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毎日のように利用している某鉄道会社で「どこどこへお越しのお客様は、何々にお乗り換え下さい。」と、放送しています。この「お越しの~」にちょっと違和感があります。「お越しの」と言うと、向こうからこちらに来る...と言う感じに受け取られます。でも電車は向こうに向かっているので、本当は「どこどこへおいでのお客様は~」が正しいように思います。どんなものでしょうか?

A 回答 (5件)

こんにちは。



(7)をご覧ください。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B3 …

6の2をご覧ください。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%B …


しかし、現実には「来る」のほうの意味で使われていることが圧倒的に多いと思いますが。
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「近所に越して来た福田さん」


「岩手に越して行った小沢さん」

このように「越す」は、行く場合、来る場合の両方に使われます。

国語の疑問については、投稿前に先ず辞書にあたっていただきたいと思います。
少なくともこのご質問ならば、それで自己解決したはずです ( ^^
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以下のURLを参考にしてみてください。



  http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

「越す」には、「移動する・行く・来る」の意があり、「お越しの」はその連用形が名詞になった「越し」の尊敬表現なのですが、「行く」にも「来る」にも使われるため、使う方は楽ですが、聞く方としては「お来し(おこし)」と勘違いしてしてしうくらい、「行く」の用法を知らない人が増えてきているのかもしれない状況を考えると、「行く」の場合は、「おいでの」にした方がわかりやすいとは思います。ただ、車内アナウンスをちゃんと聞いている人も珍しく、ほとんどの人は、決まり文句として聞いているか、ほぼ聞いてないかだとは思います。
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はじめまして。



ご質問1:
<この「お越しの~」にちょっと違和感があります。>

おっしゃる通りです。それは「お来しの~」と発音が同じだからだと思われます。

1.「越す」には本来「行く」「来る」の意味はありません。

2.越の漢字は「走」+「戌」からなり、「走る」+「はねる」意味からなる形声文字です。そこから「とびこえて進む」→「こえる」の原義がある漢字です。

3.つまり、「越す」は単なる「移動」を表す動詞で、それが「わたる」「おいこす」「とおざかる」などと意味が転意したものです。

4.従って、「~へお越しのお客様は」とは、「~へ移動されるお客様は」と言っているのです。


ご質問2:
<「お越しの」と言うと、向こうからこちらに来る...と言う感じに受け取られます。>

「お越し」が「お来し」と発音が同じなため、「~から来る」のイメージで「~からお来しの」なら正しいが、「~へお来しの」は語法的に間違っていると錯覚しがちなのです。


ご質問3:
<本当は「どこどこへおいでのお客様は~」が正しいように思います。>

確かにその方が明瞭です。

1.「おいで」とは「お」+「出で」のことで、「出かける」ことを指しますから、「~へ向かって出発する」というニュアンスが直接伝わるからです。

2.ただ、「~へお越しの」は上記の説明の通り、「~へ移動される」という意味で、間違っているわけではないのです。


ご質問4:
<「お越しの~」>

1.以上のように、「越す」は「移動する」という意味なので、「~へお越しのお客様」=「~へ移動されるお客様は」となり、語法上間違ってはいないのです。

2.また、移動はお客様が「遠ざかる」+「近づく」という2つの移動に言及することができるため、それぞれ「行く」+「来る」という意味を兼ねて使われることがあるのです。

3.その区別は一緒に使われる前置詞が大きな判断基準になります。

(1)「行く」の意味の「越す」:
方向を表す格助詞「へ」「に」、到着点を表す「まで」などとともに使われます。
例:
「東京へお越しのお客様」
「大阪までお越しのお客様」

(2)「来る」の意味の「越す」:
起点を表す格助詞「から」などとともに使われます。
例:
「東京からお越しのお客様」


以上ご参考までに。
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 ニュアンス的には「どこどこへ(おでかけ)の」を言い換えたと言えばいいでしょう。

 「~へ、くりだす」ということになると、もはや丁寧な言葉ではありません。
日本語文法的な解説があまり決定打にならないのは。
 どうあっても、その業界でそういうように統一されると、たとえ日本語的にはおかしくても、そのまま通用してしまい。 それでいいことになってしまいます。 (から)(まで)という使い分けをすると、ぼんやり聞いていたひとが、どちらかあわてて確認する分、間違いや説明の手間になったのかもしれません。 アナウンスする駅員によって違いがあれば混乱の元です、どこからきたかは、料金精算でいくらでも対応できますが。 アナウンスとなると乗換さきの案内になりますから。  行き先のみ伝えていれば足ります。  もっとも、議論や混乱があったのはもっと昔の話で、いまはすでに業界用語か、その路線では決まっていることなのでしょう。 国語辞典でその辺の逸話を載せる猶予はないでしょうし。
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