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中和滴定によるファクターの計算について
はじめまして、大学の化学でファクターの求め方が分からないので回答してもらえると助かります。

0.1mol/Lの塩酸(f=1.000)に水酸化ナトリウム(約0.1mol /L)を加えて中和滴定します。
そして、水酸化ナトリウムのファクターを決定し、濃度を求めよ、という内容です。
水酸化ナトリウムの滴下量はXmlとする。

f=理想の値÷滴下量というのは分かるのですが、理想の値が分かりません。

A 回答 (3件)

質問上げ直していたのですね。

塩酸の量が分からないとどうしようもないですね…。

仮に塩酸の量がYmLなのであれば、
水酸化ナトリウムのf=(塩酸濃度mol/L×塩酸のファクター×YmL)÷(水酸化ナトリウム濃度mol/L×XmL)
で出せるでしょう。

考え方については先の質問で答えたので省略します。

konjiiさんの回答について補足?致しますと、

そもそも塩酸のファクター1.000はどうやって出したのか、というと塩酸もこういう滴定をしてファクターを求めてるんですよっていう流れが書かれていますね。

例えば0.1mol/L塩酸(f=1.000)とかは、試薬会社さんでも販売されているのですが、それは作ってる会社が書かれているような滴定をしてファクターを保証しているのです。

何にしろ、人間が天秤で量りとって作ったものなので、目的の濃度ぴったりという訳にはいきません。
塩酸の標定のように、しっかり乾燥させた炭酸Naは安定して正確に量り取りやすいんですけど(だから標準物質として扱われる)、
潮解性があってすぐに湿気る水酸化ナトリウムの質量なんて量っても当てになりません。

そこで、滴定を行って正確な濃度を求めて、ファクターで表現しているのです。
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えーと、そういうのは高校化学のレベルの話ですけどね。


まず、「理想の値」というのは表現がおかしいと思いますね。目標値と理解すべきですね。そして、それが0.100 mol/Lであることは常識でわかりそうなものです。普通の学生は常識でわかるだろうと思うから、いちいち一位とそんなことまで説明していないのでしょう。

その目標値とのズレを割合で表したのがファクターであり、決して「f=理想の値÷滴下量」ではありません。あなたの誤解ですね。そもそも、滴定にしても、AをBに滴下するのと、その逆があるわけで、そういうことに一切無関係に、「÷滴下量」などというのが出てくるわけがありません。Xかもしれません。

普通に考えれば、すなわち、高校で学ぶ化学に基づいて考えるのであれば、まず、水酸化ナトリウムの濃度を計算して、それを目標濃度である0.100mol/Lで割るということです。

また、「水酸化ナトリウムの滴下量はXmlとする。」と言われても、使った塩酸の量が分からなければ計算できるわけがありませんし、そういうこともどこかに書いてあるはずです。そして、そういうことに気づかないというのは、自分で計算しようとしていないからでしょうね。それをしようと思えばすぐに気がつくはずのことです。
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0.1mol/Lの塩酸(f=1.000)は以下のようにして作る。


0•1mol/L塩酸
1¶000mL中塩酸(HCl:36•46)3•646gを含む。
調製塩酸9•0mLに水を加えて1¶000mLとし、次の標定を行う。
標定炭酸ナトリウム(標準試薬)を500~650℃で40~50分間加熱した後、デシケーター
(シリカゲル)で放冷し、その約0•15gを0•001gの桁まで量り、水30mLを加えて溶かし、メ
チルレッド試液3滴を加え、調製した塩酸で滴定し、モル濃度係数を計算する。この場合に
おいて、滴定の終点は、溶液を注意して煮沸し、緩く栓をして冷却するとき、持続して橙色~
橙赤色を呈するときとする。

水酸化ナトリウム(約0.1mol /L)と約0.1molとするのは水酸化ナトリウムに潮解性があって秤量中に水分を吸って
質量が大きく成るので、約0.1molを素早く量ってメスフラスコへ入れて約0.1mol /Lになるようメスアップします。
水酸化ナトリウム(0.1mol /L)ならXml=0.1mol/Lの塩酸Xmlです。
Xml=0.1mol/Lの塩酸X’ml(X<X’)なら水酸化ナトリウムのf’=X'/X*1.000となります。
f'=理想の値(X')÷滴下量(X)だから、理想の値(X')=f'*滴下量(X)
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