牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

高2です。
自分は本が好きです。活字読むのとか苦ではありません。
授業中に川端康成や太宰治などの文豪達の生い立ち(?)を知り、
軽く感動に似た物を覚えました。
単純に本が好きだから文学部の日本文学科へ~って、甘いでしょうか?
でも古典は軽く苦手です…。
それと、文学部の特徴なども教えて下さい。

今進路で相当なやんでるんです…;;

A 回答 (8件)

現役文学部教授の私がちょっと思ったことをお答えします(国文科です。

専門は古典)

本が好きで国文科・・・いいと思いますよ。うちの学科の学生も、ほとんどが「本が好き」「本を読むのが苦痛でない」と言っています。入試にはおそらくどこでも古文が必要ですが、それは受験勉強でなんとかなることです。入学した後、必修で古文が課される大学も多いと思いますが(かなりの国文科では、「文学コース」と「語学コース」のような分け方をしていて、これは強制ではないのですが、文学関係の科目を沢山選択出来るコースと語学関係の科目を選択出来るコースを作っています)、近現代文学を研究するのにも古典は必要な場合が多いです(谷崎潤一郎や三島由紀夫などは古典を読んでいないとだめですから)。大学の古典は、文法ばかりの記憶などのような高校国語の「古文」とはまったく違うものですから、あんまり心配する必要はありません。

ただ、今までの回答にもあるように、どの大学のどの学科にどんな教員がいて、その人の専門は何か、ということはよく調べておく必要がありますよ。今ではネットのHPでだいたいわかりますし、本を出している教員ならばその本を探して読んでみることも出来ますね。
また、単に「好き」だけでは研究は出来ませんので、ある程度地味な努力(近現代なら文学理論の本を読むとか、先行論文をこまかくチェックするとか)が要求されます。でも、なんと言っても「好き」がいちばんですよ。私も国文科教員として、本が好きな学生さんに入学してほしいと思っています。
しかし、国文科を卒業しても就職にはまったく関係ないことは承知しておいてください。国語の教員への道も非常に厳しいですし、大学院に進んで博士号をとっても大学教員への就職はまったくないのが現状です。うちの卒業生も、銀行、郵便局、事務、などの職業についており、国文科で学んだことを職業に生かすことは無理でしょう。編集者という道もありますが、私がおつきあいしている編集者は全員「高偏差値大学」出身者です(東大、慶応、など)。

いろいろ言いましたが、夢を捨てずにがばってください。
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他の方も書かれているので、重複する部分もありますが。

。。

今、高校2年生ということであれば、そろそろ、具体的に志望校などを考えてみては、どうでしょう?
まだ、「夢」でいいですよ。
「この大学で、この先生の講義を受けてみたい!」っていう程度でいいので、具体的な、大学と学部を選んでみるといいですよ。
そういうことを調べていれば、大学ごとの文学部の特徴もわかってくると思います。

ちなみに、わたしは、短大で国文をやりましたが、江戸文学が好きで、短大で江戸文学をやれるところは、かなり少なかったので、そこを第一志望に選びましたよ。

あと、現在、図書館で司書をしていますが、「文学部を出ているから司書」というのは関係ありません。
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文学部を卒業したらどんな職につけるか調べてみたらどうですか。


大学に残る、新聞社、出版社、図書館司書ぐらいしか思い浮かびませんが、調べてから文学部へ行くか否かを決めればいいと思いますよ。
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いいと思いますよ!


だって何にでも『きっかけ』って大切だと思いますし。

自分が興味あることなら
どんどん自分の力になるはず!
勉強がおもしろくなるとおもいますよ
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短大で歴史学を学んでから法学部に編入しました。



同じ大学に国文学を学ぶ学科もあったのですが、歴史学とか文学の学部に来る人はその分野が好きな人ばかりです。質問者さんのように本が好き、古典が好き、聖徳太子がすき、新撰組が好き・・・そんな人が多いです(だからオタクが多い・笑)。なぜかというと、その先就職するのに文学部って何になるか見えにくいんですね。だからとりあえず大学にいきたいというような人が少ない。よって本当に好きな人の割合が高まるのだと思います。

ただ、そういう好きなものを極めるのと研究対象としての学問は別のもので、研究対象としての文学や歴史学に興味を惹かれず、進学を後悔する人も見かけます。わたしは、それまでの暗記する歴史学より文献を読んで、分析してという学問という歴史学をとても興味深く感じ、歴史がもっと好きになりました。そういう人が多いことも事実です。(だったらなんで法学部にいったんだという話ですが・・・。)

法学部に入ってそれをすごく感じました。経済学部もある大学でしたが、司法試験やら一流と呼ばれる企業を目指してがんばる人もいる反面、とりあえず大学卒業して適当に就職できればいいやという人も多かったです。

だからといって、文学部だからって就職できないわけではないです。
職業によって学部による有利不利は出てきます。それをどこでも無難にいけるのが法学部や経済学部です。

本が好きで文学部というのはよくある考えです。しかし、文学部に入って本だけを読んでいるこわけではないですし、大学によってどんな文学を学ぶか(古典を学ぶようなところと現代の文学を学ぶようなところ、など)という点などを含めてもう少し詳しく調べてみる必要があると思います。
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本が好きだから文学部はあまいでしょう。

私は、理科に興味があったので理学部にいきましたが、卒業研究や実験で苦労しました。就職も悪かったです。文学部より法学部、経済学部、教育学部(国語専攻)などが良いでしょう。
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 私も文学部への挑戦をお勧めします。


 私は大学時代は文学部で西洋哲学と近代小説の関係を研究していましたが、社会に出てからは食品・酒類の専門商社に就職し財務・システム(IT部門)と働いてきました。「文学部に入ったから将来の進路が狭まる」と言う事はないと思います(不利になるかは分かりませんが、授業内容は確かに他の学部が羨ましく見える事もあります)。
 月並みですが、「入学してから」の努力でいくらでも変える事は可能です。
 
 また、やはり大学の文学部は「研究する事」がメインになるので、文章を読む事や書く事が好きだからと言って必ずしも楽しい、と言うわけではありません。苦手な文体や作家の文章を読み解いたり、古典や他の国の文学を読んで比較研究をしなくてはならない事もあります。
 「文学部が思ってたところと違った」と言って転部をする生徒も事実結構な数でいます。私は本を読むのも書くのも嫌いですが、不思議と授業は楽しかった記憶があります。
 
 動機は甘くは無いと思いますし、他の皆も多くは「好きだから」文学部を受けるのでしょう。ただ、他の方が仰るように、大学の文学部が「何が出来るところなのか、何を学ぶところなのか」を調べるといいと思います。その上でどうしても行きたいと思うのであれば、「好き」という動機をじっくり突き詰めてみてください。

「私はこういう理由で日本文学の研究がしたい、研究をすればこのような結果が出る(自分にこんな力がつく)、そしてそれが実現できるこの大学の文学部を受験したい」

 これが具体的に自分で言えるようになれば、親族の方や学校の先生はきっと応援してくれるのではないでしょうか。
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構わないと思います。

とてもいい事だと思いますよ。

ただし、「行こうとしている大学の文学部が、何を学ぶところなのか」をしっかりと意識して調査してみてください。
大学で文豪の生い立ちなど、しっかりと学びなおして造詣を深めたい!というのは素晴らしい動機だと思います。
そこで学んだ結果をその後の人生にも生かして行って欲しいと思います。
※将来のことをしっかりと考えるのであれば、その先の進路についても検討して親や学校ともよく相談した上で決めると後々悩みが少ないと思いますよ。
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