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- 回答日時:
「ヨウ素フラスコ」を使うと言うことは、当然、杯部に水を入れるので、書くまでもない訳です。
ヨウ素フラスコを使う理由は、ヨウ素が昇華性を持つからです。
試料と試薬を反応させて発生させた後、滴定の直前にフラスコの栓を開けて水を加える際、昇華して気相中に在るヨウ素が逃げるのを、杯部の水で捕捉するのです。
杯部に水を入れるのは、沃化カリ水溶液を加えて手早く栓をしたら、直ぐに入れます。
水の量は、20~30ccくらいでしょうか、、、多めの方が良いです。
と、ここまで、一般に言われている事を書きました。
しかし、溶液中に過剰のKIが存在すると、ヨウ素はKI3(-)イオンになって水溶液中で安定し、ヨウ素の昇華は殆ど起こりません。
なので、私は沃化カリ溶液を多めに添加するだけで、ヨウ素フラスコは使っていません。
沃化カリとの反応後、フラスコを横から眺めて、フラスコ気相部が薄っらと紫色になっているか確認して下さい。
色が付いていないなら、ヨウ素フラスコは不要です。
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