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年式不明の板を中古で手に入れました。
メーカーはサロモンで、ビンディングのフロントピースの前に、PROLINK と掘り込みのある黒い出っ張りがあります。テールには axendo8 の文字が入っており長さは約194センチメートルです。
センターマークの近くには、MONOCOOUE PROLINK と書いてあり、そのサイドには、SALOMON ORIGINAL CONCEPT と書いてあります。
反対のサイドには、Pr7/8 と書いてあり、ふろんとぴーすのすぐまえに   DR 75 と書いてあります。
プロポーションはトップが、100mm、センター63mm、テール、89mmとなっています。
トップとテールにはプラスチックの部品が付いています。
ソールには何も書かれておらず、真っ黒です。

 このスキー板のことをご存知の方その年式、コンセプト、当時の値段など教えていただけないでしょうか?

 そしてタイトルにもありますように、この板はカービングスキーなのでしょうか?

A 回答 (1件)

初めまして、ukkiiさん。

ski-manと申します。
さて、幾つかの質問があおりの様なので、分けてお答えします。

(1)PROLINK と掘り込みのある黒い出っ張り
これは、今シーズンモデルンにも搭載されているメカニズムで、板が受けた雪面からの衝撃を吸収(緩和?)してくれて、板がバタつくのを抑えてくれます。

(2)axendo8 
このモデルは確か、98~99年モデル?だと思います。
上記のPROLINKが後部にはないと思いますが。

(3)MONOCOOUE PROLINK 
これは、板の製造方法です。
MONOCOOUEは“モノコック”と呼びまして、昔の板と違い(昔は滑走面の上に何種類かの素材を重ねていました)、
一体成型で作られているスキー全般の構造を意味します。
“一体成型”はそうですね、F1のボディ、簡単な例だと長靴を思い浮かべていただければイメージできるかと思います。

(4)SALOMON ORIGINAL CONCEPT 
これはそのまま、サロモン独自の構想ってところですね。

(5)Pr7/8 
これは、サロモン独自のサイズチャートから算出した、その人に適切な長さを示す数値です。ちなみにukkiiさんは慎重どのくらいですか?もし女性でしたら失礼な質問ですが、使用する人の身長・体重・すべるスタイルなどから
算出します。当時のカタログやお店にチャート表がありました。

(6)DR 75 
えっと、これはですね、「板の硬さ」だと思ってください。つまり、上級者になればなるほどこのDR値があがります。ちなみに僕がまだたまに使う、アクセンド・セリ―はDR120です。

(7)100mm、センター63mm、テール、89mm
当時は“ピュアカービング”というカテゴリーに分類された、れっきとした「カービングスキー」です。
“100mm、センター63mm、テール、89mm”はそれぞれ、板のトップ、センター(ビンディングの間)、テールのそれぞれのエッジからエッジまでの数値です。

(8)当時の値段
えっと、うろ覚えですいません。確か、量販店(ア○ペン)などでビンディングなしで5~6万ぐらいだったとおもいます。カービングスキー入門用といった位置付けです。

以上、ukkiiさんの疑問を解消できれば幸いです。
もし、僕の回答で誤りやもっとわかりやすい解説ができる方がいらっしゃったら、補足をお願いします。

あ、ちなみに僕はメーカーの人間ではありません。スキーを愛する、「一スキーヤー」です。
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この回答へのお礼

板の特定に役立つかと思い、意味もわからず書き込んでいましたが、なるほどそうだったんですか!
感服いたしました。
ところでこの「ピュアカービング」、今のカービングと比べてどんなもんなんでしょう?
カービングにとって194センチメートルの長さというのは、どのような性格になるのでしょうか?
スキー場に持って行っても良いのでしょうか?
後ろ指刺されないでしょうか?
こんなに丁寧にお答えをいただいたのに重ねての質問も失礼かとは思いますがよろしければご教授ください。
by中年親父

お礼日時:2002/12/21 03:40

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