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こんにちは、大学3年生です。
大学の演劇サークルを通して、小劇場のスタッフ手伝いをする機会が多くなりました。
また、たまに自分たちの公演スタッフを、小劇場で照明や音響をしている方にお願いすることもあり、接する機会が増えました。

そこで疑問に感じたことが多くありました。ずばり質問は「なぜ小劇場業界は、非建設的な制度が採用されているのか」ということです。
ちなみに、私は小劇場の一部しかしらないので、「演劇業界」ではなく「小劇場」とさせていただきました。

1村社会のようなスタッフ採用
「小劇場業界は狭いから、一度嫌われるとスタッフが回ってこない」(by舞台監督)という話を耳にしたり、「よっぽどのことがない限り、スタッフは変えない。」という話を聞きます。
もちろん、同じスタッフの方がその劇団の色ややりたいことをわかっているから、話は早い、という点ではいいと思います。
しかし閉鎖的過ぎるというか、色んなスタッフがいて、今回の公演にはこの技術が必要とされているから、この人に頼もう。とはならないんですか?

2スタッフのギャラ設定の謎
あるプロ劇団の方達が「今回の○○さん(スタッフ)のギャラは明らかに高過ぎ。」という会話をしていました。
またこれは自分たちが、プロの方に仕事を依頼する時に目にした光景です。
「ギャラについては公演が終了してから請求します」といって、なかなか値段交渉をさせてくれない人。
「機材を貸す代わりに、3日間手伝える人を一人下さい。」というなんの根拠もない交換条件を出してくる人。
「忙しい」という理由で平気で約束を破り、遅刻する方。
もちろん、学生相手ということで、ナメてかかられてしまったこともあるのかもしれません。私たちにも不備があったからそうなった部分もあると思います。
また、金銭的なことは、言ってはいけないというお国柄もあるのかもしれません。
しかし、それにしても上記のような人たちは、立場を利用した横暴であり、曲がりなりにも「演劇」という一つの目標で繋がった人たちとは思えません。
むしろ、こうした理不尽な対応は、多くの若者の可能性を奪い、演劇業界にとっては結果的には悪影響なのではないかとおもいます。


演劇は採算を取るのはすごく難しいのはわかります。
また成功するまで、下積み期間が長い、成功も保証されていない。というのもわかります。
それでも、「演劇」を志す人たちは多くいるわけですよね。
でも現状の制度って、「小劇場業界」にとってはよくないものではないのですか?
演劇業界に関わっている方の意見をお待ちしています。

(今回例に挙げた人たちはごく一部で、もちろん中にはそう出ない人もいると思います。気分を害したらすみません)

A 回答 (5件)

「その通りですね~」と思う部分もあれば、「それは違うんじゃない?」という部分もありますので、徒然なるままに回答いたします。



>「小劇場業界は狭いから、一度嫌われるとスタッフが回ってこない」

これを言った人の世界が狭すぎる(笑)、というか、この人の周辺の小劇場界の話・・・という意味でしょうね。
そんなに狭い業界ではないと思いますので、「嫌われた」ぐらいでは何ともならないと思います。といますか「嫌う」のも「嫌われる」のも各々の言い分があるわけで、その当事者でない普通の第三者は両者の言い分を聞いてから判断するのが当たり前なのは一般社会と変わりません。この人の言っていることは要するに「仲間内で嫌われると困ることになる」という一般社会と同じことを言っているにすぎないと思います。そんでもって、わざわざ他人に一席ぶつようなことじゃないよね、これは。

>「よっぽどのことがない限り、スタッフは変えない。」
>同じスタッフの方がその劇団の色ややりたいことをわかっているから話は早い

というのは、その通りなんです。話が通じるってことは大切なんです。
これは小劇場界だけでなく、商業演劇でも映画でも同じようなことがあるんじゃないかな。多くの劇団のスタッフが固定しているという現実はあるかも知れませんが、そこに至るまでに紆余曲折(つまり、いろんなスタッフと組んでは試行錯誤してきた)があることも忘れてはいけません。
もう一つは、例えば演出家なり制作なりが「スタッフを育てる」という気風がある場合もあるでしょうね。

>今回の公演にはこの技術が必要とされているから、この人に頼もう

という場合はリスクを抑えるためにも、固定スタッフに対して“追加する”って考え方になるんじゃないかな。特に“若い才能を取り入れたい”って場合なんかはそうすることが多いし、やがてその若いスタッフにメインを委譲していくって流れもよく見かけます。

>スタッフのギャラ設定の謎

よくある小劇場の場合は、スタッフのギャラが安すぎるのが原因ではないかというのが私の考えです。
例えば、20万円もらわないと生活が成り立たないのに、提示された金額が5万円で、交渉次第ではあと1万円ぐらいはなんとかなるかもって言われても、交渉する気力もなくなるなんてことがよくあります。
これがよくないって言っているんじゃないですよ。みんながそれなりに知恵を絞って努力した結果なんですから。ただ、そういう状態を受け入れて、その中での処世を身につけなきゃいけないっていうのが現状だと言うことですね。

>金銭的なことは、言ってはいけないというお国柄

なので、お国柄じゃなくって、言っても言うだけムダという現場が多すぎるんですよ。実際、わりと予算が潤沢な(とか言われている)商業演劇の世界なんかではみんな普通にギャラの交渉をしてますって。

>「ギャラについては公演が終了してから請求します」といって、なかなか値段交渉をさせてくれない人。

だから、これは善意なんじゃないのかな~なんて思ったりするんですけどね。まぁ、制作さん的には困ると思うけど、客の入りを見てから安い目を言ってくれる場合もあるわけだと思うし・・・

>「機材を貸す代わりに、3日間手伝える人を一人下さい。」というなんの根拠もない交換条件

これも根拠がないわけじゃないと思うな。(少なくともこれを言った人の中では)
経験的には、予算が極限まで無い状況では充分あり得る交換条件だと思いますよ。機材も人も、要するにお金ですからね。そんな考え方もしなければいけないというのが現実なんだな~と思います。

>「忙しい」という理由で平気で約束を破り、遅刻する方。

こういう人は最低です。嫌おうが批判しようが構いませんし、二度と使ってはいけません。

>立場を利用した横暴であり、曲がりなりにも「演劇」という一つの目標で繋がった人たちとは思えません

私としては、ここが引っかかるんですよね。
実は、誰しも“「演劇」という目標”というものの曖昧さに苦労しているんですよ。“演劇で生活していきたい”という人もいれば“お客が楽しめればOK”って思う人もいるし、“自分がやりたいことが出来ればそれでよし”ってのも「演劇」という目標のひとつであるかも知れない。
関係者にそれぞれの「演劇」観ってものがあって、それは各々異なっているというのが当たり前なんじゃないのかな~?
質問者様は、質問者様の演劇観と相容れない演劇観を持つ人との軋轢で今のように思っているんじゃないのかな~って思うんです。

劇団ならば、その思いはある程度ベクトルが一致しているとは思うんですが(それでも細かいところは異なっていると思うんですよ)、難しいのは外部スタッフなんですよね。ですからみなさん、そういう「演劇に対する思い」というか、方向性の一致と言う問題について、それぞれが波長の合うスタッフを探しまくるわけなんです。
で、分かってもらえるでしょうか、さっきの問題『よっぽどのことがない限り、スタッフは変えない。』というのも、そういうことなんですよ。

>こうした理不尽な対応は、多くの若者の可能性を奪い、
>演劇業界にとっては結果的には悪影響なのではないかとおもいます。
>現状の制度って、「小劇場業界」にとってはよくないものではないのですか?

え~っと、あまりにも楽天的と思われるかも知れませんが
「小劇場界なら大丈夫」です。
方向性が異なるものは、方向性が一致するものにやがては収斂されていきます。本当に「悪いもの」は淘汰されていきます。

小劇場界とは、あまりの不経済故に、経済的な束縛から却って解き放たれた世界です(笑)。そのぶん個人の自由と裁量が許される世界であると思います。(そのぶん知恵もいりますが・・・)
その自由を謳歌しようとする人達が、理不尽で横暴な人間との軋轢で悩むわけがありません。というか、悩む必要がありません。そんな人とはさっさと手を切ってしまえばよいのです。あちこちで切られた人はやがて干上がって行くでしょう。
ただの理不尽ではなく、それなりの考えがある人は、やがてその考えを理解する人達とめぐりあうことでしょう。
そうやってこれまでも何十年もやってきたし、これからもそうであることでしょう。

こんな業界ですが、その程度の自浄能力はあると思いたいんですけどね~。(そもそも、誰かが構想して作った世界でも制度でもなくて、あくまでも自然発生的に出来上がったものなんですから、自浄能力以外に期待するものもないと思うんですが)
そういうことで、お怒りを沈めていただく一助にはなりませんでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なんだか自分の未熟さをたしなめていただいたような感じで少し恥ずかしくなりました。

そうですね、あくまで一部の人が言った発言で小劇場業界全体を言ったものではないことがわかりました。(嫌われたら云々)
また、若い才能を育てる土壌もあるようで、少し安心しました。
(おそらく自分が接した劇団が少し閉鎖的だったんですね。)

ギャラのことですが、小劇場と商業演劇だと全く別の話みたいですね。
(以前OFFOFFシアターか駅前劇場で、全部の回が満員だった劇団の方がいくら黒字になったとか話していましたが
役者の方の練習時間、脚本の制作時間に対して払われたお金はほぼゼロですから
普通の企業だったら大赤字という状態ですよね。)
そんな中で、金額交渉するというのは、無理がありますよね。確かに。

”「演劇」という一つの目標で繋がっている人たち”と書いたわけですが、「演劇観」がそれぞれ違うというのは、全く同感です。
私が感じたのは「味方が味方を傷つけいている」ということです。
スタッフの方が「生活のため」であっても「夢のため」であっても私はどちらもありうると思います。
しかし「自分の利益のために、立場が下の人たちをいいように利用する」ことは、結果として「演劇」にいい影響がない、と思いました。

「小劇場界なら大丈夫」
なるほど、淘汰されていくのですか。
そうしたら安心だと思います。
一番まずいのは、「悪を悪と認識できなくなること」だと思いましたので。
悪い風習のことを「これが小劇場界では当たり前だから」と言うようにならないといいな、と思います。

お礼日時:2008/08/02 02:27

#4です。

コメントありがとうございます。
 >>純粋に「機材のみ」を貸していただきたい、という時に出た話です。
となると、私の回答は的を外していたことになります。ごめんなさい。
ただ、やはり、機材をタダで貸すかわりに、別の現場にタダで一人貸し
て、というならそれだけでムチャクチャとは思いません。なぜなら、機材
はきっちり仕事をしますが、学生さん一人はプロ並の仕事は当然できない
からです。だから、機材費のかわりに(素人に近い人の)労働で払う、と
いうことなら、そのことそのものは理不尽とは思いませんよ。時間いくら
のバイトとは違うんですから。映像の仕事を通じて舞台のことを勉強も出
来るんです。お金を使わなくてすむ方法を提示してくれたという考え方も
あるはずです。
 それもハズレかも知れませんが、それでもやはり、「小劇場界」では
なく、質問者様の周辺の問題ではないかと思ってしまいます。
 というのは、初めの質問文の問1に関わることですが、スタッフを変え
ないというより、変えたらできないことがあるんです。演劇という、非常
に微妙で繊細な表現を作り上げる中で、演出者の意向を理解してそれを
より良い方向に「裏切って」高めていけるスタッフというのは、音響、
照明、舞台、衣装、チラシ、その他作品に関わるすべての分野で、ひとり
でも変わってしまったら何かが変わるわけです。だから、演出、役者、ス
タッフの「この」組み合わせだからこそできることがあるわけで、変えた
ら違う話になるわけです。だから変わらないことが多いだけです。
 演出家なり作家なりが売れて、大劇場での仕事をするようになれば、そ
ちらを得意とするスタッフと付き合うわけです。それぞれベストと信じる
仕事をするわけで、その点でクライアント(この場合、劇団)に金銭的に
も内容的にも不満を残すスタッフは生き残れません。私のまわりには、そ
ういう人はいませんので、たまたま不都合な人にあたってしまったという
ことでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに、学生(=仕事としては素人)ですもんね。貸してくださる方の好意と、こちらの受け取り方が、すれ違ってしまった部分があったと思います。
これからは、十分話し合いの上で納得しお互いのためになるようにしていきたいです。
そうですね、不都合な人に当たったというのはあるのかもしれません。
いい作品を作ろうと思ったら、「期待をいい意味で裏切ってくれる」人が選ばれていく(?)のは当たり前ですもんね。
自分個人では、これまで小劇場に関するマイナスイメージばかり書き並べてしまい、すみません。
すごくおもしろい世界なのに、あまり世間に浸透していなくて、残念だなと思う機会があり、「制度に問題があるのでは」みたいに考えてしまった部分がありました。

この場をお借りして。
回答してくれたみなさんありがとうございます。

お礼日時:2008/08/05 22:50

 「小劇場業界」の問題というよりも、質問者様の関わる人々が抱えている


個別の問題の部分が大きいことが、質問と回答の中でわかってきていただ
いていることと思います。
 >>「機材を貸す代わりに、3日間手伝える人を一人下さい。」というな
>>んの根拠もない交換条件を出してくる人。
 お怒り気味の質問なので、感情過多で情報が少ないのですが、「機材」
という言い方をしているところから音響か照明だと推測します。違ったら
ごめんなさいですが、音響か照明だとすると「普通」の一日のギャラは
#1さんへのお礼コメントにある「機材の貸し出し相場」の額を越えます。
一日で、です。ご存知でしょうか?
 そのスタッフは、機材も人手も必要、機材は自分で持っているから今回
は請求しないでおく、でもどうしても人手は必要、でも人を雇えるほどの
予算はない、ならば劇団の方で手伝える人を用意して下さい(一人では仕事
が進まないから、プロじゃなくてもいてくれたら助かる)、という状況が
想像できるのですが、そういうことではないでしょうか。
 少なくとも、そういう状況は「小劇場」で芝居をしている人たちの中で
は、よくある話です。そのスタッフの考えがうまく伝わってなかったと
したら残念です。また、まったくの的外れならごめんなさいです。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、業界全体ではなく、個別の問題という点が大きいみたいですね。

情報を少なくしたのは、一例にスペースを割きすぎると、本題が見えなくなってしまうと思ったのと、ネットで詳細を書きすぎると、特定に繋がる可能性も大きくなると思ってしまったというのがあります。
すみません。
機材というのは映像関係です。
相場というのはインターネットにあった業者さんの貸し出し額を参考にしました。
ちなみに、自分が質問欄に書いた状況(機材貸し出しと交換で、3日間云々の部分です)は、現場にスタッフの方が来て、仕事をするのではありません。
純粋に「機材のみ」を貸していただきたい、という時に出た話です。
スタッフの方が来て現場に付いて、機材も貸して、というのなら金額が全く別になるのは承知しております。

交換条件というものは、対等な立場同士でないと難しいですよね。
それを「高圧的に」「自分に明らかな利益がでるように」条件を提示することが、小劇場業界ではあたりまえなのか?思ってしまいました。
小劇場関係の手伝いや、公演関連で知り合った人の中で上記のような人の割合が高かったので。
それゆえの質問でございます。

お礼日時:2008/08/02 22:41

極小劇場に関わっているものです。


「非建設的」と云う意味がよく判りませんが、演劇をしたくて仕方のない人々は、建設的な思考ではなく、表現したい衝動で行っている方が殆どです。そこでは採算は二の次となっています。赤字が出たら困るな、とは考えますが。ギャラ云々は殆ど考慮に入れていません。寧ろ、稽古場の確保や機材の保全等、芝居を打っていなくてもお金が出ていくのですから。
確かに、依怙贔屓をする演出家もいるでしょう。しかし、それだけ見て判断して欲しくないと思います。
小劇場会は今人手不足な処が多く、横の関係で、客演やスタッフ協力で成り立っている状態です。そのような世界で顰蹙を買うような真似は、自分で自分の首を絞めてしまうことになるのですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「非建設的」というわかりにくい表現を使って申し訳ありません。
建設的の対義語は「破壊的」だと思うのですが、そういうニュアンスではなく、「悪い状態のまま放っておく」というような意味を持たせたかったので、「非建設的」と書きました。

そうですね、演劇がしたい人は第一に「表現」そして「採算」なのかもしれません。
それは構いません。自由だと思います。
私が「2」で言いたかったのは、「自己利益のために、理不尽な対応をすることが、まかり通っていて、結果的に演劇業界に悪影響なのでは」ということです。
「1」に関しては、ごく一部の関係者の方がそう話していただけで、全体がそうなわけではないことがわかりました。

お礼日時:2008/08/02 20:10

 別に関係者ではなくただのお客さんです。


しかし、客観的に見させていただいて、明らかに誤解ではと思える部分がありますね。

>「ギャラについては公演が終了してから請求します」といって、なかなか値段交渉をさせてくれない人。

 これは、客入りを見て、そこそこの実入りがありそうならそれなりの請求をしたいけれども
明らかに赤字ならおまけしましょうという意味なのでは?
赤字公演なのに決まりどおりのギャラを請求していると
「今回の○○さん(スタッフ)のギャラは明らかに高過ぎ。」と陰口をたたかれて
扱いにくいスタッフという評判になり、その後の仕事が来なくなるからでしょう。
スタッフだってプロとしての自負があり、それなりのギャラをもらわないと生活できないから
結構儲かっているのにうまく言いくるめられて安いギャラにされないように考えているんだと思いますが。

>「機材を貸す代わりに、3日間手伝える人を一人下さい。」というなんの根拠もない交換条件を出してくる人。

 機材の貸出料がいくらくらいのものかわかりませんが
つまりは無料でお貸ししましょうという申し出ですよね。
これのどこが不満なのか理解できません。
いくらなんでもただで貸してやろうとは言えないから
3日間働いてくれればいいからと申し出てくれているのです。
ただ働きと思うから腹が立つのかもしれませんが機材の料金は0円ですから
少ない予算を減らさずにすむと助かりますよね。
大学生ががんばっているから応援してやろうと思っているのがわからないんでしょうか。

>「忙しい」という理由で平気で約束を破り、遅刻する方。

 これはもう人間性の問題ですよね。
演劇をやっているような人は得てして一般社会では通用しない基準を持っているものです。
悪く言えばだめ人間ですが、だからこそ人と違う光るものを持っているというのも確かなことです。
それ以外に考えられることは、やっぱりギャラの問題です。
学生相手に正規の料金は請求できないからかなりおまけして仕事を引き受けている
プロとしては不満がたまってそれが鬱屈して
少々の遅刻くらい認めてもらえなければやってられないよという屈折した表現なのかもしれません。
いやならその人には二度と頼まない、それが正解でしょう。
そうすれば仕事の依頼が来なくなって困るようになり、時間厳守に代わります。
それがわかっているのに遅刻を繰り返すようなら
待遇や運営方針などに不満があって、この仕事を降りたいという意思表示なのかもしれませんよ。
そういう視点で自分たちを見てみたことがありますか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
関係者以外の方も参考になります(客観的に見ていると思うので)

1→なるほど、「働いた分」ではなく「結果報酬」という形もありますものね。
ここでは自分の説明不足だった点もあります。
例えばスタッフの方のギャラ相場が20万だとします。
そこで、もしお客さんが満員になったら、ギャラを10%増にして欲しい。というのならばわかります。
その場合、公演終了してから請求でも何の問題もありません。
しかし、私が書いた例は、「金額を全く教えてくれない」のです。
だから、もちろん、相場はありますが、まちまちで、こちらが「20万位かな?」と想定していても、公演終了後に「30万です」と言われる可能性もあるのです。
学生で劇場を借りて運営する場合、全体でかかるお金は高くて100万位です。そのなかで、5万、10万違ってくると大きいのです。

2→確かに、向こうの好意で提案してくれたという見方もあります。
しかしその機材の貸し出し相場は1万5千円ほど。(質問に書いていなくてすみません)
学生でも2日丸々働けばそのくらいの金額は稼げます。
ちなみにその人が言った「3日間」は丸々、劇場で仕事です。
残念ながら、わたしは「応援」のメッセージは感じられませんでした。

3→そうですね。社会では「常識がない」と言われそうな人でも才能があれば、活躍できる。
芸術分野とはそういうものですね。
「学生相手に正規の料金は請求できない」との考えですが
一般社会と違い、これはないと思います。(少なくとも自分たちの周りでは)
ボランティア精神のようなもので、割引をされたことは一度もありません。
しかし質問者さんの言う通り、どこか認識が甘い所はあると思います。
常にそういった視点で、自らを見る目を厳しくしていくことは大切ですよね。肝に銘じておきます。

お礼日時:2008/08/02 01:31

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