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仮に過去の火山噴出物の成分と現在の火山噴出物の成分に違いが見られたとしたらどのようなことが推測されますか?ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

いろんなケースが考えられます。

たとえば三宅島の場合、比較的浅いマグマ溜りで玄武岩質マグマがゆっくりと冷えていき、次第にマグネシウムが数百年から1000年ほどかけて減っていきますが、あるところで急にマグネシウムが増えることがわかっています。これはマグネシウムの多いより高温の玄武岩質マグマが地下深部から上昇してきたことを示すと考えられます。こういうことが何回か繰り返されているようで、こういう事件が起きたときには、噴出量が大きかったり、カルデラを作ったりすることが多いので、素早く化学組成がわかれば、ある程度噴火規模を推定できるかもしれません。

このほか、いろいろな火山で組成の変化が調べられています。理由としては地殻の中のマグマ溜りで起きたことによる違い、より深いところからのマグマの上昇、そもそもの起源が異なるなどある程度説明可能なものから、よく分からないものまで様々です。有珠山などはよく分かっている火山ですね。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。

お礼日時:2008/11/02 14:09

マントルの組成が変わったのです

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