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 利益処分というものをよく判っていない為、どう解答して良いのかわかりません。そこで、解答を見てから考えようと思いました。ヒントだけでも結構ですので教えてください。お願いします。
 
1. 資料から判明する、第1期から第3期の利益処分時の仕訳、決算振替仕訳
(未処分利益勘定と繰越利益勘定を使用)。
2. 第3期末における貸借対照表の未処分利益の金額。

(資料)
     当期利益    当期に行われた利益処分
              配当金 利益準備金積立 残額
 第1期 10,000     -      -        -
 第2期  8,000    8,000     800       ?
 第3期  6,500    7,000     700       ?
(注) 配当金は便宜上、直ちに現金預金勘定で支払われたものとする。
  

A 回答 (4件)

(1)どうやら質問文に書かれた(資料)の私の読み方は、stylishさんのお考えになった内容と食い違っているようです。



会社が作成する利益処分案は当該期の決算案と同時に公表されるという実務経験から、ご質問の第1期~第3期として書かれた表への私の理解は、第1期決算分の利益処分はなく、第2期の行に書かれた配当8,000は第2期決算分として第3期中に処分されるものと解釈して回答を書きました。
いままでのお話ですと、第2期の行に記載された配当8,000は第1期決算分の処分として第2期中に実行されるという解釈でお答えしなければいけないようですね。
もしそうであれば、2度の私の回答は第2期以降の計算が1期づつずれていることになります。
そのように解釈を修正した上でもう一度整理しますと以下のようになります。

期末現在B/S未処分利益の額は、

第1期.....当期利益の額がそのまま計上されて10,000となります。

第2期.....前期繰越利益10,000-8,800=1,200、当期利益8,000で合計9,200

第3期.....前期繰越利益9,200-7,700=1,500、当期利益6,500で合計8,000

となります。

(2)2度目の私の回答への補足について

1.総勘定元帳上の勘定科目では「損益」「閉鎖残高」にしないと、不正解にならないでしょうか? 決算振替仕訳と聞いてますし。.....>総勘定元帳では「当期利益」ではなく「決算整理」等の表示をするようです。
先にも書きましたように当期利益は計上された損益勘定全体を集合させた結果の差額ですから、勘定科目であってないようなもので、通常は伝票を起こすことはなく、強制的にB/Sの未処分利益に移記します。
ですから強いて仕訳を起こすとすれば前回の回答のような考えになるのかなということです。

2.なぜ「利益処分決定時」の仕訳をしているのでしょうか?.....>このコメントで私のご質問文の読み方が1期ずれていることがわかりました。
私が書いた「利益処分決定時」というのは、第1期決算分として期末から3ヵ月後の第2期中に決定されるという意味で、つまりご質問文(資料)の第1期~第3期の行の「当期に行われた利益処分」とは、それぞれの期に発生した未処分利益の処分額であると解釈したからです。

3.利益処分は期首日から3ヶ月以内に開催される株主総会で決議されるので、その時の仕訳処理を先に解答しないと.....>多分このコメントも上に書いたように私が1期ずれた回答をしたための疑問だと思います。

何事も、思い込みは大きな間違いを招いてしまうという教訓を得ました。
私のつたない回答で混乱させてしまったことをお詫びしたいと思います。
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この回答へのお礼

 何度も回答いただいて、ありがとうございます。
 これは今日までの宿題だったのですが、自信がなかったのでこちらで質問させていただきました。解答が配付されましたので、参考までに載せておきますね。

【解答】
(問1)      借 方         貸 方
 第1期  損益     10,000  未処分利益 10,000
      未処分利益 10,000  閉鎖残高  10,000
 第2期  未処分利益 10,000  利益準備金  800
                   現金預金   8,000
                   繰越利益   1,200
      損益      8,000 未処分利益 8,000
      繰越利益   1,200  未処分利益 1,200
      未処分利益  9,200  閉鎖残高   9,200
 第3期  未処分利益  9,200  利益準備金 700
                   現金預金   7,000
                   繰越利益   1,500
      損益      6,500  未処分利益 6,500
      繰越利益   1,500  未処分利益 1,500
      未処分利益  8,000  閉鎖残高   8,000

(問2) 8,000

 初学者の疑問に付き合ってくださり、ありがとうございました。お陰様で、知識の定着に役立ちました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2002/11/13 00:10

お答えします。



1. 「当期利益」という科目はあるのでしょうか?

無いようで、ある..とお考え下さい。そして、勘定の所属はP/Lでもあり、B/Sでもあります。
当期が「利益」だとすると、P/Lでは総費用(借方)より総収入(貸方)の方が利益分だけ多くなります。
その多い分(借方の凹分)を「当期利益」と表示しますが、これは他の項目と違って会計データではありません。
計算結果の差額に過ぎないもので、取引事象に基づいて仕訳されるものとは当然に異質のものです。

一方、B/Sでは当期が「利益」であれば期中の貸借の総残高は資産の方が負債・資本の合計を利益分だけ上回ることになります。
P/Lの方は差し引き「利益」です..と表示すればいいのですが、B/Sの方は利益分を貸方に凹にしたままにはできません。
したがって、B/Sの資本の部「剰余金」は機械的に当期利益の額を期首の未処分利益にプラスして貸借をバランスした状態にします。
機械的に処理しますが、あえてこれを仕訳すれば先の回答のようになるという私なりの理解の仕方です。

2.会社が設立したばかりの第1期の期中で利益処分するということはあるのでしょうか?

ありません。
利益処分というのは、確定した決算に基づいてその利益(損失)の処分(処理)を株主総会の承認を経て行うものですから、おっしゃる通り、処分をする時期はすでに次年度の期中ということになります。

3.株主総会での利益処分の後に決算がある、という理解でよろしいでしょうか?

決算はあくまでも決算期末(例えば3月末)の状態で決定され、その時点で確定するものはその決算期分の利益処分をする前の状態でのB/Sということになります。
利益処分によって実行される配当や剰余金のなかでの振り替えの結果は次期のB/Sに反映されます。

4.第3期末のP/Lの未処分利益の額ですが、第3期の繰越利益はご回答によると1,200だと思うのですけれども、9,200なのはなぜでしょうか?

私の回答は15,700で、9,200ではありません。
1~3に書きましたようにB/Sの期末残高でいう未処分利益は“前期分の利益処分後に当期に繰り越された繰越利益”と当期に発生した“当期利益”の合計額になります。
先の回答文の繰り返しになりますが、第1期に発生した利益10,000は全額第2期に繰越します。
第2期では当期利益8,000が処分可能利益として加えられますが、処分額は8,800ですので第2期分としての処分後の繰越利益は10,000から不足分800を差し引いた9,200となります。
第3期末のB/Sはまだ第3期分の利益処分前ですから、前期繰越利益9,200に当期利益6,500が加わり15,700となります。
ご質問では第2期8,000、第3期6,500の利益が発生していますが、これが正しいのでしたら私の解答のようになりますが、第2、第3期の当期利益が間違いで当期利益は第1期の10,000だけでしたら、第3期末B/S残高での未処分利益はおっしゃるように1,200となります。

この回答への補足

 ご回答ありがとうございます。
 む、むずかしいですね^^; ちょっとまだ解からないところがあるので、教えてください。

1. 決算書上の表示科目では「当期利益」でも良いと思いますが、総勘定元帳上の勘定科目では「損益」「閉鎖残高」にしないと、不正解にならないでしょうか? 決算振替仕訳と聞いてますし。

>2. 会社が設立したばかりの第1期の期中で利益処分するということはあるのでしょうか?
>
>ありません。
>利益処分というのは、確定した決算に基づいてその利益(損失)の処分(処理)を>株主総会の承認を経て行うものですから、おっしゃる通り、処分をする時期はすでに次年度の期中ということになります。

 ないなら、なぜ「利益処分決定時」の仕訳をしているのでしょうか?

3. 利益処分は期首日から3ヶ月以内に開催される株主総会で決議されるので、その時の仕訳処理を先に解答しないと、不正解になると思うのですが・・・
 
4. これは私の文章がおかしかったようで、ちゃんと伝わらず、すみません。9,200というのは、ご回答の9,200+6,500=15,700の中の9,200のことを意味したつもりでした。 

 何度もすみませんが、勉強中の身なもので・・・よろしくお願いします。

補足日時:2002/11/12 00:09
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こんにちは。

この内容だけで、全ては判断できませんが、推測すると次のようになると思います。

わかりやすくするために、3月決算として、第1期を00年4月~01年3月とします。
(その前に、利益処分は決算後の株主総会で決定されます)

仕訳は省略します。

第1期決算(01年3月)
未処分利益 10,000

第2期中 株主総会(第1期の利益処分)(01年6月)
配当金 8,000 利益準備金 800 次期繰越利益 1,200

第2期決算(02年3月)
未処分利益 9,200(内当期利益8,000)

第3期中 株主総会(第2期の利益処分)(02年6月)
配当金 7,000 利益準備金 700 次期繰越利益 1,500

第3期決算(03年3月)
未処分利益 8,000(内当期利益6,500)

よって第3期末の貸借対照表の未処分利益残高は8,000になるかと思います。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 お陰様で自分でなんとかやってみましたが、正解かどうかわかりません。資料はこれが全てなんです。不親切な問題です(笑) 
 第3期末の貸借対照表の未処分利益は私も、1,500+6,500=8,000 になりました。

お礼日時:2002/11/12 00:16

実務経験からだけの推測でお答えします。



1.仕訳について

(イ) 第1期

当期利益プラスで処分なしですから、全額を繰越します。

(決算時)
当期利益10,000/未処分利益10,000

(利益処分決定時)
未処分利益10,000/繰越利益10,000

(次期繰越利益10,000)

(ロ) 第2期

当期利益より処分額が800多いので不足分は前期繰越利益を取り崩します。
当期発生の利益は全額配当に使ったので、繰越利益は処分に不足した800だけ減少します。

(決算時)
当期利益8,000/未処分利益8,000

(利益処分決定時)
繰越利益800/未処分利益800
未処分利益800/利益準備金800
未処分利益8,000/未払配当金8,000

(配当金支払時)
未払配当金8,000/現・預金8,000

(次期繰越利益9,200)


(ハ) 第3期

第2期と同様当期利益より処分額が多いので不足分を前期繰越利益を取り崩して当期の処分に充てます。
繰越利益はさらにその分だけ減少します。

(決算時)
当期利益6,500/未処分利益6,500

(利益処分時)
繰越利益1,200/未処分利益1,200
未処分利益700/利益準備金700
未処分利益7,000/未払配当金7,000

(配当金支払時)
未払配当金7,000/現・預金7,000

(次期繰越利益8,000)


2.第3期末の貸借対照表の未処分利益の額

第3期分の処分前ですから、前期繰越利益+当期利益となります。したがって、

9,200+6,500=15,700

です。

この回答への補足

 ご回答ありがとうございます。
 ご丁寧に回答いただいておきながら恐縮ですが、疑問点がいくつかありますので、よろしくお願いします。

1. 「当期利益」という科目はあるのでしょうか? 私は「損益」だと思ったのですが・・・
2. 会社が設立したばかりの第1期の期中で利益処分するということはあるのでしょうか? 第2期の期中の株主総会で利益処分するのとは違うのでしょうか?
3. 株主総会での利益処分の後に決算がある、という理解でよろしいでしょうか?
4. 第3期末のP/Lの未処分利益の額ですが、第3期の繰越利益はご回答によると1,200だと思うのですけれども、9,200なのはなぜでしょうか?
 
 以上、私もよくわかっていないものですから、すみませんがよろしくお願いします。

補足日時:2002/11/10 22:09
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この回答へのお礼

 すみません。訂正です。
4. P/LではなくB/Sですね。失礼しました。

お礼日時:2002/11/10 22:16

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