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大学のカリキュラムでよく分からない点があるんですが、例えば「外国語学部英語専攻」と「文学部英文学科」の根本的な違いはなんですか?
もちろん外国語学部は言語を学び、文学部は文学を学ぶところ・・・という事は分かるんですが、例えば授業内容や演習をする対象でどのような違いがあるのか教えてください。

A 回答 (3件)

英会話、英語を取得するためではなくて


学問として「語学」または「文学」を学ぶということは理解されていますか?

その手段として英語を使うというだけです。

ですので外国語学部なら「語学」としてのアカデミックな勉強があります。
音声学とか、言語学とかが入ってきます。
あとは英語スキルとしてのコミュニケーションや多少文化論的なものもあると思います。
大学によって違いますので「シラバス」を公表している大学もあるので
検索してみてください。

一方文学部はその通り、文学を解釈する学部です。
英米文学についての一般的なものや文学史的なもの
作品を理解する文化的な背景や宗教の科目もあったりします。
シェイクスピアなどはどこもやるんじゃないかと思います。

あなたがもし英語が得意で好きだから、英語関係を目指しているというだけで
文学を読むのが好きでない、英米文学で研究したい作品や作家もいないなら
英語科の方がいいでしょうね。

もし、マニアックな語学はちょっとつまらないとか
文学が好きだとか
将来文学の翻訳をやりたいのなら文学部じゃないでしょうか
(文学的な翻訳だと、作品を再構成する創造力や、解釈の視点が必要なので…)

とりあえず志望大学か、英文科、英語科のシラバスを検索してみてください
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大学によって違うので、根本的な違いはそれほどはっきりはしてないです。


というのも、最近は、特定の国を研究するのはよくない、という方針があって、英文科にしろ、英語科にしろ、英米ではなく、英語圏という考え方で、語学、文学、文化などを広く、という傾向があるからです。
だから、大学ごとに、どういうところに力を入れているかを確認する方がよいと思います。
ちなみに、先生は英文学でも外国語学部に就職したり、英語学でも文学部に就職したりしているので、教授陣で違いというのもあまりないです。
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簡単に違いを言ってしまえば


(1)「外国語学部英語学科の方が文学部英文科よりも実用的な語学を重視している」英文科でも、それなりに実用語学を取り入れたりしていますが、やはり文学に縛りからは抜け出ることは出来ないようです。イメージとしましては読解力を高める授業では外国語学部では英字新聞等を英文科では英文学を使うという感じです。
(2)「専門分野が違う」
どちらの学部でも語学の他に学問的な勉強もするのですが
英文科ですることは文学の研究、たとえば「この文学作品は当時の~の様な社会背景を反映している」とか「この作家は、こういう生い立ちを持っているのでこういう嗜好を持っている」とかですね。一方、外国語学部では、国際関係論やコミュニケーション論、ツーリズム研究なども専門にすることも出来ます。

結論から言えば、「英語が好き」というのなら外国語学部の方がいいと思います。文学部英文学科は文学(国語の古文とか)と世界史が好きな人向きです。
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