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日本では、金銀銅のメダルを獲得していなくても、”5位入賞”とか”8位入賞”と表現して選手をたたえていますが日本国外ではまったくそういう表現を聞きません。この”入賞”とはどういうことなのでしょうか?

A 回答 (3件)

オリンピックでの“入賞”とは、国際オリンピック憲章で定められた「入賞者名簿」に載る人のことです。


各競技で1位~8位に入った競技者は、それぞれIOCから賞状が授与されて「入賞者名簿」に記録されます。
従って厳密に言えば、1位~8位に入った人全員が入賞者になるのですが、
ご存知の通り、1位~3位の人にはメダルが授与されて「メダリスト」と称されますので、
一般的には4位~8位の選手を指して「入賞者(Honor)」と呼ぶことになっているようです。

国際的なルールですから、当然外国でも扱いは同じです。
しかしオリンピックはやはり「メダル」を目指しての戦いになるわけで、
4位~8位だと、どうしても「入賞おめでとう」と言う気持ちより
「あとちょっとでメダルだったのに惜しい!」という気持ちが先行してしまいます。
当然報道のスタンスも「残念。メダルに届かず」と言った形になりがちですので
入賞という表現をあまり用いない背景には、そうした国民感情的なものも影響しているのではないかと思います。

参考URL:http://www.joc.or.jp/olympic/charter/chapter5/71 …
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この回答へのお礼

よくわかりました。
ありがとうございます。
でもまさに、人種の違いや考え方の違いが出ていますね。

お礼日時:2008/08/15 04:35

基本的に4位から8位の選手を指すものです。


1~3位の者にはメダルを。4~8位の者には賞状を。
といった具合です。
日本国外でほとんど入賞という言葉を聞かないのは、「1~3位に入らなくては意味がない」という考えが強いらしく、4~8位などでは騒がれないんです。それとは逆に、日本ではたとえメダルが取れず4~8位の入賞であったとしてもそれは上位に食い込んだことは確かであり、その頑張りを認め称える、という考えが強いんです。
こうした概念、考え方の違いによるものです。
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オリンピック質問箱


http://www.joc.or.jp/olympic/qa/index.html
これを読めば分かるかと。
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