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アラキジン酸[CH3(CH2)18COOH] 1モルが分解されると、最終的に何モルのATPが得られるのでしょうか? 色々調べてみたところβ酸化9回で、アセチルCoAが10個(10モル)出来るとあったのですが、その後クエン酸回路、電子伝達系で最終的に何モルのATPが出来るのでしょうか?
よろしく、お願いします。

A 回答 (3件)

アラキジン酸が完全にβ酸化されたときに、TCA回路、電子伝達系で得られるATPの総量(収入-支出)ということでよろしいでしょうか。


大学時代の期末試験で同じような問題に遭遇したので、よく憶えています。

(-CH2-CH2-)が1単位でアセチルCoAが1個なので、β酸化が9回転してまず9個、そこに最後の(CH3-)一個がアシルCoA(=アセチルCoA)なので、まずβ酸化の過程でアセチルCoAが10個できます。
また、β酸化の途中でNADHが1分子、FADH2が1分子できます。
ただし、β酸化の最初の過程でATPを1つ消費します。
したがって、まずβ酸化の時点でアラキジン酸が完全に分解されて得られるものは、10分子のアセチルCoA、9分子のNADH、9分子のFADH2、-9分子のATPです。

TCA回路では1分子のアセチルCoAから始まって1回転すると、ATPが1分子、NADHが3分子、FADH2が1分子できます。

1分子のNADHからは電子伝達系で3分子のATP、また1分子のFADH2は2分子のATPを産生します。

上記反応を全てまとめると答えになるかと思いますが、
10年ぶりくらいに開いた大学時代のノートなので不完全かもです。ちょっと教科書探してきます・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。回答にあるとおり、ATPの総量ということです。
計算してみますと、β酸化で、ATPが9x3+9x2-9x1=36分子。TCA回路-電子伝達系で、ATPが10x(1+3x3+1x2)=120分子。よってATPの総量は156分子、ということになります。
β酸化で出来るNADH,FADH2からも、ATPが産生されるということで計算しましたが、よろしいのでしょうか?

お礼日時:2008/08/24 18:39

No.2です。


ごめんなさい、やはり勘違いがありました。

>ただし、β酸化の最初の過程でATPを1つ消費します。
これは語句的に正しいんですが、内容を勘違いしていました。
最初に脂肪酸から脂肪酸アシルCoAを合成する時に、-1分子のATPです。その後は脂肪酸アシルCoAが2炭素づつ短いアシルCoAを合成していきます。ということで、最初だけ1分子のATPを消費です。

>したがって、まずβ酸化の時点でアラキジン酸が完全に分解されて得られるものは、10分子のアセチルCoA、9分子のNADH、9分子のFADH2、-9分子のATPです。

は間違いで、正しくは
10分子のアセチルCoA、9分子のNADH、9分子のFADH2、-1分子のATP
です。

他のところは良さそうですが・・・

#結局、教科書が見つからなかったのでwikipediaを見ました。
あと、ここも参考にしたのですが
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/betao …
こちらは最初に-2ATPだそうですので、ちょっと違いますね。
できれば教科書等で確認されることを望みます。
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この回答へのお礼

大変ありがとうございます。
大体分かりました。最初のATPの消費のところは、図書館で調べてみます。

お礼日時:2008/08/26 07:14

キックボクサーマモル?

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