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新米の電気工事屋です。

先日、ある仕事で工場の接地工事を行いました。
孫請で図面を渡されてその通りに作業しただけなのですが、
一つ疑問な点がありました。
それは接地線の太さについてです。
接地線を接続したのは三相200Vの機械でD種接地工事になると思います。
接地抵抗は60Ωで使用した接地線は38スケの線でした。

わたしの電工1種レベル知識ではD種接地工事で使用する接地線の太さは直径1.6mm以上ではなかったでしょうか?

少し太めの電線で配線するということはよくあると思うのですが、
38スケとはちょっと太すぎるような気がしました。

会社の先輩に聞いても「図面がそうなってるから・・・」としか答えてもらえず、なぜこれほど太い電線を使っているのかわかりません。

機械的強度を考えての選択なのでしょうか?

A 回答 (3件)

接地線の太さの問題ですが、法的な事は、技術基準、内線規定の通りです。


現実な問題としては、A(1)種B(2)種設置の方法で決められます。  もう少し具体的に説明しますと、電気室を構えている工場等では、変圧器の2次側にB種接地を施設しています。 B種設置抵抗が小さいと、機器内で完全接地事故が発生した場合、短絡電流になることがあります。 細い線では、接地線を焼損する恐れがあります。特に大きな電力を扱う機器は、十分注意が必要です。
変圧器2次側のB種接地抵抗をあまり小さくしない事です。
私の経験では、B種接地は単独で抵抗は20Ω程度が良いです。
 A種B種接地共用工事は避けることです。
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個人的な経験によると、電源工事を行う場合、1次側の電線が60sqであったとすると、


アースは38sqで行うように指導されました。
昔のIV線で、配管工事を念頭においてのことですが。

つまり1次側と同等程度の電流を流せないと、アース線が溶断してしまう、
という事ではないですか。
1次側と同じ電流がアースに流れる可能性も考えられますから。
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>D種接地工事で使用する接地線の太さは直径1.6mm以上では…



38mm2 は 1.6mm以上です。
「1.6 mmに限る」とは書いてないですね。

>接地線を接続したのは三相200Vの機械でD種接地工事になると思います…

接地線は、地絡電流を安全に流せるだけの太さが求められます。
その機械が 30Aや 50A の過電流しゃ断器で保護されている小さなものなら、38mm2 は確かに過剰設備です。
しかし、過電流しゃ断器が 400Aを超え 600A以下なら 38mm2 が必用になります。

>新米の電気工事屋です…

『内線規程』を手元に置いて、疑問を感じたらすぐ開いてみましょうね。
接地線の太さに関しては、1350-3表です。
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