電子書籍の厳選無料作品が豊富!

依稀たり昔日(せきじつ)
潼関の厄いに
彷彿たり当年(そのかみ)の
赤壁の危うきに

1行目をご覧ください。大辞林によると、依稀には2つの意味があり、(1)似ている(2)ほのかである だそうです。
この詩ではどちらの意味で使われているんでしょうか?

A 回答 (2件)

専門家ではないので定かではないのですが、私は(1)の方の意味だと思います。


『広辞苑』では、「依稀」の意味として「よく似ているさま。彷彿。」とあります。
対句になっているのですから、「依稀」と「彷彿」は同じような意味になるのではないかと推測するわけです。
倒置法になっているので、訳す場合は、

昔日潼関の厄いに依稀たり=昔日潼関の厄いによく似ていて、
当年の赤壁の危うきに彷彿たり=当年の赤壁の危うきを彷彿とさせる

となるのではないかと思うのですが。
    • good
    • 0

(2)ほのかである 


だと思いますよ。
「ぼんやりとほのかな(記憶のかなたの)昔の日々」
ということだと思われますが……
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!