14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

はじめまして。谷亮子選手の一回戦をみました。柔道を見るのも全くはじめてで、もちろんルールはさっぱりわかりません。私の想像していた柔道は、投げ飛ばす、とか、そんなかっこいいイメージでした。でも見た試合は、全くお互い近づこうとしない印象で(作戦だったのかもしれませんが、柔道がわからなくて、、、)、途中、素人にはわかわからないポイントが入ったりでした。せっかく組み合っても、すぐ床にまるまっちゃて、、、。柔道は、あれが普通なのですか?谷亮子さんは、ママアスリートで個人的にはすきなのですが、今までみるチャンスがなかったので、これを機会に、柔道をみてみたいと思うのですが、、。簡単に
わかりやすくルールを教えて下さいませんか?「指導」「待て」とかいう判定?もさっぱりわかりませんでした。ネットで調べてもみたのですが、、わかりません。今日、テレビでみた男子柔道は「1本背負い」で素人にもわかりやすく、私の思ってた柔道、のイメージでした(知らないだけで、ごめんなさい)。女子柔道は、1本背負いとか少なく、あんなチマチマした感じの試合なのでしょうか?(谷選手を批判してるわけではありません)。それから次の谷選手の試合で、谷選手だけに反則で相手に10点ポイントが入ったのも、私には何故だかわかりませんでした、、。たくさん質問ごめんなさい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

柔道のルールに関しては、


簡略版↓
http://www.coara.or.jp/~arakei/jrule.htm
詳しくは↓
http://www.judo-jp.org/ijfk/ru%5Eru.html

基本的には、(オリンピックの中継向けに書きますが・・・)
・柔道は、相手を投げたり押し倒したり足を引っかけたり押さえ込んだりして、背中をべったり付けさせる競技と考えてください。

相手の足を引っかけたり体を投げ飛ばしたり、相手を押し倒したりして、技をかけて決まったとき・・・
・効果1点 (技が決まってるけど、相手の背中がほとんど付いてない)
・有効10点(技が決まって、相手の背中が半分くらい付いた)
・技あり100点(技が決まって、相手の背中がほとんど付いたが、ちょっと技の勢いがなかった)
・一本 試合勝利 (誰がみても、相手の背中が付いてて、技の切れ味があった時)

※注意 自分から背中を付いたのは、カウントに入りません。これ重要。ともえ投げとか、自分から背中付いて相手を投げますので。

相手を押さえ込んだら・・・
・15秒以上の押さえ込み・・10点
・20秒以上の押さえ込み・・100点
・25秒以上の押さえ込み・・試合勝利

関節技をかけたり、相手の柔道着を使って相手を絞めたりして、相手が参ったしたら・・・試合勝利

以上がだいたいのルール。

でも、これだったら、片一方が投げられたり押し倒されたりするのが怖くて、逃げ回ってたら勝負が付かないので、
・消極的
・組まずにチマチマしてるw
・逃げることを目的に、技が決まるわけない体制で投げて逃れる(かけ逃げ)
・反則行為
などの場合、注意が与えられ点数が入ります。
・指導=効果 1点
・注意=有効 10点
・警告=技あり 100点
・反則=1本 試合勝利

こんな感じです。
あと、
指導2つ=有効 1点が消えて10点になります。
有効2つ=技あり 10点が消えて100点になります。
技あり2つ=1本 試合勝利となります。

>「指導」「待て」とかいう判定?もさっぱりわかりませんでした。
指導 は、 上に書いたとおり。
待て、は、両者がこう着状態になったり、相手に注意などを与えるために、両者をタタミの中央に戻させるために待てを言います。

>テレビでみた男子柔道は「1本背負い」で素人にもわかりやすく、
>女子柔道は、1本背負いとか少なく、あんなチマチマした感じの試合なのでしょうか?

覚えておいてほしいのは、相手にワザをかけるときは、自分もワザをかけられる可能性があるのです。
ボクシングと同じで、自分がパンチを出しているときは、自分の顔はガードされてませんよね?? そのときに殴られたら最悪KOされるのです。

柔道も、自分が一本背負いをかけようとしたら、相手にかわされて、その瞬間に、自分の尻とか腰をを持たれて投げられたら、(ワザを返す、と言います)自分が一本背負いしようとしている勢いもあるから、体が一回転して背中が着く→一本となりかねません。

4年に1度しかないオリンピックです。 1本負けとか技ありとかは避けたいから、消極的になりがちなのです。だから、チマチマした試合に得てしてなります。

>谷選手だけに反則で相手に10点ポイントが入ったのも、私には何故だかわかりませんでした
あの試合は、谷選手も相手も、あなたが言うところの、組まずにチマチマした試合に終始してて、最初に両者に指導1点ずつ入りました。
→以降も、チマチマした試合だったのですけど、相手は、チマチマした中にも、少しだけ相手をつかんで投げようとしてた一方、谷選手は、審判から見ると、チマチマするのに終始してたから、(←かけ逃げ的に相手をつかんだのは、つかんだ内に入らない。これ重要。)谷選手にだけ指導2つめが来た→指導2つ=有効 10点 となりました。

まあ、昨日の試合は、谷選手だけ指導2つめ取られたのは、ちょっと微妙だったとは思いますけど、個人的には、あの判定はあり得るとは思っております。

この回答への補足

4分、の間違いでした!

補足日時:2008/08/10 21:50
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。すっごくよく理解できました。これで他の試合も少し楽しく見れます!試合時間って昔から5分なんですか?10分くらいあってもいいんじゃないかしら、、。と素人は感じました。谷選手の1本背負い、みたかったです。すぐ丸まっていたのは(うまく表現できませんが)、背中をつけられたくないから?ですか?ああすれば一番わざをかけられにくい、のでしょうか?

お礼日時:2008/08/10 21:01

#2です。



>試合時間って昔から5分なんですか?10分くらいあってもいいんじゃないかしら、、。と素人は感じました。

大会によって違います。規則上は、3分~20分の間で決めたら良いみたいです。
ちなみに、全日本柔道の大会は6分の試合です。

>すぐ丸まっていたのは(うまく表現できませんが)、背中をつけられたくないから?ですか?ああすれば一番わざをかけられにくい、のでしょうか?
ワザをかけた後が、自分が相手からワザをもらう危険があるとは、先ほど書いたとおり。
一本背負いとかかけて、相手が上から乗ってきて、丸まらずにボーっとしてたら、そのまま180度体を回転させられて、押さえ込まれてしまいます。だから、丸まって防御するのです。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。そのあとみた試合は、ご説明のおかげもあって、わかりやすく面白くみれました。生まれてはじめてみた試合は、素人目にはほんとに、チマチマしてて、すぐ丸まって、なんなのだろう、って不思議に思ったくらいでしたが、きちんと理由がわかりすっきりしました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/11 07:27

あの試合は、いまいち後味の悪いものでしたね。


谷選手は、身体の大きいルーマニアの選手に後ろ襟を掴まれることを警戒していたんです。
そうして、ルーマニアの選手は技で勝る谷選手と真正面から組み合うことを避けていたので、あのようなにらみ合いが続いたんですね。
それが長く続いたので、「指導」という「もっとちゃんと試合しなさい」という反則で減点されたのです。
谷選手だけに二回目の減点が入ったのは、ちょっと意外でした。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。やっぱりあの減点は意外ですよね~。しかし、柔道って、スカッと投げる、ものと思ってました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/10 20:55

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