
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
No.1です。
> 飽和KOH溶液なので有機物は分解されるかと
> 期待しましたがKOHを追加したら
> 分解できるものでしょうか?
アルカリ浸漬によって汚れがとれるのは、固着した物質がカルボキシル基や
フェノール性水酸基、スルホン酸などを持っていた場合です。
つまり、その部分がアルカリをカウンターイオンとして電離することで、水相に
溶けやすくなるわけです。
(エステル化合物のようにアルカリでケン化するような一部のものを除くと、
分解されることで汚れが落ちているわけではありません)
今回の着色原因と推測される、アルドール縮合の生成物も、アルカリでは
分解されないので、KOHを追加しても変化はないと思います。
(縮合反応がより進行する形で変質していく可能性はありますが)
今回作成した液の着色を除きたいということでしたら、液に少量の活性炭を
添加して撹拌した後、ろ過してみるのもいいかもしれません。
(アルドール縮合の生成物という推測が正しければ、活性炭によって吸着
されるはずですので)
この回答へのお礼
お礼日時:2008/06/15 21:21
ご親切に、ありがとうございます。
あなたは素晴らしい方ですね。
せっかくですので活性炭を試してみます。
きっと吸着してくれるに違いありません。
また報告に参ります。
No.1
- 回答日時:
> 何が赤くなったのか教えていただきたく願います。
2-プロパノールの酸化によって生じたアセトンが、アルカリと共存したことによって
アルドール縮合を起こし、タール化したものと考えられます。
wiki・アルドール反応:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% …
> ガラス器具の洗浄に使っても大丈夫でしょうか?
通常のフラスコ等に固着したものを処理する際に使う分には、浸漬後の洗浄時に
ブラシなどを使えるので問題ありません。
ただ、そういったことのできない分析用器具(ホールピペット等)は、浸漬によって
逆にタール分が付着する可能性もあるので、使用しない方が無難だと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/06/15 14:34
ありがとうございます。
古い2-プロパノールを使っていたので
きっと、それがアセトンになっていたのでしょうね。
飽和KOH溶液なので有機物は分解されるかと
期待しましたがKOHを追加したら
分解できるものでしょうか?
再質問すみません。
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