街中で見かけて「グッときた人」の思い出

最近、モンテクリスト伯、という小説を読みました。
その小説の主人公は、19歳から33歳まで、14年間も真っ暗の独房に閉じ込められていた人物なんですが、そのお陰で、暗闇の中でもはっきりと景色が見えるという能力が身についた、と小説中に書いてありました。

現実でも、何十年もの長い間ずっと暗い場所にいると、暗闇でもはっきりと景色が見えるようになるのでしょうか?詳しい方、教えてください。

A 回答 (3件)

こんにちは。


完全に光のない世界では何も見る事ができないですけど、星明かり程度で相当見えるようにはなります。
日本人なら普通の人でも、闇夜で10~数十分いれば目が慣れてきてかなり見えるようになります。
田舎の方の人は、星明りだけ(お月様はなし)で懐中電灯なしで平気で歩けますよ。

欧米の人のように目が青い人は、光に感じる色素が違うので感度が悪く、あまり夜目が利かないそうです。

この為、日本では戦争中、レーダーなしで夜行動できたのでレーダーの研究が遅れた事実があります。
当時の日本の軍艦の乗員は、10キロ離れた船の明かりを識別できたといいます。
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難しいのではないかと思います。


暗闇で目が慣れる機能は暗順応と言うそうですが、暗順応に関わっているロドプシンという成分が光ですぐに分解されてしまう為、小説の通り明るい所には出ていない条件でどれだけロドプシンが蓄積できるのかが関わってきそうですね。
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「はっきりと」というのが,私たちが明るい場所で物を見る時と同じレベルで,ということでしたら無理です。



私たちが物を見る時には明るいところでは錐体細胞が,暗い所では桿体細胞が働きます。この時,眼の構造上,桿体細胞で物を見ているときはは錐体細胞で物を見ているときに比べて「どこに何があるか」という情報を伝える精度が低くなります。

ですから,暗い所に何年過ごしていても,明るい所と同じように見えるようにはなりません。
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