように動詞が先行する言語だけです。

日本語は、動詞が後にくるため問題にすることはないのです。たとえば、「雲林院、知足院などの前に車を立てたれば」(枕草子)は「車を」とあるから、他動詞しかこない。「後に来たる車の、…立ちたるを見たまひて」は、「車の」と「主格」で表現している自動詞しかこない。英語の場合は、He grow corn は他動詞、Corn grow in warm climates は自動詞である。動詞が先行するから、自動詞か他動詞が問題になるのです。「出づ(下二)」という動詞がありますが、「和泉の灘といふところより出でてこぎゆく」(土佐日記)は、自動詞としています。「灘といふところより門出す」が、他動詞という整合性がありません。自動詞と考えていいのですが、あまり意味がありません。欧米の文法理論で、日本語を考える弊害がこういうところに出てきます。
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「門出」を「する」だから他動詞。

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訳はどうなっていますか?


動詞の意味が現代語の「始める」や「祝う」なら他動詞です。
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「門出す」という動詞ではなく、「門出」という名詞と「す」という動詞に分かれているのだとすると、「す」は他動詞ですね。

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