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海外に長く住んでいます。 日本を「にほん」と読む場合と「にっぽん」と読む(発音する)場合がありますが、何かルールのようなものがありますか。 こちらの テレビジャパンのNHK のアナウンサーはほとんどの場合、(にっぽん)と言っているそうです。

私は昔、アナウンサーをしていましたが、そのときは(にほんれっとう)(にほんせいふ)でした。 今は(にっぽんれっとう)(にっぽんせいふ)だそうですが・・・・・。   教えてください。

A 回答 (7件)

以下のURLを参考にしてみてください。



  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC

以下上記URLからの引用です。

『日本政府は正式な読み方を明確に定めていない。「にっぽん」あるいは「にほん」と読まれる。

「日本」の国号が成立する以前、対外的には「倭国」または「倭」と称したが、「やまと」の政治勢力が中心となって倭を統一したため、倭は「やまと」と読まれるようになった。日本へ国号変更された後も「やまと」の呼称は残り、日本は「やまと」と読まれ続けた。

同時に、「日本」国号は7世紀後半の国際関係から生じたものであるため、当時の国際的な読みである音読、すなわち「ニッポン」(呉音)または「ジッポン」(漢音)と読まれただろうとも推測されている。「ニホン」の読みがいつ始まったかは定かでない。平安時代の仮名表記では促音・濁音の区別がなかったため、「ニッポン」音も「にほん」と表記された。「ニホン」の読みはここから起こったと考えられている。同じ平安時代には「ひのもと」の読みも新たに起こっている。

室町時代の謡曲・狂言は、中国人に「ニッポン」と読ませ、日本人に「ニホン」と読ませている。安土桃山時代にポルトガル人が編纂した『日葡辞書』『日本語小文典』等には「ニッポン」「ニホン」「ジッポン」の読みが見られ、その用例から判断すると、改まった場面・強調したい場合では「ニッポン」が使われ、日常の場面では「ニホン」が使われていた[15]。 Xipangu、Japan、Japon 等、ヨーロッパ語圏での日本を表す語は「ジッポン」に由来すると考えられているが、「ジッポン」音は現在伝わっていない。このことから小池清治は、中世日本人が中国語的な語感のある「ジッポン」を使用するのは、中国人・西洋人など対外的な場面に限定されていたのであり、日常的には「ニッポン」「ニホン」が用いられていたのではないかと推測している。

その後、明治期に入っても「ニッポン」「ニホン」の統一がなされない状況の中、1934年(昭和9年)に文部省臨時国語調査会が、国号呼称を「にっぽん」に統一し、外国語表記もJapanを廃してNipponを使用すること、とする案を示した。しかしながら、完全な統一は果たされなかった。現在、通商や交流の点で海外と関連のある紙幣、切手などには「NIPPON」と描かれている。「NIHON」と表記する例はあまり多くない』

とあります。
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この回答へのお礼

お礼があそくなりました。
詳しく教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2008/09/24 02:11
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってもうしわけありませんでした。
ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2008/09/24 02:05

こんにちは。


私も以前から気になっていて、かれこれ20年ほど使い分けに注目していました。(←暇人)

明確な法則のようなものはないのですが、
「にっぽん」と読んで語呂が悪くないときは「にっぽん」を優先、
語呂が若干悪い場合は「にほん」と発音しているように見受けられます。

「にほん」と読むケースだけを挙げてみます。

日本アルプス
日本医科大学
日本育英会
日本エアシステム
日本狼
日本オリンピック委員会
日本海
日本海流
日本画
日本棋院
日本共産党
日本教職員組合
日本経済新聞
日本経済団体連合会(日本経団連)
日本原子力研究所
日本工業規格
日本工業大学
日本国憲法
日本語
日本三景
日本猿
日本歯科大学
日本式
日本酒
日本将棋連盟
・・・・・

「にっぽん」にしてもよさそうなものが結構ありますけどね。



外資系の企業名では、「にほん」と読む場合が多いと思います。
おそらく、「にっぽん」という音だと日本という国のナショナリズムを感じさせるので、それを避けている意味があるのではないかと思います。

<例>
日本アイ・ビー・エム(にほんアイ・ビー・エム)
日本ヒューレット・パッカード(にほんヒューレット・パッカード)
日本マクドナルド(にほんマクドナルド)



ちなみに、
「にっぽん×××」という名前の会社の会長が、
スピーチの中で、自社の名前を何度も「にほん×××」と言ってしまったという笑い話があります。
(社長は、ちゃんと「にっぽん×××」と言っていたらしいです。)


以上、ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってごめんなさい。
私も「語呂」だと思いますね~。
色々な例をあげてくださって、ありがとうございました。
20年たっても、使い分けに注目していてください。ふふ。
何事にも疑問をもつ、って大切なことだと思います。

私の人生には「ま、いいか~。」というあいまいさを受け入れる事ができないので疲れます。

お礼日時:2008/09/24 02:19

NHKは国営放送局として政府の意向が働いているように


見える。最近の国語国策はひどいものだ。日本の呼称もそ
の一つに過ぎない。
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この回答へのお礼

ご意見、ありがとうございました。
まあ、国営放送だから仕方がないのでしょうかね?

お礼日時:2008/09/24 02:21

1970年にニッポンであると法律で定められたのですが


定着しませんでした。
日本橋、日本晴れなど一個の名詞については
もともと適用されません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。ごめんなさい。
ちなみに、「日本橋」は東京の地名の場合は「にほんばし」で、大阪の地名の場合は「にっぽんばし」と発音します。

お礼日時:2008/09/24 02:26
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/24 02:23

私は、小学生の頃、「切手収集」と言う、今では古風な趣味を持っていました。



その時、先生に言われたのですが、
「ほら、切手を見てごらん。
『NIPPON』と、書いてあるでしょう?
『ニッポン』と発音するのが正しいんだよ」
と、教わった記憶があります。

現在の日本切手にも「NIPPON」と印刷されていますので、「発音のルール」は判りませんが、「ニッポン」が正しい発音だと理解しています。
(漢字変換は、「にほん」でも「にっぽん」でも「日本」に変換できますけど・・・)

「にほん」と言う発音は、「略」と言うか、言い易さからの発音。
そんな気がします。
「にっぽんれっとう」より、「にほんれっとう」が言い易い。
「にっぽんせいふ」より、「にほんせいふ」が言い易いですかね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってごめんなさい。
そうですね。日本政府発行の切手には NIPPON と書いてありますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/24 02:08

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