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若空無我、 常楽我浄のそれぞれのフリガナ簡単な意味(解説)

A 回答 (1件)

「じゃくくうむが」(もしくは「にゃくくうむが」)


「じょうらくがじょう」

「常楽我浄」は、二つの意味があります。
1.「非常」を「常」、「非楽」を「楽」、「非我」を「我」、「非浄」を「浄」と誤って認識することです。仏の教えからいけば、この世は非常であり、非楽であり、非我であり、非浄であるのに、人間は煩悩によって、世の中は永遠に続くもの、楽しいもの、我というものがあって、浄らか(きよらか)であると間違って認識している、という意味。

2.涅槃は不変不遷(常)であり、二苦を離れ(楽)、大自在を得る(我)、三惑清浄(浄)であるという、涅槃の四つの徳を表していて、涅槃は我々の住むこの世の中と違って、素晴らしい場所であるという意味。

この二つです。
「若空無我、 常楽我浄」は、極楽浄土にいるとされる迦陵頻伽という鳥の鳴き声のようですから、この場合は2.の意味の方だと思います。「極楽浄土は、いいところですよ」という鳴き声ということです。

「若空無我」ですが、こちらはよく分かりません。「空無我」とは、世の中は空であり、無我(執着すべき自分というものはない)という仏教の教えですが、その前につく「若」の意味を量りかねています。

「空無我の若(ごと)し」と読むのかもしれません。あるいは「若し(もし)空無我であるならば」と読むのかもしれません。
出典がどこなのかが分からなかったので、正確な答えは分かりませんでした。

あと、これは蛇足ですが、質問をして答えを乞うのであれば、もう少し質問の文章を丁寧にされた方がよいかと思います。
質問の書き方一つで、丁寧な答えが得られたり、逆に全く答えが得られない場合もありますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。出典は、【日本・中国の文様事典】(株)視覚デザイン研究所 編です。
この本の中に、平安時代 仁和寺「宝相華・迦陵頻伽蒔絵土塞冊子箱」
の図柄に迦陵頻伽が紹介されており、若空無我常楽我浄の意を伝える妙音を発する妙音鳥ともいうとあり。その仏教的意味を調べたかったのですが、ウェブ検索ですと、基礎知識が前提にないと理解しがたい専門的な解説が多く端的に意味を知りたく質問しました。非常にわかりやすくご回答戴きありがとうございました。
当方墓石建立を計画しており、墓石彫刻のモチーフにしょうと思い調べてました。質問の要旨が簡略すぎて申し訳けございませんでした。

お礼日時:2008/03/04 01:10

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