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金先物について

金と銀の先物をはじめようと勉強しているのですが、まだ追証の理解不足で前に進めません。

取引本証拠金基準額の50%を超えた場合に発生とありますが、本証拠金が135,000円のときに1000万を運用する場合の
追証発生の金の値段は下記であってますでしょうか?

計算式がわからなく細かく紙に手書きでやっています。

1g=3030円

10円変動で±10,000円の損益。

1枚=3,030,000円
10枚=30,300,000円(LV3.03倍)=2530円
20枚=60,600,000円(LV6.06倍)=2780円
30枚=90,900,000円(LV9.09倍)=2864円
40枚=121,200,000円(LV12.12倍)=2905円
50枚=151,500,000円(LV15.15倍)=2930円

であってますでしょうか?

あと、3030円で1枚買い、その後3010円で1枚買い増しの場合ポジションは3015円になるのでしょうか?

計算式などわかるかたがいればご指導よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

 レバレッジですか。


 商品の場合、証拠金と1枚当たりの実質内容は取引所が定めるままです。これは投資参加者が変えられるものではありません。要するに、決められた単位でしか取引は出来ません。たまに商品(品目や数量)の見直しや、証拠金の引き上げ・引き下げがある程度です。
 金は確か昨年に臨時増しの3万5千を本証拠金の9万に恒常的に上乗せして、現在の13万5千になりました。それまでは金価格自体が安かったということですね。銀は現在では1枚30kgですが、以前は倍の60キロでした。昨年から金ミニ取引が始まりました。
 ということで、商品の場合一本勝負です。レバレッジの考え方が無いわけではないとしても、初期証拠金に現物の市場価格を対比して考える程度でしょうか。その意味で2ちゃんねるで、銀の証拠金比率が不利だという意見を読んだことはあります。

 追証が掛かる状況は一言で言えば「負け」です。さっさと諦めて損切りをしましょう、というのが大勢の意見。規定では現受けの出来る品目でも、個人で実際に受け取れるのはほぼ貴金属だけですから、最後まで頑張っていてもどうにもならないこともあります。ネット取引のところだと金ですら現受け扱いはしないところも多くあります。こうなると上がるか下がるかの丁半博打をやっているのと変わりがありません。
 この質問の場合金または銀なので、現受けは十分に可能ですが、証拠金に余裕があるとつい追加の投資をしてしまうのが人間というものです。これが原因で状況が非常にまずくなりますね(私もそうでした)。
 ですからレバレッジの考え方を援用するとするなら、自分で調整することになります。最終的には現受けも考慮して、追証が掛かる度に1枚当たり5万とか10万とかの金額を容易に手を付けない口座に振り込んで置いておくのが良いかもしれません。
 
 暴落は年に一度ほど発生します。ですが高値から10数%ほど下がると、ほとんどの場合に止まります。今年になって高値3322から2880まで、割合で13.3%落ちたのが、この数年では最大の下落率でした。データをもっと遡っても20%を越えるような大暴落は歴史的な事件になっているのではないかと感じます。
 確かに金価格は高くなり続けて来ましたが、1年後に現物価格が現在の2分1まで落ちてしまうようなことはほとんど起こり得ないと思っています。
 それと最後に一つ。既にご存知かもしれませんが、もし消費税が上がると、現物を持っている人は売却時にその分得をします。

この回答への補足

pote-nyan様
今回も初歩的な質問に答えていただき誠にありがとうございます。
67.5円の下げで負けってことですね。。。
先物がプロ向きだということにも納得しました。

金の価格がどんどん下げていき追証発生の度に追証証拠金を入れていきロスカットもされずにその後、価格が反転し買値を超えて売却できた場合、利益のみであってますでしょうか?

度々初歩的な質問で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

補足日時:2008/06/03 21:29
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 こんにちは。



 追証は、1枚当たりの証拠金の半分以上の金額がその投資品目において動いた場合に発生します。
 例えば金(きん)で、13万5千の証拠金だけを預けて、3000円丁度で1枚買いました。ここで3000円と言うのは1グラム単位のことで、通常取引ならば1キログラムなので、計算はこの1000倍になります。ところが市場価格は下げてしまい、ある日の終値が135000割る1000割る2以上も下げてしまいました。要するに68円以上下げたと仮定します。3000-68=2932。これ以下になった場合です。
 そうすると、証拠金13万5千円の半額以上下げてしまったわけですから、この時点で追証が発生します。追証の額は確か本証拠金の半額が通常だと思います(自分の口座はこのところずっと追証が掛かっているので、それくらいのことは気にしない状況になっています。恐縮)。下げが大きくてそれでは足りない場合には、この半額を1単位として、その整数倍を入れる必要があります。指定時間までに入れないと強制決済になります。
 しかし市場が大幅に下げて無茶苦茶な状態になっていると、決済したくても出来ない可能性も発生します。追証を入れられなければ、強制決済だけは自動的に発動し、あとから不足分の請求が来ます。これは怖いですよ。

 大体これで解りますか? いくらで何枚建てていようと、金の買いなら買った単価から68円下げたら追証発生です(本証拠金が13万5千ならば)。 商品先物だと実際に建てるのは預け金の3分の1が限度です。私はいつの間にか現金や証券や倉荷証券の預け額の合計が4桁になっています。しかしそれでも最大で金15枚に決めています。その口座は対面なのですが、あとはいくら営業が何と言おうと絶対に受け付けません(先に書いた追証が出ている口座はインターネット取引の別口)。
 チャートを見れば判かるように時々暴落が発生します。ひどいと累計300円以上が3日くらいで下げてしまうことも実際に起きます。証拠金が足りなくてパンクしてしまうのは最低ですが、毎日下げ相場で青い顔をしているのも非常に辛いです(何年も相場に参加して生き残っている者は一度や二度は必ずそういう経験をしているものですが、自慢にはなりません)。
 1、2枚で地道にやるのが平和でいいですよ。買いならば、いざとなったら現受けして持っていればそのうちプラスに転じることもあるさと、こういう長期の姿勢を持つのも悪いことではありません。

 買い増しの場合、理論的な計算としてはそれで間違いではありません。ですが取引会社では個別の取引を記録して、それぞれに付いて都度清算になります。平均値にはなりませんから、清算すると都合の悪い取引はそのまま限月一杯まで置いておくことも可能です。
 尚、ここの利用が初回のようですので一言。回答に対してきちんと応答をしないと、これは以後の回答の付き具合に影響します。礼には礼をもって応ずる心を忘れないで下さい。

この回答への補足

pote-nyan様
詳しく説明していただきありがとうございます。
追証についての理解が出来ず困っていたのでとても助かりました。

先物の仕組みがまだ理解不足で初歩的な質問ですいませんが、
レバレッジについてまだ理解できないところがあります。

例えばFXなら、
1ドル=100円として$10000を100万で買えばレバレッジは1倍で海外預金と同じになり、
これを$10000を50万で買えばレバレッジは2倍になると思います。

金先物の場合、
1g=3000円として1kg(1枚)300万を300万で買いレバレッジを1倍、
又は1kg(1枚)300万を150万で買いレバレッジを2倍といったことや、
説明にあった、追証発生の価格2932円(下落68円)を例えば2530円にするといったことは出来ないのでしょうか?
先物の仕組みは、証拠金13万5000円で1枚と決まっており、
レバレッジは追証の度に証拠金を補充して調整していくと考えでよろしいでしょうか?

ご多忙中お手数お掛け致しますが宜しくお願いします。

補足日時:2008/06/02 16:48
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