通常、「~ている」に対する否定形は「~ていない」という形式をとるが、「知っている」はなぜか「知らない」をとるのが普通のようです。さて、私が聞きたいことは、「知っていない」という日本語は存在しているかどうかです。もし「知っていない」はあったら、どんな場合に使われますか。
どうか教えてください。

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A 回答 (4件)

この件は、過去いろんな掲示板で度々議論されており、Oyanagiと言う人が、『新日本文法研究』の第7章「知ラナイ」と「知ッテイナイ」p.109-p.116大修館書店1983年を引用しながら詳しく説明しているサイトがあったので、下記にコピーします。




この章の最後にまとめがあるので、まずその部分を引用して、それぞれがどのようなものかについて、久野(「新日本文法研究」の著者)の説明に沿って(ところどころ個人的な解釈が入りますが)簡単に説明を付けておきます。
従って引用部分以外の記述についての文責はすべてOyanagiにあります。
注:引用(33)(34)は章の項目に付けられた通し番号
****引用(p.116)********
本章で観察した「知ラナイ」と「知ッテイナイ」の構文法的、意味的相違をまとめると、次の通りである。
(33)構文法的要因
    A. 「知ッテイル」と平地され、肯定・否定の対比を表わす時には、「知ッテイナイ」が用いられる。
    B. 活用変化語尾「・・・ケレバ」が附加された場合、「知ッテイナイ」パターンが義務的に用いられる。
      「知ラナケレバ」は、「知るようにならなければ」の意味しかない。
    C. 活用変化語尾「・・・クテハ」、「・・・クテモ」が附加される場合には、「知ラナ」と
      「知ッテイナイ」両パターンが用いられ得る。推量形「・・・カロウ」も同様である。
    D. 「知ッテイル」の否定形が、肯定の推量を表わす場合には、「知ッテイナイ」パターンも用いられ得る。
(34)意味的要因
    A. 「知ッテイナイ」は、動作・完了性に着目した表現であり、「知ラナイ」は、静的状態に着目した表現である。
    B. 従って、「・・・ヲ知ッタ」という表現が困難であればある程、「知ッテイナイ」を用いることが困難である。
    C. 「知ッテイナイ」は、それが表わす状態が非恒常的であることを示唆する。
    D. 「知ラナイ」は、知識の欠如を、その主体(主語)の内側から見て記述した表現であり、
      「知ッテイナイ」は知識の欠如を、外側から客観的に観察して記述した表現である。
***引用終了*************
(33)の構文法的要因というのは、特に説明は要らないと思われるが、「知っている」の否定の基本形は「知らない」であることを前提に、A~Dのような構文上の特徴があると、その特徴に影響されて、「知っていない」の形式が用いられるということである。
【構文的要因Aについて】
例)「~を知っていても、知っていなくても」
例)「~を知っていようが、知っていなかろうが」など
もちろん、この場合も「知らない」の形式も同様に使われるので、Aの記述は『「知ッテイナイ」も比較的よく用いられる』としたほうがいいかもしれない。
【構文的要因Bについて】
これはちょっと分かりにくいが、久野によれば、次のような文は『?』または不適格『*』がつくという。
例)??「この問題は、日本語を知らなければ答えられないでしょう」
例) *「この試験に合格するためには、日本語よく知らなければならない」
但し書きで、?や*となるのは「知らなければ」が現在の状態を表わす場合としている。つまり、「知識としてこの先得ることがなければ」という意味なら可としている。
【構文的要因Cについて】
これはその説明の通りである。
★★★Oyanagiの補足★★★
googleで「知っていない」を検索すると、8330件ヒットする。最初の100件ほどを眺めると、確かにAの要因で「知ッテイナイ」が使われているのだろうと思われるものがある。しかし、それよりも目につくのは、「~を知っていないと」のように「~と」条件文に接続する場合の多さである。試しに、再度googleで「知っていないと」を検索すると、4740件がヒットする。つまり、「知っていない」の使用例のうち、半分以上が「~と」という形式で使用しているということである。
これが何を意味しているのか。非常に興味深いことである。
ただし、同じ文脈でも「~知らないと」という形式は「~知っていないと」と比べてけた違いに多いこともまた事実である。(→152000件)
★★★★★★★★★★★★★
【構文的要因Dについて】
これは構文上の特徴だけでなく、意味的な要因がからんでいると思う。つまり、「知っていない」という形式が使われるが、意味的には「否定」を表わさず、「知っている」という肯定的な推量を表わす場合のことを指している。
例)「だれかこの問題の答えを知っていないだろうか」
以上が、構文的な特徴に影響されて、”本来は”「知らない」が使われるべきところを、「知っていない」が使われる場合である。ただ、A~Dの全てが、”単に”構文的な要因に影響されてのことなのかは疑問が残る。
次に、意味的な要因について簡単に説明を付けておく。
【意味的要因Aについて】
単文として「ドイツ語を知っていない」や「山田さんが知っていない人」のような文が不適格になる理由として、まず第一に「~ている」という形式が<完了>を前提にした表現であることを指摘している。従って、<完了性>が強くでる文脈では「知っていない」が使われ得るとしている。
例)「田中君はこのことについて、何か知っていたか」
  「いや、まだ何も知っていませんでした」
例)「このクラスの学生たちは、英語進行形の用法はまだ知っていないと思います」
【意味的要因Bについて】
これは非常に興味深い指摘である。まとめには書かれていないが、個人的に重要だと思われることは<知識の質>の問題である。つまり、「山田さんが来ること」とか「あの人の名前」とか、「(きのう)~を知った」と言えるようなものは『(容易に伝達が可能な)個別の情報』の部類であり、「(きのう)日本語を知った」と言えないように、「日本語」とか「自動車の運転」などは『個別の情報』ではなく、『ネットワーク化に組み込まれた知識』ということである。
このことから、『個別の情報』の類は「知っている」の否定「(まだ)知っていない」が用いられことがあるが、『ネットワーク化に組み込まれた知識』については、Aの要因と相まって、「知っていない」は用いられないということである。
注:括弧(<>、『』)内で示した用語は本書の説明から判断してOyanagiがつけたものである。
例)×「あいつは花子を知っていない」
  ◯「あいつは交通規則を何も知っていない」
例)「山田は、国会議員をだれも知らない」→『友人としてだれも知らない』という意味が優勢
  「山田は、国会議員をだれも知っていない」→『名前を知らない』という意味が優勢
★★★Oyanagiの補足★★★
実は先の投稿にある私の考察はこのBの部分にかなり負うところがある。<知識の質>として二種類を想定するということは
(1)完了性を意識した(:「~た」→「~ている」の流れの)情報
(2)完了性を意識しない(:静的な)情報 =<ネットワーク化に組み込まれた知識>
のふたつを私たちは区別しているということである。
私は自身の考察で<主体変化動詞>の意味特徴を示すイメージとして(ア)と(イ)を提示したが、「知る」という動詞はこれを別個に切り離して処理していることを示したが、この考え方が久野のいうBとある程度関係していると思っている。
★★★★★★★★★★★★★
【意味的要因Cについて】
これは「知る」に限らず「~ている/いない」一般について言えることで、本来「知らない」を使うべきところを、わざわざ「知っていない」を使うということは、非恒常性が強くでているということだろう。さらに、その非恒常性は「まもなくそれを知りことになる」ということを示唆していることになる。
例)「田中は、今のところ、まだこの秘密を知っていない」
  「この事件については、私は何も知っておりませんので、ご質問にはお答えすることはできません」
【意味的要因Dについて】
久野によれば、次の例文で「知っていない」を使ったほうは、話し手が花子をテストしたという印象を与えるとしている。
例)「花子は、アメリカ歴代大統領の名前を一人も知らない/知っていない」
久野の記述にはないが、この章で使われている意味的な要因で「知っていない」が適格になる文章においては、自分自身のことに言及するものがない。確かに、自分のことについて、「私は◯◯をまだ知っていない」ということはたとえ、<完了性>を意識しても、<(伝達可能な)個別の情報>について言うとしても不自然である。
★★★Oyanagiの補足★★★
以前、別な掲示板で「知っている」「知っていない」が議論になったときに、Shujiさん(バルセロナで日本語学校をやっている方です)が「知る」のもとの形が、古典語の「領る(しる)」であることを指摘されたが、今思うと、この元々の意味が「知る」の例外性を知る上でのガキになっているのではないかという気がする。
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> 私が聞きたいことは、「知っていない」という日本語は存在している


> かどうかです。

文法的には問題なく存在可能ですし、現実に色んな場面で使われているのも事実です。
ただ‥

「知る」という動詞は、「知ろうとする姿勢」などの用例からも解るように、肯定形では動作ないし変化を表わしますが、否定形(「知らない」)になった途端に、完全に状態表現になってしまう奇妙な動詞です。
その結果「知っていない」という表現は、現実問題として “出る幕がない”(「知らない」で用が足りてしまう)のが実情です。
いわゆる “間違い” というのではなく、使用される機会が少ないため、結果として “耳に馴染み難い” 表現と言えそうです。

出番としては、
「知っているか、いないかに関わらず‥」
のように、肯定形と対比的に使う場面ぐらいでしょう。否定形を単体で用いる場合は、「知っていない」よりも「知らない」の方が響きが自然で、一般的に受入れられやすいと思います。
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・知っていないと間違いなく読めない地名


・知っているか知っていないか教えてください
・知っていないとバカにされる
・知っていないと恥をかく
・~について知っていないからだと思う
・著作権やプライバシーのことをきちんと知っていないと,思わぬトラブルになってしまう
・知らなければならないほどのことすら、 まだ知っていない
・基本的なことを知っていないから仕方が無いのかもしれない
・知っているんだけど知っていないような
・確かな情報を知っていないと危険を招く

もっともっと用例あげられますが、いくらでも存在しています。
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今どきの人たちは、知っているか知っていないかさえ自分で知らない人がいますね



自転車について、正しい交通ルールを知っていないのではないか

パソコンをやっていたら絶対このサイトは知っていないと損する

広い範囲のものごとについて、知っていないよりは知っているべきである

相手は、まだ知っていないと話し手のほうで思っていることを指すものであるからです
とかどうでしょう
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Q「Win7英語版+日本語パック」と「Win7日本語版」の違いは?

Win7製品版を購入する場合の質問です。
(1)Win7英語版を購入して日本語パックを適用して日本語環境を使用する。
(2)Win7日本語版を購入して日本語環境を使用する。

質問1.
上記(1)(2)での日本語使用上で何らかの違いがあるのでしょうか。
それともまったく同じものと考えていいのでしょうか。

質問2.
日本語使用上でまったく同じだとすれば、
「Win7英語版+日本語パック」は英語と日本語が切り替えて使用できるので「Win7英語版」を購入するほうがお買い得だといえるのでしょうか。

質問3.
「Win7日本語版」を購入して「英語パック」を追加すれば英語と日本語が切り替えて使用できるのでしょうか。
----------
以上です。よろしくお願いします。

Aベストアンサー

>日本語使用上で何らかの違い

英語版のものは、起動時は英語画面ですし、主な表示に一切日本語がありません。しかし、いったん設定をしたあとは、インターネットなどを見る、ワードなどを扱う際には、それほど苦労しないで使えます。

また、VISTAやXPで使うことのできる他の言語での起動した状態を再現するアプリケーションを利用することで、日本語で起動したように偽装する、場合によっては、原語情報を日本語としてネットのサイトなどのやり取りも可能ですし、日本語以外にインストールできないという制限のものも使うことができるようになります。

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>「Win7英語版」を購入するほうがお買い得

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>英語と日本語が切り替えて使用できるのでしょうか。

原語のオプションで日本語を選択追加するだけで英語版で日本語入力などが自由になるように、日本語版でも英語をオプションで追加するだけで英語入力が簡単にできます。

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>日本語使用上で何らかの違い

英語版のものは、起動時は英語画面ですし、主な表示に一切日本語がありません。しかし、いったん設定をしたあとは、インターネットなどを見る、ワードなどを扱う際には、それほど苦労しないで使えます。

また、VISTAやXPで使うことのできる他の言語での起動した状態を再現するアプリケーションを利用することで、日本語で起動したように偽装する、場合によっては、原語情報を日本語としてネットのサイトなどのやり取りも可能ですし、日本語以外にインストールできないという制...続きを読む

Q」~ない(否定形)+というわけではない」は変な文書ですか。

日本語の作文を練習するときに、こういう文書を書きました。
「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も消極的でないというわけではない。」は自然ですか。ちょっとくどいかなと思っています。
それとも、「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も積極的というわけではない。」の方が自然ですか。
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Aベストアンサー

「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も消極的でないというわけではない。」

二重否定としては全く問題のない構文です。
むしろ、二重否定にすべきです。
「消極的な姿勢が表れている社員⇒内面も消極的である」
と最初に述べているのだから、読者としては、
「消極的な姿勢が表れていない社員⇒内面も消極的ではない」
という予測をする可能性が高い。
しかし、その『内面も消極的ではない』という推測は違いますよ、という意味で、
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しかし、他の点では不自然さが残ります。
自然な文になる例をいくつか挙げます。
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b.「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、それが表れていない社員が内面も消極的でないというわけではない。」
c.「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、消極的な姿勢が表れていない社員が内面も消極的でないというわけではない。」

このようにすれば自然な文になります。
他にもあるかもしれませんが、「そう表われて」という表現は使わない。また、「社員は」ではなく「社員が」とする点は必須です。
個人的には、対応関係がわかりやすく、すっきりしている点で、c がお勧めです。

「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も消極的でないというわけではない。」

二重否定としては全く問題のない構文です。
むしろ、二重否定にすべきです。
「消極的な姿勢が表れている社員⇒内面も消極的である」
と最初に述べているのだから、読者としては、
「消極的な姿勢が表れていない社員⇒内面も消極的ではない」
という予測をする可能性が高い。
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Q日本語と英語の中間にあたる言語といえば何語ですか?

翻訳ソフトで、日本語と英語を直接翻訳させると精度がまだ高くありません
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翻訳精度が高くなるのではないかと思い質問させていただきました

日本語と英語の中間に当たる言語といえば、何語になりますか?

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途中に他の言語を挟んでも翻訳精度は上がらないと思います。
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それよりも、翻訳しやすいように日本語に変える方が良いと思います。

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Q「~が知りたい」と「~を知りたい」の違いと使い分け

こんにちは

「が」と「を」の違いと使い分けについて調べています。
可能動詞が続く場合はネット上にたくさん例が挙がっていたのですが、次のような構造の文ではどうなるのかわかりません。

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「を」の場合は、話者から欲求が一直線に「使い方」に向かっているイメージでしょうか。

それに対し、「が」の場合は、話者が「携帯の使い方」や「スマホの使い方」と並んで「パソコンの使い方」を一覧から選び取った印象を生み出すのでしょうか?ほかでもない、パソコンの使い方「が」知りたい、と。

文法的にどのような品詞に分類され、説明されるのかも教えてください。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 まず、次の格助詞「が」についての引用分をご覧ください。

○現代語の場合の記事
格助詞「が」の用法の一つに、「可能・希望・好悪・巧拙などの対象を表す」があります。
住所がわからないので手紙<が>出せない。/金<が>ほしいな。/故郷の母<が>恋しい。/私は絵画<が>好きです。/頭<が>痛い。/あの人は字<が>上手だ。/わたしは人前で話すの<が>苦手です。

○古語の場合の記事
 希望・好悪・能力の対象を示す。琵琶には手と申して、めでたき事の候ぞかし。それ<が>うけたまはりたく候ひて[古今著聞集・六]/我ハ此様ナ口キゝ<ガ>ニクイゾ[史記抄]/コレ水<が>汲まれぬ、退かしやんせ[伎・今源氏六十帖] このような場合、中世初期には「御箏<の>承りたく候」[古今著聞集・六]のごとく、「の」助詞によることのほうが多く、「が」助詞によるものが多くなるのは中世末であるが、かかる用法の源流かと考えられるものが上代に見られる。
 例 二上山は……神柄やそこば貴き山柄や見<が(我)>欲しからむ[万葉・三九八五]/橘は花にも実にも見つれどもいや時じくになほし見<が(我)>欲し[万葉・四一一二]

 補説の一つ
希望・好悪・能力の対象を示す用法を、やはり主格用法とみる立場もあるが、「が」助詞のうける語とかかる語との関係は、いわゆる主語述語の関係とはやや異なるので、対象語格と名づけ、別のものとする説も多い。
 
 (以上、「日本文法大辞典」明治書院からの引用・ この項目の筆者は阪田雪子)

 ご覧のとおり、中世末より「が」によって「可能・希望・好悪・巧拙などの対象を表す」ことが発達してきたことがわかります。しかし、近代に入って、「を」がその一部を代用するようになったと考えられます。その理由は二つ考えられます。一つは、自我意識の発達とともに、希望などにおいて「要求」の意味が強くなったことです。賃金を上げて欲しいというスローガンの「賃上げを!」いうようになりました。しかし、巧拙の場合においては「字を下手だ」とは言いません。

 もうひとつは、語の結びつきです。「水」と「飲む」の結びつきはイメージの上でより直接的であって、「水」と「たい」のように離れた感じはありません。これは「語序」からも言えることです。必死の場合は「水!」であり、「水をくれ!」である訳です。「好悪」の場合も「好き」の対象は「を」になりやすい傾向はあるでしょう。客観的にみれば、「あいつはあの子が好きなんだな」と言っていられるでしょう。こうした事は「希望」「好悪」などの本能的な面で見られると思います。

パソコンの使い方を知りたい
パソコンの使い方が知りたい

文法上は「パソコン(名詞)/の(格助詞)/使い方(複合名詞)/を(格助詞)/知り(動詞)/たい(希望のの助動詞)
 で「を」が「が」に変わっても同じ「格助詞」

 まとめると、「が」が本来の言い方だったが、近代に入って「を」が増えてきた、ということです。「調べている」と言うことだったので、古語まで遡りましたが、無用だったかも知れません。

 まず、次の格助詞「が」についての引用分をご覧ください。

○現代語の場合の記事
格助詞「が」の用法の一つに、「可能・希望・好悪・巧拙などの対象を表す」があります。
住所がわからないので手紙<が>出せない。/金<が>ほしいな。/故郷の母<が>恋しい。/私は絵画<が>好きです。/頭<が>痛い。/あの人は字<が>上手だ。/わたしは人前で話すの<が>苦手です。

○古語の場合の記事
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Q日本語が嫌いです 日本人は損してると思います、自分がそう思っています。 日本語覚えるなら英語覚えたか

日本語が嫌いです
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日本語覚えるなら英語覚えたかったです、なぜなら日本語はダサいからです。
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なぜ日本なのに英語表記があるんですか?これぎもんです
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この質問、ずっと心に引っかかていました。
今週だったか、混血の人の自殺の話をテレビでやっていて、なんともいたましいなって思いました。

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私の生まれ故郷では、幸い、あまり人種差別的なことは発生しなかったというか、不思議となかったと思います。今の学校というのは、先生方自体が、そういう問題に深刻に向き合ってきていないし、子供たちと同じ目線でしか考えられないようです。子供の差別心は、親の心を反映しているわけで、親がいけないと言えば、子供たちはやめるはずなのです。だいたい、日本人の遠い祖先の中には、かなり遠くの国からやってきて、日本にいついた人もいます。

日本語が嫌いになるには、それなりのもっと心の闇のようなものがあるような気もします。

それを一方通行であれこれと評価することも批判することも、無理だと思います。

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日本語の印象というのは、あまり効率的な言語ではないというのは事実です。最後の語尾まで聞き取らないと、某テレビ局のように、最後の音声を消してテレロップでは逆の意味にしたりすることも可能です。

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その道具の使い方次第ではどうにも変わるものだと思います。一生懸命に英語を勉強したら、きっと違う部分が見えてくるはずだと思います。日本人としてのアイデンティティーを失ってまで英語を勉強し続けるのか、それとも、日本人としてのアイデンティティーを深めるかは、ご質問者さん次第だと思います。

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Q日本語説明「~した方がいい」「~しない方がいい」なぜ「した」だけ過去形

日本語説明「~した方がいい」「~しない方がいい」なぜ「した」だけ過去形にしますか?
ボランティアで日本語会話練習相手をしている外国人の方から質問をされました。

私は日本語教師や専門家ではなく、
周囲の人やネットで調べてもわからなくて困っています(>o<)
どうかお力を貸して下さい!

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確かに「~しなかった方がいい」とは使わないですよねぇ・・・(´~`;)

Aベストアンサー

「~た」の解釈は本当に難しいですね。
課題になっている「~したほうがいい」は未来のある時点で「する」という動作を完了した方がいいということを表しています。

完了形の「た」に対し、未完了は「ない」でうけます。次の例がわかりやすいでしょう。
 もう昼ご飯はたべましたか。
 はい、食べました。(完了)
 いいえ、食べませんでした。(過去)
 いいえ、まだ食べていません。(未完了)

課題文では、
 したほうがいい。(完了=未来のある時点で完了することの推奨)
 しなかったほうがいい(過去の事実?(未完了ではない)の推奨?)
 しなかったほうがよかった(過去の事実の評価)
 しないほうがいい(未完了=未来のある時点においても未完了であることの推奨)

と並べてみると差がよく分かりますね。「しなかったほうがいい」は意味の解釈ができないですね。

Q英語版WindowsXPもしくはVistaを日本語化

現在、オーストラリアに滞在しておりまして、最近の円高を利用し
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そこで質問なのですが、例えばスタートメニューやコントロールパネルなどすべて英語から日本語へ変更することは可能なのでしょうか。それともやはり日本語版のOSを購入しないと、すべて日本語にすることは難しいのでしょうか。またその逆で日本語版を英語版にする方法もぜひ教えてください。ご回答宜しくお願いします。

Aベストアンサー

Vistaと、XPでは若干違います。

特にXPのプロの多言語対応版のOSを購入したのなら、かなり日本語化できます。といっても、スタートメニューが起動時は英語、切り替えると日本語になったり英語に戻ったりだったと思います。コントロールパネルは英語のままで、アイコンそのものを自分で変更すると、日本語表示にまで変えることができますが、自分が名前を日本語で入力しなおしたもの、あるいは、日本語のアイコンを移植したものだけです。

日本語版、これを英語に切り替えるのも同様です。起動時は日本語になってしまうのですが、起動するまでは英語の表示にすることは、インストールする際の指定の仕方である程度は可能です。XPなら、プロの多言語対応版ならという条件ですので、他はそこまで対応できないと思います。

VISTAになると、アルティメットの日本語版を購入すると、ある程度は英語の表示に切り替えできました。しかし、ホームプレミアムやベーシックでは英語のスタートメニューには私はできませんでした。

今書き込みしているパソコン、米国購入で、初期はVISTAのベーシック英語版で、デュアルブートで日本語版のホームプレミアムにしてあります。英語のベーシック版も、日本語のソフトもアプリもほとんど使えるのですが、文字化けが激しい、起動してから、表示がときどき日本語に戻る程度の不安定な状態ですが、十分に日本語で使えます。

逆に日本語版のホームプレミアムに英語版のアプリを入れると、文字化けが激しく、フランス語やどこの言語か不明の状態になるので、割り切って、日本語のソフトは日本語版の方にインストール、英語版は英語のほうにインストールしています。特にオフィス、これは、パーソナルだと、インストールした言語の方をメインにされてしまうみたいで、英語のベーシック版にインストールすると英語起動で初期が英語になってしましました。使いにくいので、英語版はアンインストールし、日本語版のホームプレミアムの方だけライセンス認証して使うようにしています。

アルティメットではパーソナル版を使っていないのでどうなるか試していませんが、オフィスは、日本語版には日本語、英語版には英語をインストールしないと、動作も異常が起こりそうです。

ちなみに、私は試さないのですが、アップグレード版の日本語版ビスタホームプレミアムなどを購入し、英語のベーシック版からアップグレードしても、ちゃんと日本語版としてインストールできるそうです。その場合には、英語のベーシック版は使えなくなりますので、両方使い分けたかったら、通常版を購入することになります。

Vistaと、XPでは若干違います。

特にXPのプロの多言語対応版のOSを購入したのなら、かなり日本語化できます。といっても、スタートメニューが起動時は英語、切り替えると日本語になったり英語に戻ったりだったと思います。コントロールパネルは英語のままで、アイコンそのものを自分で変更すると、日本語表示にまで変えることができますが、自分が名前を日本語で入力しなおしたもの、あるいは、日本語のアイコンを移植したものだけです。

日本語版、これを英語に切り替えるのも同様です。起動時は日本語にな...続きを読む

Q日本語の動詞の「ます形」から「辞書形」の作り方

日本語を外国人に教える場合の話ですが、動詞の「ます形」から「辞書形」を作る方法を説明したサイトはありますか?(逆なら見つかるのですが…。)

Aベストアンサー

こんばんは

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それを出して「第18課動詞の辞書形」を出してください。
例文もあり作り方がくわしく出ています。
要するに動詞の連体形≒辞書形ですがその他にもとても役に立ちます。
私はお気に入りにしています。お試しください。

Q同一内容の論文を英語と日本語で

同一内容の論文を英語と日本語で書かなければならないのですが、英語文を考えた後日本語訳をするべきか、日本語で一通り考えた後英語に訳していくべきか、で悩んでいます。
現在海外在住なので(といってもまだ短いですが)、英語に自信があるとは言えませんが、日常会話はこなせるレベルです。
英語→日本語にしてしまえば、自分の知っている使いやすい英語ばかり使ってしまい文章がまとまらないかな?と思いますが、日本語→英語にしてしまえば、日本語の微妙な言い回しやニュアンスが英語でうまく表現できずにうまく伝えたいことが伝わらないかもしれない、と思うとどちらからはじめるべきか・・・と悩んでしまいます。

経験者の方や、なにかアドバイスをしてくださる方いらっしゃれば、ご回答よろしくお願いします。

Aベストアンサー

その内容を的確に表現できる言語はどちらでしょうか?その言語から書くことです。

はじめから英語で書いても日本の方の多くの英語は、ほとんど日本思考の和文英訳です。ですからもともと正確に英語表現できていませんし、逆に誤解さえ招くこともあります。

参考に、ヨーロッパでのある学会による成果発表会があり、論文原稿の事前送付(英文)するよう要請がありました。なぜか日本だけは、締め切りが速く送付先が違うのです。理由は、成果は認めたいが論文集作成に要する英文校閲に他国のよりも時間がかかり、なおかつ専任スタッフを要することの対処でした。

海外在住なら、オープンな大学で、あるいは社会人向けの関連講座があるでしょう。アメリカでさえアメリカ人(社会人)自身がafter fiveに勉強しているの良く見かけます。

少しづつ自己研鑽され、また両言語の相違がいつも意識できるようなれば英語から書いてみようという自信が沸いてきます。

Q外国人です。 「なくもない」の前には「ナ形容詞」の場合、どんな形を使いますか。 「きれいなくもない」

外国人です。
「なくもない」の前には「ナ形容詞」の場合、どんな形を使いますか。
「きれいなくもない」、「賑やかなくもない」自分はそのように思っていますが、正しいかどうかわかりません(。-_-。)

Aベストアンサー

日本語教師です。

理論上は「きれいでなくもない」ですが、日常生活では、あまり用いられません。

「ない」が二つ続くと、意味が分かりにくくなるからです。

「きれいでないわけでもない」にすると、ややわかりやすくなりますが、

「きれいでない」=「きたない」(イ形容詞)なので、いっそのこと「きたないわけでもない」

にした方が良いと思います。

なお、「きたない」の「ない」は否定の「ない」とは違います。

「賑やかでなくもない」も「静かなわけでもない」にすれば良いと思います。


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