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どこかで読んだか、聞いたか忘れましたが、海も森林と同様に酸素を作り出しているようです。
その量は森林の倍とか何とか、とあったような気がします。

海は大きく、森林よりもたくさん酸素を私たちに提供してくれるのはわかります。
その場合、森林の酸素の排出量が小さいのであれば、森林はあまりいらないのではないでしょうか。

そこで質問は以下になります。
1、海は酸素を排出しているのか。その量は森林と比べてどうか。

2、もしも、海が多量に酸素を排出しているのであれば、森林は(あくまで酸素の供給という意味で)不要なのでしょうか。

3、海が酸素をつくる仕組みを教えてください。
プランクトンや海草の光合成でしょうか。

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

まず最初に、森林は一部を除いて酸素供給原ではないことを理解しなければなりません。


というのも、陸上においては光合成の同化産物は最終的には元のCO2とH20に分解されるからです。

なお、泥炭層を形成している湿地林の場合は同化産物が泥炭として蓄積されますので、この場合は酸素供給源になります。
また、新しく開発した人工林などの成長過程の森林もバイオマス量が増えていきますので酸素供給源です。
のこようにして見ると、生長しきってバイオマス量が増えず、泥炭蓄積もない森林は酸素供給源ではないと言えるのです。

これが海洋の場合ですと、同化産物、プランクトン等の生物の死骸は深海に落下していきます。
深海底には酸素がほとんどありませんので分解されずに海底に蓄積します。
そのため海洋は巨大な酸素供給源になりえるわけです。

で、われわれが呼吸する酸素を何処が供給しているのかというと、それは農地であると言えます。
なぜなら、コメを食べてそれを酸化して活動するとするならば、
それはコメが生長する時に排出された酸素と釣り合うからです。
もちろん海産物の場合は海洋が排出した酸素であると言えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
非常に勉強になりました。

お礼日時:2008/04/11 18:15

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