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(1)CCD、CMOS、MOSの利点と欠点、違いなどを教えて下さい。また3板式は高価なだけで性能面では常に単板式以上という認識で構いませんか?

(2)なぜパナソニックは最新機種ではSONYのようにCMOSを使わずに3MOSにしたのか教えて下さい。(開発者インタビューがない以上、真相は分からないはずなのでCMOSにこういった点で勝るからという理由でかまいません)

(3)SONYは昔、DV機で3CMOSカメラを出したことがありますが、AVCHDカメラでは全く3板式を出してくれません。DCR-PC1000のようなコンパクトな機種に採用していたのに、なぜ単板式にこだわるのか教えて下さい。

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

MOSというのは、半導体素子の名称で、非常に一般的な構造のモノで光学素子の名称ではないから、CMOS=MOSではないかな。


CCD (Charged Coupled Device)
CMOS (Complementary Metal Oxide Semiconductor)

CCDは20年以上カメラに使われてきました。多くの利点が有ります。CMOSと比較すると、光に対する感度が高いです。
弱い光ではこの高感度のおかげで、より良い画像を撮影できます。
また、CMOSより画質が良いという人も多いです。
しかし、CCDはカメラへの組み込みがCMOSより複雑であること等から、製造コストが高いという欠点があります。
また、明る過ぎる被写体を撮影した場合、上下方向に白くスミアを発生させます。

CMOSは画質に関しては、CCDセンサーに近づいていますが、まだまだCCDに及ばない部分もあり、最高画質を要求されるカメラではまだ不安定てです。
しかし、トータルコストが安いという利点があります。
また、本体への組み込みが簡素で消費電力が少ないので、小型カメラに適しています。
通常の明るさの環境下では問題はありませんが、微光下では画像が暗く、ノイズが生じる事があります。
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CCDイメージセンサー


http://ja.wikipedia.org/wiki/CCD%E3%82%A4%E3%83% …

CMOSイメージセンサー
http://ja.wikipedia.org/wiki/CMOS%E3%82%A4%E3%83 …

MOS
http://ja.wikipedia.org/wiki/MOS

回路の複雑さはCMOSの方が複雑です。

3板式についてでいすが、単にコストの問題では?
Wikipediaにも書いてありますが、CMOSは既存の半導体製造ラインを流用できるし、CMOSの欠点も新しい技術で解決していっています。性能的に僅差だったらコストを抑えられる方を使用するのは営利企業であれば当たり前の流れでしょ?
営業戦略というモノも絡んでくるのでCMOS/CCDどちらが優秀かというのは関係ない場合もあります。
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この回答へのお礼

お二方にまとめてお礼申し上げます。

wikipediaも読んでみました。

結局、松下の新型カメラで採用の3MOSはSONYが昔採用していた
3CMOSとイコールということでよろしいのでしょうか?

AVCHDで初の「3MOS」方式を採用
と書いてますので、世界初が偽りではないみたいですね。
なぜならば、SONYはHDVでしか3CMOSを採用していないので。

ただコストの問題であるならば、松下はSONYよりも3板式を
安い価格帯で出せているのが気になります。
企業の規模の違いなのでしょうか。

松下は以前から3CCDに熱心でしたし、今回もSONYより先に
AVCHDにて3MOS(=3CMOS?)を出しました。

ソニーから3MOSが出ることを望んでいるだけに残念なのです。
(ソニーから出るとしても HDR-FX7のような大きさと価格は困ります)

お礼日時:2008/07/13 11:52

CCDとCMOSについては、簡単に検索でき調べやすいので割愛します。


http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0408/ …
http://d1.fc2web.com/page021.html

さてと、情報が少ないのがMOSセンサー。
このMOSセンサーは松下が主導で開発しているイメージセンサーです。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2005/02/ …
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/d …
馴染みの製品としては、オリンパスやパナソニックのデジタル一眼レフに搭載されている「Live MOS」センサーがあります。

松下が開発したνMicovicon(ニュー・マイコビコン)イメージセンサの技術を、
ビデオカメラ用に発展させたのが「MOS」センサー。
一眼レフ用に発展させたのが「Live MOS」センサーです。
CMOSセンサーと比較して、2倍の面積のフォトダイオード部分と、CMOSの半分の消費電力が特徴です。
<<松下MOSセンサーはCCDとCMOSの良所捕りのセンサーです。>>
特に、ビデオや携帯電話カメラでは、センサーの面積が小さいので、高感度、低ノイズは有利と発表されています。

> 3板式は高価なだけで性能面では常に単板式以上という認識で構いませんか?
私は、その通りだと思っています。
フォビオンイメージセンサー以外で、フルカラーを取り込める単板イメージセンサーは無いのですから、、、
放送局用のカメラが3板式を使用していることからも分かります。
完全なR要素G要素B要素を取り出すには3板式が必要です。
3板式は大量生産に不向きで、どうしても高価になります。

> SONYは昔、DV機で3CMOSカメラを出したことがありますが、AVCHDカメラでは全く3板式を出してくれません。
ソニーは業務用は今でも3板式です。
恐らく経営方針が刷新されたと感じています。
ソニーはこだわりの最高級ブランド「クオリア」の失敗などを経験し、最近はソニーらしい、こだわりの製品は発売していません。
ビデオなども最多購買層であるパパ、ママに売れる製品が主力になったと思います。
とくに、ママは単板も3板も関係ありませんから、、、
売り上げと利益を最優先に考える経営に代わったと言うことだと思います。
すこし残念に感じます。
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この回答へのお礼

最高に分かりやすかったです。
有難うございました。

お礼日時:2008/07/14 21:19

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