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9月20日だったか21日だったか、午前7時過ぎの2,30分くら
いの間に、千葉県を震源地とした震度3の地震が3回連続で発生しま
した。

特にニュースにもなってないとは思いますが、3回に分けて発生した
ということは、もしかして大変な幸運なのではないかと思いました。
もしこれが一回の地震でエネルギーを一気に放出していたらそれこそ、
関東大震災級の大地震になっていたのではないかと。

地震には特に専門知識のない全くの素人ですが、ふと、そんなことを
考えました。
果たして、ほぼ同一震源地で短時間の内に連続して地震が発生した場
合、それは一度しか発生しなかった地震よりエネルギーが分散され、
結果として震源地は甚大な被害を被らずに済んだという認識でよいの
でしょうか。

どなたか御教示いただければ幸甚です。

A 回答 (4件)

地震の規模(エネルギーの大きさ)はマグニチュードで表されます。


震度3程度の地震ならマグニチュードはせいぜい3程度(震度とは違いますよ)でしょう。
これが3個まとまればエネルギーは3倍になりますが、マグニチュードは対数計算なので3倍にはなりません。マグニチュードが1増えるとエネルギーは31.6倍になります。だからこの規模の地震が30個まとまってようやくマグニチュード4くらいです。
関東大地震はマグニチュード7.9だったと思いますので、質問の規模の地震が30×30×30×30×30=24300000個くらいまとまらないと、その規模にはなりません。
3個や4個まとまっても1個のときとほとんど変わりません。ご安心ください。
ただ、小出しに何回も地震が起こればその分エネルギーが開放されます。群発地震とか。

http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclien …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/10/01 20:26

簡単な計算ですが、No.3さんの答えで概ね正解です。

M4.8くらいの地震が3回起こったところで気休めにしかなりません。

そもそもプレート境界型の巨大地震は、大きなアスペリティ(プレートがくっついていて、地震になると一斉に破壊される場所。プレート間の断層みたいなもの)が【一度に】ずれることで発生します。
なのでそもそも「小さな地震をいくつも集めれば大きな地震になる」という考え方自体が正しくありません。

なおほぼ同一の場所で複数回の地震が発生することは比較的よくあります。代表的な例が、大きな地震が発生したあとであり、ほぼ同じ場所で余震が頻発します。
また火山の周辺でも短時間に多くの地震が発生することは珍しくありません。それ以外にも日本の一部の地域では、小さな地震が連発しやすいようです。千葉県もそうした地域のひとつです。

ちなみに、「震源地」という言葉は地震が発生した場所の真上にある地上の点を指します。これを「震央」と呼びます。
たとえば千葉県の地震と言ったとき、地震は千葉県の地上(地面すれすれ)で起きているのではなく、千葉県の地下で発生しているはずです。しかし震源地と言えば、千葉県の地上の点を指します。
「震源」は地下の地震が発生した場所を指します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
いい勉強になりました。

お礼日時:2008/10/03 08:36

ANo.2です。


ちょっと訂正です。

今確かめたところ、9月21日7時17分発生の千葉県北西部を震源とする地震は、マグニチュード4.8でした。その時間近辺で同じ震源の地震は見つかりませんでしたが、この地震が多発したとします。
関東大地震相当になるには、
30×30×30=27000個以上
まとまらないとだめですね。
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震源が同じではないときは最初の地震が引き金になって連鎖反応が起こることもあります


震源地が同じといっても複数の震源があることもあります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/01 20:27

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