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一部の日本人が中国をひどく嫌っています。
そこで輸入や輸出を中国以外の国に切り替えるとしたら、どれくらいの利益があるか教えてください。

A 回答 (6件)

利益・不利益については、最近の道路行政の問題でもあったように、主張する人によっていかようにも自分の都合のよい数字をひねりだせるのであまり意味がないと思います。

冷凍餃子問題で、さまざまなメディアでも中国との食品の貿易の問題がクローズアップされ報道されました。
正直、私自身の考えでは自給率をもっと上げていかなければ将来大変なことになるなと心配していますが(そう思う人は多いと思います)、現実問題として中国をはずすことは不可能です。中国は地球の人口の20%くらいの人口があります。輸入は勿論、減らすことはできても、輸出先として(今後の成長性もあり)絶対にはずすことはできません。輸出はしても輸入しないということは、一方的なわがままで、今の時代国際社会では通用しませんから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/07 02:15

>輸入や輸出を中国以外の国に切り替えるとしたら、


>どれくらいの利益があるか教えてください。
一部の人の自尊心の利益はどれくらいか測定不能ですが、
どれくらいの経済的損失があるかなら考えられるかもしれません。

・交易条件が悪化して日本と中国のGDPが幾分押し下げられる
・間にある韓国・台湾が貿易を中継して漁夫の利を得る
 韓国が主張している「韓国が北東アジアの中枢」に寄与する?
・中国から東南アジアにシフトしたら
 輸送費と輸送日数が増える産業が多い
・大量生産の規模、一部の人材供給で
 東南アジアが中国に匹敵しない可能性がある
・中国向けに大量輸出されている、
 高度な技術を要する部品や機械の産業が打撃を受ける
・巨大な中国市場を制した欧米の企業が
 スケールメリットを発揮して日本市場も制覇?

ただし、一部の産業(全部ではない)では、リスクヘッジの必要性、
中国と欧米の貿易摩擦は強まっていること、
中国の所得水準向上に伴う人件費メリットの低下、
といった変化に合わせてベトナム、インドネシア、タイなどへの
シフトが行われるケースは存在します。
低賃金を要求される製品でMade in KoreaやMade in Taiwanといった
ラベルを最近は見かけなくなったように、生産地は常に移動します。
Made in VietnamとかMade in Indonesiaといった
ラベルも今後はよく目にするようになるかもしれません。
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この回答へのお礼

なるほど。
ほかの国を経由すれば中国と直接取引きしなくて住みますね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/07 02:14

 すべて中国以外に切り替えるのは不可能です。

やるべきは、安全保障の観点からも輸入先をできるだけ多様化することだと思います。食品でいえば極力タイ、ベトナムといった国々からも輸入するようにすべきだと思います。これは、国歌単位だけでなく企業単位でも意味あることで、リスクヘッジにさとい企業ははじめています。すべての生産を中国で賄うと、中国産製品が輸入停止になると商売挙がったりです。企業にとって生産(調達)先輸出先を多様化しておけば、日本が中国製品輸入禁止となれば、日本にはタイベトナム産の商品をいれ、中国製品はアメリカに輸出、アメリカで中国製品輸入禁止とあんれば、アメリカへはタイベトナム産、日本へは中国産といったような振り替えが利くわけです。製造業では資材供給メーカーを複数入れることが常識となっていますが、他の分野でもこういったリスクヘッジが進むと思います。


 蛇足ですが、食料自給率アップに金を使うことは反対です。1年間食料自給率アップに使う金があれば、いったいどれだけの食糧を備蓄できるかを考えるべきだと思います。日本は明治以来食糧は輸入に頼ってきて、1億の人口を養う国土をはじめから持たないのです。そうして発展してきたのですから、そうした現実を見定めた上で費用対効果を見ながらできる対策をとるべきです。
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この回答へのお礼

どこの国が特に大切とかではなく常日ごろからどこがつぶれても大丈夫なようにあちこちと仲良くしておくということですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/07 02:15

どれだけの利益があるかは分かりませんが将来的な逸失利益は想像できます


中国人一人づつから一日に1円儲ければ日に10億円の利益になります
だから心情的には我慢出来ないが目の前の人参を追いかけているのです
それが資本主義です
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
資本主義はチベットの味方ではないんですね。

お礼日時:2008/04/07 02:16

中国との貿易を停止するメリットは少なく、むしろデメリットばかりが思いつきます。



まず、中国産食品は危険であるという見解がありますが、あるTV番組で専門家が言っていた通り、「アメリカ食品のほうがよほど危険」だと私は思っています。アメリカは食の安全性という点では、先進国では最低レベルです。牛肉貿易問題をめぐり、日本が断固たる態度でアメリカと交渉し、安易な輸入再開は許さないでいるのは正しい判断です。アメリカ牛肉がどれくらい不衛生かというと、O-157による食中毒死が先進国としては異常に多いことが指摘できますが、O-157は本質的には牛の大腸菌ですから、要は米国産牛肉にはウンコがついている(ひき肉の場合は混ざっている)という前提でものを考えなければならないくらいなのものなのです。平均的アメリカ人家庭での衛生状態について調査を行った学者によると、便器よりも台所のシンクのほうが大腸菌が多かったというのです。アメリカで台所のシンクに落としたものを拾い食いするのは、便器に落としたものを食べるのよりも不衛生で危険なのです。これは、共和党政権が続く限り、絶対に直りません。日本で建築業社が与党に対して特別な政治力を持っており、必要のない道路を公共事業として作らせているのと同じく、アメリカでは共和党に対して食肉加工業界が特別な政治力を持っているからです。本来であればPL法(製造物責任法)の概念を持っており、危険なおもちゃや家電の回収命令を出せるアメリカ政府も、食品に対してだけは、どんな危険なものが市場にばらまかれようと、回収命令を出すことが出来ないのです。

中国での安価な人件費を利用して加工品輸入を行っているケースは多々ありますが、中国よりさらに人件費の安いベトナム等へ工場を移転するメリットは少ないと思います。中国に研修旅行に行った際、現地法人の担当者に質問したのですが、「ベトナム等の新興国との競争が厳しくなると予想する人もいるのですが、御社としてはどのように考えていますか」と質問したところ、「中国は広く、裕福な海岸沿い地域と、貧困層の多い奥地との間で賃金格差が大きいため、ウイグル人を従業員として雇う、工場そのものを奥地に移転してしまうなどの手段を使えば、簡単にベトナムに負けることはないと思います」との返答が出てきました。もっともなことです。当分の間は、世界の工場としての中国の地位は、ゆるぎない、というわけです。

また、昨今では金持ち中国人が多数、日本にやってきて高級ブランドの電気製品や貴金属類を買っていくケースも増えています。先日、デパートのミキモト(ご存知、真珠で有名な日本の高級ブランドです)コーナーに行ったところ、日本人であれば漢字が読めるので中国語もなんとなく意味が分かるのですが、外国人観光客むけに消費税の免税措置をとることが出来るという趣旨の中国語が書かれており、現に館内放送で、中国語ではなく英語ではありますが、「○○からお越しの▲▲さん、お連れ様が●階の何とかフロアーでお待ちです」というアナウンスがされ、▲▲の名前は明らかに中国語風でした。

中国との貿易を完全に遮断することのメリットと言われれば、中国にありがちな、著作権違反の違法コピー商品の製造を困難にできるいう程度のことしか思いつきません。
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この回答へのお礼

長文のご回答ありがとうございます。
そうですか。
金銭的にはほぼマイナスばかりなんですね。
とても少し残念です。

お礼日時:2008/04/07 02:19

 参考までに。



 日本も中国も経済大国で、諸外国にとって、特にアジアの国にとって、双方がよい関係であることが望ましいのです。

 現在、GDP第一位はアメリカ、二位日本、三位中国、四位ドイツですが、来年もしくは再来年には中国が第二位となる可能性が高いと見られています。

 アジア各国にとって、日本を取るか、中国を取るかという選択を強要されることは避けたい事態です。
 しかし、国連総会で「日本の国連安全保障理事国入りの改正案」を採択した時には、そのような選択に近いものをアジア各国は要求されました。
 その結果は、アジアの国の賛成が、わずか2カ国しかないという結果でした。 
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この回答へのお礼

皆さん丁寧にありがとうございました。
とても参考になります。

お礼日時:2008/04/08 08:43

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