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脳細胞は基本的に新陳代謝をしないそうですが、分子や原子のレベルでは入れ替わっていると聞いたことがあります。
本当でしょうか?また、本当ならどのくらいの期間で入れ替わるのでしょうか?

A 回答 (1件)

「新陳代謝」言う言葉の定義の不完全さでしょうね。


なぜなら、脳ほど激しくエネルギーを消費している細胞群はないからです。
その激しさは、三分酸素が低下すると破壊が始まり、42.5℃以上の温度になると熱による破壊が始まるほどです。
これらは「新陳代謝」ではないのでしょうか?
脳の神経細胞は時々刻々新しい接続(シナプス)を作っています。代謝無くして、これらの機能は発現できません。
脳は神経的な活動以外に多くのホルモン様物質を産生してからだをコントロールしています。
パーキンソン病は脳のドーパミンの産生不全から起きることも知られています。
これらの内分泌は脳が活発に「分子運動」していることを示しています。
さらにこの十年で神経細胞が「再生産される」事も知られてきました、ただし死ぬ細胞数に比べて圧倒的に少ないのですが。
ですので、脳細胞の「新陳代謝」は「部位」によってその速度が大きく異なることが予想されます。
呼吸を司るミトコンドリアや分泌細胞での物質交換は激しく、軸索部分での物質交換は緩やかだと考えられます。
実際の速度については論文を挙げなければ、説明は困難かと思います。
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